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令和7年5月開業!児童発達支援・放課後等デイサービス ヒトツナ総社中央教室のブログ一覧

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【ヒトツナの療育】支援をする上で大切な対人援助7原則とは

児童発達支援・放課後等デイサービス ヒトツナ総社中央教室です! このブログでは、ヒトツナが大切にしている療育方針やそのもととなる理論についてご紹介いたします。 今日は「対人援助7原則」についてお話しいたします。 ◆対人援助7原則とは 発達支援の仕事は、支援を必要とするお子様・保護者様の困りごと=「ニーズ」を解決することが役目です。その解決にあたり、支援者はお子様・保護者様がその解決の過程に前向きな気持ちをもって発達支援に参加していけるような環境を作ることが欠かせません。 アメリカの社会福祉学者F.バイスティックは、その支援者と利用者との関係性を「援助関係」として、以下のように定義しました。 ケースワーカーとクライエントのあいだで生まれる、態度と情緒による力動関係である。 そして、この援助関係は、クライエントが彼と環境のあいだにより良い適応を実現してゆく過程を援助する目的をもっている。 引用:ケースワークの原則 誠信書房 P17より バイスティックはこの援助関係の中で、より良い支援・ケースワークを行うために支援者が持つべき態度を7つの原則として表しました。 有名な「バイスティックの7原則」です。 私たちヒトツナも、この原則を行動規範として研修にも必ず位置づけ、日々の支援を展開しています。 ①個別化の原則 利用者をかけがえのない「個人」として捉えようという原則です。 単なるケースの一つ、ではなく、「そのひとり」に向き合うことで、初めてその個人が抱える真のニーズにアプローチをすることができるのです。 職歴が長くなり、多くの事例を経験すればするほど、「ADHDのケース」「自閉症のケース」と、ケースを「分類」してしまいやすくなり、この原則を見失うことがあります。それ自体は経験者ゆえのスキルであり、決して否定されるべきものではありませんが、改めて「個人」と向き合うことを意識し、その子が持つ本当のニーズや課題を見逃さないという意識を高めていきましょう。 ②意図的な感情表現の原則 利用者が表すどんな感情も認めよう、そしてそれに対して意図的な対応をしようという原則です。 プラスの感情もマイナスの感情も、すべて出し切ることで、心の枷を外して自身の問題に向き合い自分の状況を客観視できるようになり、結果的に課題解決に結びつきやすくなります。 ただしこれは、「ただただ感情を外に出せばいい、それを奨励し容認すればいい」というだけのものではありません。当然、感情を爆発させて、他者に危害を加えてしまうことはいけないことです。だからこそ「意図的な」という点がポイントで、あくまでも援助関係のなかで、適切なタイミングで適切な仕方での表出を手伝ってあげる必要があります。そのためには、私たち支援者の「自分自身のコントロール」が不可欠です。それを表しているのが、次の原則です。 ③統制された情緒関与の原則 支援者自身が自分の感情に自覚的になり、どんなときにも意図を持った対応ができるよう自分自身を統制しようという原則です。 利用者の感情に飲み込まれてしまうことなく、援助関係を全うするためには、プロとしての自分自身のコントロールが必要です。 支援者自身が、「自分はどんな時に心が揺さぶられてしまうのか」など、自分を客観的に理解するための自己理解を進めていきましょう。そして、利用者がどんな感情表出をしても、意図を持った冷静な対応ができるようにします。 自分だけでこのプロセスを行うことは難しかったりもするので、定期的なスーパーバイズを受けるなどして、「支援者としての自分に向き合う時間」も大切にしていけると良いですね。 ④受容の原則 利用者をあるがままに受け止めようという原則です。 こちらも「利用者の逸脱した態度や行動をすべて許容・容認する」ということではなく、ありのままの現実をまず受け止め、「なぜその行動をするのか」「なぜその考え方に至ったのか」を吟味し、そこに隠された利用者の真のニーズに近づいていくことが重要です。 「つまり、受け止めるべき対象は、「好ましいもの」(the good)などの価値ではなく、「真なるもの」(the real)であり、ありのままの現実である。(ケースワークの原則 p113-114)」 とバイスティックも言っている通り、まずありのまま現実を認識し受容することから、利用者の最善の利益を考えていくことが重要です。 ⑤非審判的態度の原則 利用者の行動について、善悪を一方的に判断するのはやめようという原則です。 人は「裁かれる」「評価される」と考えると、自分の感じていることを自由に表現することに抵抗を感じます。その状況では、ありのままの利用者を受容することが出来なくなり、結果的に問題解決から遠ざかります。 利用者は、たとえ子どもであっても、自分の人生を生きる主体であり、自分の価値観に基づいて行動を判断していきたいというニーズを持っています。 私たちが行うのは行動のジャッジではなく、「なぜ」を利用者と一緒に深堀り、一緒に解決に向かっていくことです。 利用者が良くない行動をした時も、その時のその子の気持ちに寄り添い、解決策を一緒に考えていく姿勢を大切にしましょう。 ⑥自己決定の原則 行動を決めるのは利用者自身であるという原則です。 ⾃分の⼈⽣に対する選択や決定を⾃ら⾏いたいというニーズを誰もが持っており、⼈は選択と決定を⾃由に⾏使できるときに社会的責任を持ち、情緒的に適応しながら成⻑、発達していきます。「⾃⼰決定・選択」は⼈が健やかに発達していく上で重要な相互作⽤を持つものだと考えられています。 たとえ子どもであっても、たとえどんなに拙い価値観に見えても、自分自身の意思をもった1人の権利主体として、「子どもの意見を確かめる」こと。 それこそが「子どもの最善の利益」の追求に繋がっていく姿勢だと考えています。 障害の程度が重く発語がないなどのお子様でも、同様に自分の意思が表明できるように、代替コミュニケーションツールなどを用いて意思表出のサポートを行う支援が必要です。 ⑦秘密保持の原則 利用者のプライバシーを守り、利用者に関する情報を許可なく外部に漏らさないという原則です。 職務上の「守秘義務」という側面ももちろんありますが、そもそも「かけがえのない個人である1人の利用者様が、信頼関係の中で話をしてくれた」という事実を考えれば、プライバシーの侵害は権利侵害にあたることは自明ですね。 いかがだったでしょうか。 バイスティックの原則は、他者と関わるこの職種の重要な土台となるマインドです。 私たちヒトツナは、支援を行う上で、小手先の知識やスキルだけではなく「他者と関わるとはどういうことか」「他者を尊重するとはどういうことか」「子どもの最善の利益とは何か」…といった「マインド」の部分をとても大切にしています。 その土台がなければ、「子どもにとっての」本当にベストな支援は生まれないと考えているからです。 「子どもの最善の利益」を追求するための「自分たちの在り方」を求め続けるヒトツナに、ぜひ一度ご相談にいらしてくださいね!

