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わが子のキャリア(就職・自立)に向けて家庭でできること

うちの子、将来 一人で生活できるかしら・・・ ちゃんと働けるかしら… 子育て中の親御さんの中には、一度はこのような不安を抱いたことがあるのではないでしょうか。現在の日本では、発達障害に対する社会の理解が進み、「障害者雇用」の拡大や「就労移行支援」などのサポート体制が急激に整ってきています。 選択肢は昔よりも確実に増えています。 お子さんが将来のキャリアを前向きに築いていくために、今、家庭でどのような準備ができるのでしょうか。 今回は大切な3つのポイントをお伝えします。 1. 特性を「強み」と「環境のミスマッチ」に分けて捉える キャリアを考える第一歩は、お子さんの特性を正しく理解することです。 発達障害の特性は、環境次第で「強み」にも「弱み」にもなります。 こだわりの強さ・過集中を持つ子場合・・・ ◎ ミスマッチな環境➡臨機応変さや、頻繁な予定変更が求められる仕事 ◎ 活かせる環境➡ 独自のルールや手順が決まっている仕事、IT・研究など専門性を追求する分野 不注意・衝動性を持つ子の場合・・・ ◎ ミスマッチな環境➡長時間のデスクワークや、ミスが許されない厳密な事務作業 ◎活かせる環境➡動きのある仕事、発想力や行動力が求められるクリエイティブ・営業分野 大切なのは、「障害があるから何もできない」のではなく、「どの環境なら、この子の持ち味が活きるか」という視点を持つことです。 2. 最も重要なのは「自己理解」と「SOSを出せる力」 多くの就労支援の現場で、長く働き続けるために最も重要だと言われているのが「自己理解」と「自己発信(SOS)」の力です。 大人が先回りして障害をカバーしすぎると、子ども自身が「何が苦手で、どう助けてほしいか」を言葉にできなくなってしまいます。 家庭で育てたい2つの力 ①自分のトリセツを作る ➡「自分は急に予定が変わるとパニックになりやすい」「耳からの情報より、文字で見たほうが理解しやすい」など、自分の得意・不得意を客観的に知る練習を、日々の生活の中で促してみましょう。 ②「助けて」と言える練習をする ➡「困ったときは、こう言えば手伝ってもらえる」という成功体験を小さいうちから積ませてあげてください。職場で「困っています」と言えることは、立派なビジネススキルです。 3. 「働く=一般企業でフルタイム」だけではない キャリアのゴールは一つではありません。お子さんの体調や特性の度合いに合わせて、多様な働き方の選択肢(ルート)があります。 !働き方のルート特徴! ☆一般雇用(クローズ)⇒障害を伏せて一般枠で働く。選択肢は広いが、配慮は受けにくい。 ☆一般雇用(オープン)⇒障害を開示して一般枠で働く。一定の配慮を受けながら働ける。障害者雇用枠障害者手帳を持ち、配慮を受けることを前提とした雇用枠。 ☆就労継続支援A型⇒福祉的なサポートを受けながら、雇用契約を結んで働く(最低賃金保証あり)。 ☆就労継続支援B型⇒雇用契約を結ぶのが難しい段階で、体調に合わせて作業を行う(工賃が支払われる)。 焦って最初から「一般企業のフルタイム」を目指す必要はありません。 まずはB型やA型からスタートし、ステップアップして一般企業の障害者雇用へ移行するケースもたくさんあります。 ★☆★保護者の方へいちばん伝えたいこと★☆★ 子どもたちのキャリアの土台になるのは、スキルや学力よりも「自己肯定感(自分は自分のままで大丈夫だという安心感)」です。 日々、学校や社会の中で「みんなと同じようにできないこと」に傷ついている子どもたちにとって、家庭は唯一の「安全基地」であってほしいと思います。 「これが得意だね」「ここは手伝ってもらえば大丈夫だよ」と声をかけ、自己肯定感を育むこと。それこそが、将来の自立に向けた最も強力なキャリア教育になります。 地域の「発達障害者支援センター」や、学校の進路指導の先生など、周囲の専門機関も、早いうちから頼ってみてくださいね。 一緒に一歩ずつ、お子さんの未来への道を広げていきましょう♡

