児童発達支援事業所

かみか企画 (個別、小集団、行き渋り・不登校支援)のブログ一覧

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(348件)

出来るのにやらないはチョット違う

こんにちは(^^♪『かみか企画』です⭐ 発達障害の子の「できるのにやらない」はなぜおきる できる=いつもいつでもできる  ではない💦 発達障害の子をしてい応援ると、 「前はできたのに今日は全然やらない」 「やればできるのに、どうしてやらないの?」 という場面はよくあります。 だがしかし 【できる】という状態と【いつも同じようにできる】は全く別物 です。 ここを理解するだけで、子どもへの見方がガラッと優しくなり、関わり方が大きく変わります。とか言う僕も『〇〇ちゃん何でできるのにやらへんの?』とか馬鹿な事をいっていました💦(´;ω;`) 1. 【できる】には「条件」がついていることが多い 発達障害の子が「できた」と言える場面には、たいてい 環境の追い風 があります。 • 静かな環境だった • スケジュールがわかりやすかった • サポートが入っていた • 得意な相手や、安心できる人と一緒だった • 気持ちが落ち着いていた つまり、 《条件がそろえばできる》という状態 であることが多いのです。 そんなことで 《条件がそろわない日》は当たり前にできなくなることがあります。 これは怠けではなく、ごく自然な脳の特性です。 2. 課題の「開始」に大きなエネルギーがいる 発達障害の子は、行動のスタートを切るのが苦手なことがあります。 • やる気はあるのに手が動かない • 頭では分かっているのに動作に移れない • 興味のないことはスイッチが入らない これは意志の問題ではなく、実行機能(脳の司令塔部分)の特性。 大人でも「歯医者に電話しないといけないけど、なぜか動けない日」があるように、 子どもはその差がもっと大きく出るだけです。 3. 不安などでストップしていることも 「できていたことを急にやらなくなる」背景には、 不安・失敗のイメージ があることも非常に多いです。 • うまくいくか不安 • どう終わるのか見通しが持てない • 過去に失敗した記憶がよみがえる このような気持ちがあると、 能力はあっても身体が動かない のです。 4. 疲れているだけという日もある 発達障害の子は、普段から周囲より多くの情報を処理しています。 • 光・音への過敏さ • 周りの刺激を全部ひろってしまう • 人との距離感に気を使う • 頭の中で整理が追いつかない そのため、疲れやすさ が大きな特徴のひとつです。 疲れている日は、いつもできていたことがガクッと落ちやすいのは当然。 「昨日できたことが今日できない」は、ただ疲れている 合図のこともあります。 5. じゃあどう関わればいいの? 💡小さなステップで「今日のベスト」に合わせる その日のコンディションに応じて、求める量や難易度を調整する。 💡 見通しを言葉で伝える 「あと5分したら終わりだよ」 「3つしたら終わりね」 💡はじめの一押しをサポートする 最初の1手だけ一緒にすると、急にスイッチが入ることが多い。 💡 「怠けている」と決めつけない できない背景には必ず理由があります。 まずは原因を見つけることが応援の一歩。 💡できた日は大切に記録する 得意な条件が見えてきます。 「静かな朝は集中しやすい」など発見が増えます。 発達障害の子の「できるのにやらない」は、 やる気がないのではなく、条件がそろわなかっただけ。 そして、 《できる》 は 《毎回同じようにできる》のとは全く別 です。 大切なのは、 その子の【今日のベスト👑】を見つけて寄り添うこと。 一度できたことをゴールにせず、 「どうすれば今日もできる?」を一緒に探す応援がいちばん効果的 です。

