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今回は児童のどうしてそんな行動をするのだろう?
からの、基本的な考え方接し方のお話しをさせていただきたいと思います(^-^)
まずお子さんが「空気が読めない」と感じたときの関わり方
発達障害のあるお子さんは、場の空気を読むことが苦手なことがあります。 それは、「相手の気持ちを想像のが難しい」「暗黙のルールに気づきにくい」言葉の裏の「とりあえず」 の意味が読み取るのが苦手といった特性によるものです。
しかし、これは「わざとやっている」わけではなく、その子にとっての自然な行動であることがほとんど。
今回は、発達障害のお子さんが「空気が読めない」と感じたときの関わり方について、具体的な方法を紹介します。
1.感情や状況を言葉で説明する
発達障害のあるお子さんは、周囲の雰囲気や相手の表情・態度から気持ちを捉えることが苦手です。そのため、「今、みんなは◯◯って思っているよ」と言葉で説明すると分かりやすくなります。
例:
❌「そんなこと言ってちゃダメでしょ!」(感情的に叱られる)
✅「○○くんは、今びっくりしてた顔をしているね。だから、ちょっと優しく言ってみようか。」
このように、具体的に伝えることで、相手の気持ちや状況を聞いて助けになります。
2. 「ルール」として教える
暗黙の理解を自然に理解するのが難しいため、具体的な「ルール」として伝えるとわかりやすくなります。
例:
「人が話しているときは最後まで聞こうね。」
「お友達が嫌がることを言われたら、悲しい気持ちになるよ。」
「ゲームをするときは、みんなが楽しく遊ぼうね。」
「みんながやっているから」「普通はこうだから」と言われても分かりにくいため、「こういう場面では、こうしたらいいよ」とシンプルに伝えましょう。
3. 「なぜダメなのか」を具体的に伝える
「空気を読めない」発言や行動をしたとき、ただ「ダメ!」と言うのではなく、理由を教えて言うことが大切です。
例:
❌「そんなこと言っちゃダメ!」
✅「○○くんがテストの量を気にしてたから、『簡単だったよ』って言われると、ちょっと嫌な気持ちになるかもしれないね。」
理由を設定して伝えることで、状況ごとの適切な判断を学びやすくなります。
4.視覚的に伝える(絵やイラストを活用)
言葉だけではわかりにくい場合、絵やイラストをよく見るようになります。
例えば、「人の気持ちを考える」シーンをイラストで描いたり、会話の流れを図ったりすると、視覚的に学ぶことができます。
また、「話す・聞くのルール」などを紙に書いて、いつでも見られるようにすると効果的です。
5.できた時にはしっかり褒める
「空気を読めるようになる」ことは、いきなりはできません。小さな成功を積み重ねることが大切です。
例:
友達が悲しそうなとき「どうしたの?」と聞いた → 「今、○○くんのことを気にかけれたね!すごいね!」
人が話をしている間に待っていた → 「ちゃんとお話を最後まで聞いたね!」
できたことを具体的に褒めることで、自信につながります。
6.無理に「空気を読ませよう」とはしない
「空気を読む」にこだわりすぎると、子どもが疲れることもあります。 特に、発達障害のお子さんにとっては「空気を読む」こと自体が、負担になる場合もあります。
無理に矯正するのではなく、「相手を思いやる行動」を少しずつ学べるよう、長い目で見て守ることが大切です。
まとめ
発達障害のあるお子さんが「空気が読めない」と感じたとき、
感情や状況を言葉で説明する
ルールとして教える
「なぜダメなのか」を具体的に伝える
視覚的に
できたことをしっかり褒める
無理に矯正しない
このような関わり方を意識すると、少しずつ社会的なスキルを身につけることができます。
「空気を読むこと」だけが大切なのではなく、「相手を思いやる気持ち」を育てることが、結果的にはその子の生きやすさにつながります。
これを踏まえてこちら側も気持ちに余裕がなければなかなかできないですが、できるだけ心がけて
接することが出来ればなとおもいます。
長々とお付き合いいただきありがとうございました
( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
お子さんとの接し方について
教室の毎日
25/01/30 03:53