本日は🐧「タキシードポム」からお届け致します。
こんにちは。
先日、保育園での研修を終えて、受講された先生たちから感想をいただきました。
読み進めながら、じんわりと温かいものが込み上げてきました。
嬉しかったのはもちろんです。でも、それ以上に私が力づけられたのは、先生たちが現場と向き合いながら、ご自身の力で「新しい発見」を見つけていたことでした。
■ 先生たちの声
一人はこう書いてくださいました。
「行動に理由はない、ということを考えていく中で、子どもたちの日々の動きを思い浮かべると、確かに!と感じる場面がたくさん浮かびました。これまで、子どもたちを自分が体験してきた理由の枠に当てはめてしまおうとしていたのかも、と考えさせられました。また、自分自身も行動しない理由をたくさん持つことで、一歩を踏み出すことを後回しにしていたように思います」
もう一人はこう続けます。
「大人は過去をベースに未来を予測する。体験が増えることで予測し、『苦手』『難しい』という理由を作ってしまうことで、行動しなくなっている。保育でも、自分の体験から物語を作り、子どもに押し付けてしまっていることがあると反省しました」
これは、研修で私が「伝えたこと」ではありません。先生たちが、現場の子どもたちと向き合いながら、ご自身で「気づいたこと」です。
そこに、私は大きな力をもらっています。
■ 子どもの気持ちに「立ち戻れるか」
子どもと向き合う私たちは、たくさんの「正解・不正解」や「理由」を持っています。長年の体験から作られた物語が、知らないうちに子どもを見る目を曇らせることがある。
でも子どもは、まだそのような思考を持っていません。これから少しずつ身につけていく途中です。
私たち大人にも、かつてそんな時期がありました。理由なんて存在せず、ただひたすら行動を繰り返していた頃が。
「子どもの気持ちに立ち戻れるか」
これが、子どもと向き合うすべての大人に、常に問われていることだと感じています。
■ 私が一番大切にしていること——律する力(discipline)
研修を通じて、先生たちに伝え続けていることがあります。
それは「自律=律する力(discipline)」です。
私たちの世界には、ルール・常識・法律など、たくさんの約束事があります。その中で生きていくとき、大切なのは一人で抱え込むことではありません。自分の感情としっかり向き合い、どのように行動に移すかを選べること。それが律する力です。
律する力がないと、さまざまな場面で弊害が生まれます。最も大きいのは「自分の感情に振り回されること」です。
感情は、止めることができません。でも、感情に動かされるまま行動するのか、感情を受け取りながら自分で行動を選ぶのか——この違いが、子どもの人生を大きく変えていきます。
先生たちの感想に戻ります。
「物事を達成するために、まず行動する。行動しなければ、達成もない」
この言葉は、まさに律する力の本質です。感情や理由に足を止められるのではなく、それでも前に進む力。それを子どもたちの中に育てていくこと——それが、私たちの現場にいる意味だと、改めて感じています。
先生たちの発見が、今日も私の背中を押してくれています。
では、また。
こんにちは。
先日、保育園での研修を終えて、受講された先生たちから感想をいただきました。
読み進めながら、じんわりと温かいものが込み上げてきました。
嬉しかったのはもちろんです。でも、それ以上に私が力づけられたのは、先生たちが現場と向き合いながら、ご自身の力で「新しい発見」を見つけていたことでした。
■ 先生たちの声
一人はこう書いてくださいました。
「行動に理由はない、ということを考えていく中で、子どもたちの日々の動きを思い浮かべると、確かに!と感じる場面がたくさん浮かびました。これまで、子どもたちを自分が体験してきた理由の枠に当てはめてしまおうとしていたのかも、と考えさせられました。また、自分自身も行動しない理由をたくさん持つことで、一歩を踏み出すことを後回しにしていたように思います」
もう一人はこう続けます。
「大人は過去をベースに未来を予測する。体験が増えることで予測し、『苦手』『難しい』という理由を作ってしまうことで、行動しなくなっている。保育でも、自分の体験から物語を作り、子どもに押し付けてしまっていることがあると反省しました」
これは、研修で私が「伝えたこと」ではありません。先生たちが、現場の子どもたちと向き合いながら、ご自身で「気づいたこと」です。
そこに、私は大きな力をもらっています。
■ 子どもの気持ちに「立ち戻れるか」
子どもと向き合う私たちは、たくさんの「正解・不正解」や「理由」を持っています。長年の体験から作られた物語が、知らないうちに子どもを見る目を曇らせることがある。
でも子どもは、まだそのような思考を持っていません。これから少しずつ身につけていく途中です。
私たち大人にも、かつてそんな時期がありました。理由なんて存在せず、ただひたすら行動を繰り返していた頃が。
「子どもの気持ちに立ち戻れるか」
これが、子どもと向き合うすべての大人に、常に問われていることだと感じています。
■ 私が一番大切にしていること——律する力(discipline)
研修を通じて、先生たちに伝え続けていることがあります。
それは「自律=律する力(discipline)」です。
私たちの世界には、ルール・常識・法律など、たくさんの約束事があります。その中で生きていくとき、大切なのは一人で抱え込むことではありません。自分の感情としっかり向き合い、どのように行動に移すかを選べること。それが律する力です。
律する力がないと、さまざまな場面で弊害が生まれます。最も大きいのは「自分の感情に振り回されること」です。
感情は、止めることができません。でも、感情に動かされるまま行動するのか、感情を受け取りながら自分で行動を選ぶのか——この違いが、子どもの人生を大きく変えていきます。
先生たちの感想に戻ります。
「物事を達成するために、まず行動する。行動しなければ、達成もない」
この言葉は、まさに律する力の本質です。感情や理由に足を止められるのではなく、それでも前に進む力。それを子どもたちの中に育てていくこと——それが、私たちの現場にいる意味だと、改めて感じています。
先生たちの発見が、今日も私の背中を押してくれています。
では、また。