本日は🐧「タキシードポム」からお届け致します。
こんにちは。
「練習したい」と自分から言った日——
空中逆上がり・試験1発合格が教えてくれた、行動の力
支援の現場にいると、よく耳にする言葉があります。
「うちの子、どうせできない」
「何度やっても無理なんです」
その言葉を聞くたびに、私は息子たちの顔を思い出します。
■ 来る日も来る日も、逆上がりができなかった
息子たちは体操教室に通っています。マット運動と鉄棒がメインで、特に苦戦していたのが「逆上がり」でした。
来る日も来る日も練習する。でも、なかなかできない。何度も失敗を繰り返し、挫けそうになりながら、そのうちに「もうできない」という言葉も出てきました。
正直に言うと、私自身は逆上がりを「教わった」体験がありません。小学1年生の頃、校庭の補助器具で遊びながらいつの間にかできていた。だから息子たちが苦戦している姿を見て、「こんなにも難しいんだ」と初めて気づいたくらいです。
でも、私が息子たちにかける言葉は、いつも同じ一つの問いです。
■ 「最初からうまかったことって、あった?」
「マイクラも最初から楽しくできた? 算数の掛け算も最初からできた?」
すると息子たちは自分で考え始めます。
「マイクラも最初は全然できなかったけど、今ではめちゃくちゃ楽しい」
「掛け算も最初は苦手だったけど、今ではできて楽しい」
「できない」は今の状態であって、終わりではない。
やり続けた先に「できる」があった体験を、息子たちはすでにいくつも持っているのです。その体験を、自分の言葉で語ることができる。
■ 感情はあっていい。でも、行動は止めない
もちろん、息子たちの気持ちはいろいろあったと思います。
楽しいけど全然できない、という葛藤。「もうやりたくない」という気持ち。息子たちは正直で、「勉強はできたら楽しいけど、できないときはやりたくない」と言います。それは本音で、とても健全だと私は思っています。
感情はそのままでいい。でも、行動は止めない。
泣いていてもいい。イヤだと感じてもいい。その感情を受け取りながら、それでも一緒に動いていく。その積み重ねが、子どもの中に「自分は変われる」という体験を作っていきます。
■ 「絶対成功したい」——息子から火がついた
そしてある変化が起きました。
息子たちが自分から「練習したい」と言い出したのです。
それまでは「やろう」と声をかける側にいた私が、気づいたら息子たちの方から動いていた。「絶対成功したい」という強い気持ちが、自分の中から出てきたのです。
これが、親として一番嬉しかった瞬間かもしれません。
技術が身についたことより、達成できたことより、何より「自分でやりたいと思えた」という事実。それこそが、本当の意味での成長だと感じました。
■ 逆上がりから、空中逆上がりへ。そして試験1発合格
その後、息子たちはさらに進みました。
逆上がりができるようになっただけでなく、空中逆上がりまでできるようになったのです。そして、体操教室の試験も1発合格。
何度も失敗して、挫けそうになりながら、それでも行動し続けた先にあった結果です。
「できない」と言っていた子が、試験に1発合格するまでになった。この事実を、私は支援の現場でいつも思い出します。
■ 環境の変化は、行動の先にしか現れない
シンプルな原則があります。
「環境の変化は、行動の先にしか現れない」
泣いていても、怒っていても、それだけでは状況は変わりません。変えられるのは、動いたときだけです。
そして最も大切なのは、外から促された行動ではなく、自分の内側から「やりたい」と湧き出た行動です。その瞬間を引き出せたとき、子どもは本当の意味で変わっていきます。
支援の現場にいる私たちができること。それは「できるよ」と励ますことでも、「なんでできないの」と問いただすことでもありません。
その子自身の言葉で「最初からうまかったことなんてない」と気づき、「やりたい」という気持ちが内側から湧き出るまで、行動を止めずに一緒にいること。
あなたの隣にいる子どもも、今「できない」の途中にいるだけかもしれません。
その子が「絶対成功したい」と自分から言い出す日まで、一緒に動き続けましょう。
