こんにちは。放課後等デイサービスこころんです。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
発達に特性のあるお子様にとって、漢字を覚えたり、綺麗にノートのマス目に書いたりすることは、私たちが想像する以上にハードルの高い作業です。
「何度書いても覚えられない」「やる気がないのでは」と大人はつい焦ってしまいがちですが、実はその原因は「努力不足」ではなく、お子様の「視覚的な認知(物の形や空間を正しく捉える力)」の特性にあることが少なくありません。
先日、漢字の書き取りに苦戦している利用者さんが、こんな本音を教えてくれました。
「全体の形はぼんやり分かるんだけど、細かいところがどうなっているのかよく分からない」
実際にそのお子様が書いた漢字のノートを見せてもらうと、横線の数が1本多かったり少なかったり、パーツの配置がずれていたりしていました。特に「機」や「曜」といった画数が多くて複雑な漢字は、細部が認識しきれず、線がぐちゃぐちゃに潰れてしまっていました。
これは、カメラのピントが少し甘い状態のように、「漢字全体のかたまりとしては見えているけれど、細部のパーツや線の数まで解像度高く捉えきれていない」という状態です。
このような「目の使い方の特性」があるお子様に対して、ただ「よく見て何度も書きなさい」と漢字ドリルを繰り返させても、苦痛ばかりが大きくなり根本的な解決にはなりません。
そこでこころんのスタッフが提案したのは、漢字の練習ではなく「絵を描くこと(模写)」でした。
お子様の好きなキャラクターやイラストをお手本にして、「ここはどんな線になっているかな?」「目と口の距離はどれくらいかな?」とよく観察しながら真似して描く遊びを取り入れたのです。
絵の模写は、対象物をよく見て、線の長さや角度、空間のバランスを正確に捉えるという「目のトレーニング(視覚認知トレーニング)」として非常に効果的です。
大好きなイラストの模写に楽しく取り組むうちに、お子様の「細部までよく観察する力」が少しずつ養われていきました。それと同時並行して、認知特性に合わせた漢字の練習プリントにも取り組んでいきました。
すると、あれほどぐちゃぐちゃに潰れていた漢字の形が整い始め、横線の数も正確に書けるようになってきたのです!
「目を正しく使う練習」をしたことで、漢字の細部までしっかりとピントが合うようになった素晴らしい成果です。
「漢字が書けない」という目に見える結果に対して、その原因が「努力不足」なのか「空間把握が苦手」なのか、あるいは「細かい部分を見るのが苦手」なのかは、お子様によって全く異なります。
こころんでは、お子様のつまずきの根本にある「なぜ?」を丁寧に見極め、一人ひとりの特性に合わせた無理のない、そして楽しいアプローチで成長をサポートしてまいります。
「何度教えても漢字が覚えられない」「字のバランスが極端に悪い」といった学習面でのお悩みがありましたら、ぜひお気軽にこころんへご相談ください。別の角度からのアプローチで、お子様の「できた!」を一緒に引き出していきましょう。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
発達に特性のあるお子様にとって、漢字を覚えたり、綺麗にノートのマス目に書いたりすることは、私たちが想像する以上にハードルの高い作業です。
「何度書いても覚えられない」「やる気がないのでは」と大人はつい焦ってしまいがちですが、実はその原因は「努力不足」ではなく、お子様の「視覚的な認知(物の形や空間を正しく捉える力)」の特性にあることが少なくありません。
先日、漢字の書き取りに苦戦している利用者さんが、こんな本音を教えてくれました。
「全体の形はぼんやり分かるんだけど、細かいところがどうなっているのかよく分からない」
実際にそのお子様が書いた漢字のノートを見せてもらうと、横線の数が1本多かったり少なかったり、パーツの配置がずれていたりしていました。特に「機」や「曜」といった画数が多くて複雑な漢字は、細部が認識しきれず、線がぐちゃぐちゃに潰れてしまっていました。
これは、カメラのピントが少し甘い状態のように、「漢字全体のかたまりとしては見えているけれど、細部のパーツや線の数まで解像度高く捉えきれていない」という状態です。
このような「目の使い方の特性」があるお子様に対して、ただ「よく見て何度も書きなさい」と漢字ドリルを繰り返させても、苦痛ばかりが大きくなり根本的な解決にはなりません。
そこでこころんのスタッフが提案したのは、漢字の練習ではなく「絵を描くこと(模写)」でした。
お子様の好きなキャラクターやイラストをお手本にして、「ここはどんな線になっているかな?」「目と口の距離はどれくらいかな?」とよく観察しながら真似して描く遊びを取り入れたのです。
絵の模写は、対象物をよく見て、線の長さや角度、空間のバランスを正確に捉えるという「目のトレーニング(視覚認知トレーニング)」として非常に効果的です。
大好きなイラストの模写に楽しく取り組むうちに、お子様の「細部までよく観察する力」が少しずつ養われていきました。それと同時並行して、認知特性に合わせた漢字の練習プリントにも取り組んでいきました。
すると、あれほどぐちゃぐちゃに潰れていた漢字の形が整い始め、横線の数も正確に書けるようになってきたのです!
「目を正しく使う練習」をしたことで、漢字の細部までしっかりとピントが合うようになった素晴らしい成果です。
「漢字が書けない」という目に見える結果に対して、その原因が「努力不足」なのか「空間把握が苦手」なのか、あるいは「細かい部分を見るのが苦手」なのかは、お子様によって全く異なります。
こころんでは、お子様のつまずきの根本にある「なぜ?」を丁寧に見極め、一人ひとりの特性に合わせた無理のない、そして楽しいアプローチで成長をサポートしてまいります。
「何度教えても漢字が覚えられない」「字のバランスが極端に悪い」といった学習面でのお悩みがありましたら、ぜひお気軽にこころんへご相談ください。別の角度からのアプローチで、お子様の「できた!」を一緒に引き出していきましょう。