療育×医療コラム
~水イボ②~
こんにちは。かみか企画です。 今回は水イボの治療についてです。 水イボ治療
①ピンセットでとる これが一番確実な方法です。 特に数個の場合には適しています。痛みを伴うので数が多い場合は適しません。 医療機関によっては、麻酔テープを使用して痛みを軽減させることもあります。 確実である一方、痛みを伴ったり出血したりするため、お子さんが怖がり病院嫌いになることもあるので、年齢なども考慮する必要があります。
②液体窒素を当てる 水イボの部位に-196度にまで冷却した窒素を当てます。 これにより、かさぶた状になることで、ポロっととれます。 多発している場合に適しています。1回だけはとれず、複数回必要になることもあります。また軽い痛みを伴います。
③水イボクリームを塗る 銀の成分が入ったクリームを1日2回塗る方法です。徐々に効果が出てきて2~3ヶ月で治っていきます。 ピンセットや液体窒素での治療と異なり、痛みを伴いません。多発している場合、顔にできている場合などに適しています。薬ではないので、保険適応にはならず、クリニックでの購入(1本2200円)が必要があります。 医療機関によっては、様子をみましょうとおっしゃる先生もいらっしゃいます。 水イボは、皮膚の免疫がついてくると自然に治るので、その考えは、間違っているわけではありません。しかし、自然に治るまでは3ヶ月~3年と、かなり幅があります。 また、様子をみている間に痒くて掻いたり、それによってどんどん広がってくることって結構あります。そのため、治療介入が出来るのであれば、早期に上記治療を行うのが望ましいでしょう。
監修医師 医療法人緑泉会 柳原皮膚科クリニック 柳原 緑
皮膚についてのコラム「水いぼの治療について」
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24/08/05 10:50