では、また。
こんにちは。
「練習したい」と自分から言った日——
空中逆上がり・試験1発合格が教えてくれた、行動の力
支援の現場にいると、よく耳にする言葉があります。
「うちの子、どうせできない」
「何度やっても無理なんです」
その言葉を聞くたびに、私は息子たちの顔を思い出します。
■ 来る日も来る日も、逆上がりができなかった
息子たちは体操教室に通っています。マット運動と鉄棒がメインで、特に苦戦していたのが「逆上がり」でした。
来る日も来る日も練習する。でも、なかなかできない。何度も失敗を繰り返し、挫けそうになりながら、そのうちに「もうできない」という言葉も出てきました。
正直に言うと、私自身は逆上がりを「教わった」体験がありません。小学1年生の頃、校庭の補助器具で遊びながらいつの間にかできていた。だから息子たちが苦戦している姿を見て、「こんなにも難しいんだ」と初めて気づいたくらいです。
でも、私が息子たちにかける言葉は、いつも同じ一つの問いです。
■ 「最初からうまかったことって、あった?」
「マイクラも最初から楽しくできた? 算数の掛け算も最初からできた?」
すると息子たちは自分で考え始めます。
「マイクラも最初は全然できなかったけど、今ではめちゃくちゃ楽しい」
「掛け算も最初は苦手だったけど、今ではできて楽しい」
「できない」は今の状態であって、終わりではない。
やり続けた先に「できる」があった体験を、息子たちはすでにいくつも持っているのです。その体験を、自分の言葉で語ることができる。
■ 感情はあっていい。でも、行動は止めない
もちろん、息子たちの気持ちはいろいろあったと思います。
楽しいけど全然できない、という葛藤。「もうやりたくない」という気持ち。息子たちは正直で、「勉強はできたら楽しいけど、できないときはやりたくない」と言います。それは本音で、とても健全だと私は思っています。
感情はそのままでいい。でも、行動は止めない。
泣いていてもいい。イヤだと感じてもいい。その感情を受け取りながら、それでも一緒に動いていく。その積み重ねが、子どもの中に「自分は変われる」という体験を作っていきます。
■ 「絶対成功したい」——息子から火がついた
そしてある変化が起きました。
息子たちが自分から「練習したい」と言い出したのです。
それまでは「やろう」と声をかける側にいた私が、気づいたら息子たちの方から動いていた。「絶対成功したい」という強い気持ちが、自分の中から出てきたのです。
これが、親として一番嬉しかった瞬間かもしれません。
技術が身についたことより、達成できたことより、何より「自分でやりたいと思えた」という事実。それこそが、本当の意味での成長だと感じました。
■ 逆上がりから、空中逆上がりへ。そして試験1発合格
その後、息子たちはさらに進みました。
逆上がりができるようになっただけでなく、空中逆上がりまでできるようになったのです。そして、体操教室の試験も1発合格。
何度も失敗して、挫けそうになりながら、それでも行動し続けた先にあった結果です。
「できない」と言っていた子が、試験に1発合格するまでになった。この事実を、私は支援の現場でいつも思い出します。
■ 環境の変化は、行動の先にしか現れない
シンプルな原則があります。
「環境の変化は、行動の先にしか現れない」
泣いていても、怒っていても、それだけでは状況は変わりません。変えられるのは、動いたときだけです。
そして最も大切なのは、外から促された行動ではなく、自分の内側から「やりたい」と湧き出た行動です。その瞬間を引き出せたとき、子どもは本当の意味で変わっていきます。
支援の現場にいる私たちができること。それは「できるよ」と励ますことでも、「なんでできないの」と問いただすことでもありません。
その子自身の言葉で「最初からうまかったことなんてない」と気づき、「やりたい」という気持ちが内側から湧き出るまで、行動を止めずに一緒にいること。
あなたの隣にいる子どもも、今「できない」の途中にいるだけかもしれません。
その子が「絶対成功したい」と自分から言い出す日まで、一緒に動き続けましょう。
では、また。