ハッピーデイサービス/わが子のキャリア(就職・自立)に向けて家庭でできること
教室の毎日
26/06/22 15:20 公開

脳の「交通整理」をスムーズに!感覚統合療法について

こんにちは! ハッピーデイサービス津嘉山店です。 今日は、子ども達をよりよく理解するために必要な「感覚統合療法」の考え方について、簡単にご説明したいと思います。 私たちは普段、意識しなくても「見る」「聞く」「触れる」といったたくさんの感覚を受け取っています。 しかし、この情報の受け取り方や処理がスムーズにいかず、生活に少し工夫が必要な子どもたちがいます。 そんな子どもたちのサポートをするのが「感覚統合療法」です。 今回は、感覚統合療法における「タッチング(触覚へのアプローチ)」について、解説します。 ________________________________________ 感覚統合療法における「タッチング」とは? 一言でいうと、「触れる・触れられる経験を通じて、脳と体のコンディションを整えるサポート」のことです。 私たちは、皮膚からの刺激(触覚)を受け取ることで、「自分の体がどこまであるか」を認識したり、情緒を安定させたりしています。 感覚統合療法では、この「触覚」の交通整理を行うことで、日常生活の困りごとを軽減させていきます。 なぜタッチングが必要なの? 発達障害や感覚処理の難しさがあるお子さんの中には、以下のような状態が見られることがあります。 •触覚防衛(触覚過敏): 特定の素材や、予期せぬ接触を「痛い」「不快」と感じてしまう。 •感覚低反応: 痛みや汚れに気づきにくく、体の輪郭がぼやけて感じられる。 これらを適切な刺激で「ちょうどいい状態」に調整するのが、タッチングの役割です♪ ________________________________________ タッチングの主な種類と効果 アプローチ/具体的な方法/期待できる効果 ★圧迫刺激(深い接触)⇒手のひらでしっかり押さえる、ハグをする、重みのある布団を使う。 脳を落ち着かせ、安心感を与える。リラックス効果が高い。 ★軽擦(軽い接触)⇒指先でさーっとなでる、羽のような軽いタッチ。 覚醒(脳の目覚め)を促すが、過敏な子には注意が必要。 ★能動的な接触 粘土、砂遊び、水の感触遊びなど。自分の意思で触ることで、脳が刺激を受け入れやすくなる。 ________________________________________ タッチングを行う際の3つのポイント 1.「前から、ゆっくり、しっかり」が基本 後ろから急に触られると、脳は「攻撃された!」と勘違いしがちです。視界に入る位置から、手のひら全体で密着させるように触れるのがコツです。 2.本人の「嫌」を尊重する 無理強いは逆効果。その日の体調や気分によっても感じ方は変わるため、本人の表情をよく観察することが大切です。 3.道具を活用する 素手での接触が苦手な場合は、タオル越しにマッサージしたり、筆やスポンジなどのおもちゃを介して触れ合うことから始めます。 ________________________________________ まとめ:タッチングは「心の安全基地」づくり ◎タッチングは単なるスキンシップ以上の意味を持ちます。 適切な触覚刺激は、脳のイライラを鎮め、集中力を高め、自己肯定感を育む土台となります。 ◎「触れられることが心地よい」と感じられる経験を積み重ねることで、世界をより安心できる場所として捉えられるようになっていきます。 以上、お子さまが安心して過ごせるための「感覚統合療法」の考え方をお伝えしました。ご家庭で、できそうなところからチャレンジしてみてくださいね ^^

ハッピーデイサービス/脳の「交通整理」をスムーズに!感覚統合療法について
教室の毎日
26/05/22 17:37 公開
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