かみか企画 (個別、小集団、行き渋り・不登校支援)/出来るのにやらないはチョット違う
教室の毎日
25/12/11 10:17 公開

ひとり反省会瞑想

こんにちは(^^♪『かみか企画』です⭐ 【脳内一人反省会とは】 発達障害のある子の中には、 「自分の行動を頭の中で何度も振り返り、責めてしまう」 いわゆる【脳内一人反省会】をしてしまう子がいます。 これは、ただの反省とは違い、 「こうすればよかった」「怒られたらどうしよう」「また失敗するかも」 と、同じ場面を何度も繰り返し思い出してしまう状態です。 なぜ“【1人反省会】が起きるのか? ① ミスに敏感で、完璧を求めやすい完璧主義 ASD傾向のある子は「正しくあるべき」という気持ちが強く、 小さな失敗でも気持ちが引きずられやすい特徴があります。 ② 言われた言葉をそのまま抱え込みやすい 注意された言葉を「事実」として深く受け取るため 怒られたから自分はダメなんだとか思ってしまいます。メチャクチャまじめすぎるのかな ③ 気持ちの切り替えが苦手 終わったことをずっと頭の中でグルグル考えて終わったことを消しないで次の行動に移りにくい 家庭や支援者ができること ① 「反省じゃなくて安心」を優先する 長い注意などは全くいらないと思います。 「もう大丈夫だよ」「終わったことやから大丈夫」 という安心を伝えてあげると、脳内反省のループが止まりやすくなります。 ② 出来た部分を一緒に伝える 注意した後すぐに、「ここは上手だったよ」「ここまで頑張れてたね」 と、成功面達成面を必ず一つ入れると過度な自己否定が緩みます。 ③振り返りは短く・具体的に 抽象的なのは御法度 もっとちゃんとして←抽象的 次は筆箱は左に置いたらいいよ←具体的 💡1人反省会をよくする子は実はとても真面目 これをしてしまう子は、 本当はすごく頑張り屋で、周りと良い関係を作りたい子です。 だからこそ、自分を責めすぎないように 周りの大人が“安心の到着地点を作ってあげることが大事です。

かみか企画 (個別、小集団、行き渋り・不登校支援)/ひとり反省会瞑想
教室の毎日
25/12/09 10:25 公開

ニュアンスが苦手

こんにちは(^^♪『かみか企画』です⭐ 【ASD(自閉スペクトラム症)の子が「ニュアンス」が苦手な理由】 暗黙のルールが分からない/話のタイミングがズレる/応用がきかないように見えるワケ ASD(自閉スペクトラム症)の子どもたちと関わっていると 「ちょっと待ってね」←ちょっとてどんだけ(。´・ω・)? 「また今度ね」←今度て何月何曜日何時💦 「そろそろ行くよ」←そろそろてなに❓ …など、あいまいな言い方が伝わりにくい場面がよくあります。 これは決して“わがまま”でも“聞いてない”わけでもありません。 確かにはっきりしていないので難しいですよね´;ω;`) ①💡 ニュアンスが苦手な理由 ASDの子は、情報をできるだけ「正確に」「事実として」受け取ろうとします。 だ・か・ら…… • 「ちょっと待って」 → どれくらい?1分?10分?地球が何回まわった時 • 「また今度」 → いつ?今日?来週?来年(。´・ω・)(。´・ω・)? • 「そろそろ行くよ」 → そろそろって何分後? このように、大人が“ふんわり伝えたつもりの言葉が、子どもにとっては情報として全く足りません💦 ② 暗黙のルールが分かりにくい理由 例えば、 ・話している人がいたら少し待つ ・列に自然に並ぶ ・相手が嫌そうな顔をしたら距離をあける こうした“空気を読む行動”は、多くの人が無意識に学んでいきます。 しかしASDの子は、 目に見えないルールを拾ってパッと判断するのが苦手です。 ルールが“言葉で説明されていないと分からない”ため、 大人の中では常識でも、子どもにとっては初めて聞くこともあります。 ③ 話すタイミングがズレる理由 ASDの子は、 自分の中の「話したいタイミング」=「話すべきタイミング」 だと感じることが多いです。 相手が話していても、 「今言わないと忘れる」 「今が1番伝えやすい」 という感覚で行動します。 逆に、相手が質問しても、 頭の中で整理に時間が必要で、すぐに返せないこともあります。 これもすべて「脳の動きのパターン」の違いであり、性格とは無関係です。 ④ ASDの子は“応用がききにくい”と割り切ることも大事 ・靴は玄関で脱ぐ → OK ・でも旅館の畳の部屋でも靴を脱いでいい → 分からない ・安全のため「走っちゃダメ」 → OK ・体育の時間は走っていい → 分からない このように、場面が変わると、同じルールをそのまま使えないことがあります。 大人からすると 「なんで分からないの?」 と思うかもしれませんが、 ASDの子にとっては “ルールはルール。変わらないもの” という前提があり、そこに“例外”が入ってくると混乱しやすくなるのです。 だからこそ、私たち支援者や保護者は 「応用するのが苦手なのは特性」 と割り切ってあげると、とても関わりやすくなります。 💡 対応のポイント ① ニュアンスをやめて“数字や具体語”で伝える • 「ちょっと待って」→「1分待って」 • 「また今度」→「土曜日にするね」 • 「そろそろ行くよ」→「あと3分で出るよ」 ② 暗黙のルールは“明文化”する • 写真やイラストで説明 • 「この場所ではこうするよ」と、その都度ハッキリ言う • 初めての場所は事前予告 ●③ 話す順番を見える化する • 「次はあなたの番ね」 • 「今は私の話、終わったら話してね」 • ジェスチャーでOK合図を出す ●④ 応用できないのは“できない”のではなくルールを切り替えるのが難しいだけ だから、 • 「ここでは〜」を毎回伝える • 例外を説明する • 繰り返し・視覚支援でしっかり定着させる これで子どもはずっと安心して動けるようになります。 大人が「特性だから」と割り切ると関係がうまくいく ASDの子が混乱するとき、 実は“大人側の伝え方のあいまいさ”が原因になっている事も多いです。 だから、 「なんでできないの?」ではなく「この子の脳の特徴だから」 と捉えると、驚くほど関わりが楽になります。 子どもは“困らせようとしている”のではなく、 分かりやすく伝えてほしいだけなんです。

