本日は🐧「タキシードポム」からお届け致します。
こんにちは。
「一緒にいる」という言葉を、どう説明したらいいか。
ずっと考えていました。でも最近、放課後等デイサービスの現場で、その答えをはっきりと体験しました。
■ 「一緒にいる」と「そばにいる」は違う
支援の現場では、関わりが難しい児童と向き合う場面があります。
言葉でのやり取りが難しかったり、なかなか心を開いてくれなかったり。そういう時、私たちはどうしても「何かをしながら」関わってしまいがちです。
記録をつけながら。次の支援の段取りを考えながら。他のことが頭に浮かびながら。
でも、それは「そばにいる」だけであって、「一緒にいる」ではありません。
■ 「一緒にいる」とは、注意と意識のすべてを向けること
私が体験した「一緒にいる」は、こういうことです。
その子のことだけを考えている。
その子の表情、しぐさ、呼吸、間——すべてに意識が向いている。
頭の中に、他のことが入り込む余地がない。
「しながら」の状態では、これができません。
料理しながら、作業しながら、考えごとしながら——何かと並行している時点で、意識はすでに分散しています。体はそこにあっても、「一緒にいる」とは言えない。
■ 「一緒にいる」と、何かが変わった
実際に体験したことをお伝えします。
関わりが難しかった児童と、意識のすべてを向けて「一緒にいる」を実践してみました。
すると、変化が起きました。
話が通じるようになった。指示や会話に対して、行動がしっかりなされるようになった。それだけではなく、こちらに近づいてくる場面が増えた。
言葉では説明しにくいのですが、「あ、この人は本当に自分と一緒にいてくれている」という安心感が、その子の中に生まれたように感じました。
信頼関係というのは、言葉で作るものではなく、「一緒にいる」という体験の積み重ねで作られるのかもしれません。
■ 子育てでも、同じことが起きていないか
これは支援の現場だけの話ではないと、私は思っています。
スマホを見ながら、子どもの話を聞いていないか。
家事をしながら、返事だけしていないか。
頭の中で別のことを考えながら、「うん、うん」と相づちを打っていないか。
体はそこにある。でも、「一緒にいない」。
子どもは、それを敏感に感じ取っています。言葉にはしないけれど、「この人は今、自分と一緒にいてくれていない」ということを、子どもはちゃんと知っています。
逆に言えば、たった5分でも「一緒にいる」を本気でやるだけで、関係は変わります。
■ 「一緒にいる」は、技術ではなく選択
「一緒にいる」ことは、特別なスキルでも、専門的なトレーニングでもありません。
今この瞬間、目の前にいる人に、意識のすべてを向けること。それだけです。
でも、それがいちばん難しくて、いちばん大切なことだと、放課後等デイの現場が教えてくれました。
あなたが今日、誰かと「一緒にいる」時間を、意識して作ってみてください。
では、また。
こんにちは。
「一緒にいる」という言葉を、どう説明したらいいか。
ずっと考えていました。でも最近、放課後等デイサービスの現場で、その答えをはっきりと体験しました。
■ 「一緒にいる」と「そばにいる」は違う
支援の現場では、関わりが難しい児童と向き合う場面があります。
言葉でのやり取りが難しかったり、なかなか心を開いてくれなかったり。そういう時、私たちはどうしても「何かをしながら」関わってしまいがちです。
記録をつけながら。次の支援の段取りを考えながら。他のことが頭に浮かびながら。
でも、それは「そばにいる」だけであって、「一緒にいる」ではありません。
■ 「一緒にいる」とは、注意と意識のすべてを向けること
私が体験した「一緒にいる」は、こういうことです。
その子のことだけを考えている。
その子の表情、しぐさ、呼吸、間——すべてに意識が向いている。
頭の中に、他のことが入り込む余地がない。
「しながら」の状態では、これができません。
料理しながら、作業しながら、考えごとしながら——何かと並行している時点で、意識はすでに分散しています。体はそこにあっても、「一緒にいる」とは言えない。
■ 「一緒にいる」と、何かが変わった
実際に体験したことをお伝えします。
関わりが難しかった児童と、意識のすべてを向けて「一緒にいる」を実践してみました。
すると、変化が起きました。
話が通じるようになった。指示や会話に対して、行動がしっかりなされるようになった。それだけではなく、こちらに近づいてくる場面が増えた。
言葉では説明しにくいのですが、「あ、この人は本当に自分と一緒にいてくれている」という安心感が、その子の中に生まれたように感じました。
信頼関係というのは、言葉で作るものではなく、「一緒にいる」という体験の積み重ねで作られるのかもしれません。
■ 子育てでも、同じことが起きていないか
これは支援の現場だけの話ではないと、私は思っています。
スマホを見ながら、子どもの話を聞いていないか。
家事をしながら、返事だけしていないか。
頭の中で別のことを考えながら、「うん、うん」と相づちを打っていないか。
体はそこにある。でも、「一緒にいない」。
子どもは、それを敏感に感じ取っています。言葉にはしないけれど、「この人は今、自分と一緒にいてくれていない」ということを、子どもはちゃんと知っています。
逆に言えば、たった5分でも「一緒にいる」を本気でやるだけで、関係は変わります。
■ 「一緒にいる」は、技術ではなく選択
「一緒にいる」ことは、特別なスキルでも、専門的なトレーニングでもありません。
今この瞬間、目の前にいる人に、意識のすべてを向けること。それだけです。
でも、それがいちばん難しくて、いちばん大切なことだと、放課後等デイの現場が教えてくれました。
あなたが今日、誰かと「一緒にいる」時間を、意識して作ってみてください。
では、また。