かみか企画 (個別、小集団、行き渋り・不登校支援)/ニュアンスが苦手
教室の毎日
25/12/08 13:37 公開

💢イライラ💢

こんにちは(^^♪『かみか企画』です⭐ イライラするのは悪いことではありません。大人関係なくイライラするときはします。気持ちの整理が追いつかなかったりすると、心がいっぱいいっぱいにないりしんどくなります。 発達障害のある子は、刺激に敏感だったり、切り替えるのが苦手だったり、言葉での表現が追いつかないことで、イライラが強く出ることがあります。 ① 場所を変えるだけで気持ちは変わる イライラしている時は、頭の中が(音、光、人の声、におい)でいっぱいになっています。 こういった刺激が重なって、処理できなくなると爆発しやすくなります。 ➡ 静かな場所・落ち着けるスペースに移動するだけでストレスは半分になることもあります。 誰もいない部屋に移動など ② 関わる人を変える(相手をチェンジする) 同じ人からの声かけが続くと、子どもによってはずっと注意してくると感じたりします 人がかわるだけで大分変ります。 これは「相性」というより、脳の負担が変わるからです。 ③ 紙に文字とか絵を書くことで気持ちが整理される 発達障害のある子は、言語化が苦手な子は多いです。 そのため、気持ちを紙に全部吐き出すだけで混乱が整理され落ち着きを取り戻せることもあります。 💡 こんな書き方がおすすめ • 怒っている理由を言葉で書く • 嫌だったことを絵で描く • ぐるぐる線でも塗りつぶしでもOK 大事なのは、上手に書いたりすることではなく全部出し切ることです 書いた後にこう声をかけるとさらに落ち着きやすいです 『そうやったんや、分からなかったけど教えてくれてありがとう。よくわかった』 ④ イライラは“悪いもの”じゃないと知ってもらう イライラ=ダメではありません。 イライラは『助けて』と【SOS】を出しているのです。 子ども自身が選べる形にすると、自己コントロールの力が育ちます。 発達障害のある子のイライラは、 だからこそ、『我慢がたらない』ではないです • 場所を変える • 関わる人を変える • 紙に書いて吐き出す イライラするたびに「この子はダメだ」と思う必要はありません。 むしろ、イライラへの対処が身につくと、将来の自己管理力が大きく育っていきます。

かみか企画 (個別、小集団、行き渋り・不登校支援)/💢イライラ💢
教室の毎日
25/12/08 11:27 公開
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