令和7年5月開業!児童発達支援・放課後等デイサービス ヒトツナ総社中央教室/【ヒトツナの療育】支援をする上で大切な対人援助7原則とは
教室の毎日
25/04/26 16:26 公開

こどもの遊びの発達段階

こんにちは! ヒトツナ総社中央教室です☺ 読んで学べる発達支援 今日のテーマは「子どもの遊びの発達」です。 療育で、よく聞くお悩み。 ✅一人遊びが多いです ✅職員が提示した遊びに興味を持たない ✅強化子がわかりにくい ✅同じ遊び方をする ✅友達の遊びを壊してしまう "遊び方"や"対人意識"にまつわるお悩みもあれば ✅玩具を投げてしまう ✅口に入れてしまう ✅遊び食べが激しい ✅ずっと同じ動きをしている… どうしたら良いんだろう? 一見、問題に見えるような行動を示すお子さんも。 ます、あそびは子どもにとって充電のような大切な時間です。 例えばASDのお子さんは視覚で示されていないものや言葉の意図を読み取って解釈しながら行動することにものすごく負荷がかかります。 その為、誰かと協同での遊びは相手のルールや意図を考えながらの動きになるためとても、つらいものなのです。 そういうお子さんにとっては「一人で遊ぶこと」は他者の刺激や介入を受けない 自分だけの特別な時間で大切なものだったりします。 世間、一般で言われるような「みんなで」が幸せに感じない子もいるんですよ。 そして、物を投げたり口に入れたりという動きは感覚運動期という自分の体を使った探索遊びの大切な時期かもしれません。 この時期を経て、二語文の完成につながります。 なんでも一つの見方にとらわれずその子の目線で、考えましょう♪

令和7年5月開業!児童発達支援・放課後等デイサービス ヒトツナ総社中央教室/こどもの遊びの発達段階
教室の毎日
25/04/25 18:37 公開

ヒトツナが思う“療育”のねらい

こんにちは! ヒトツナ総社中央教室です。 「小集団の施設を探していた」 「同年代の子と関われる事業所に通わせたかった」 日々、ご家族様と直接お話をさせて頂く中で、数ある事業所の中からヒトツナを選んでご相談に来てくださることのありがたさを感じております。 ヒトツナが療育について思っていることをお話させてください。 私どもは、療育は「発達障害などの特性を背景にした二次的な障害を防ぐために」使っていただくものだと思っています。 逆にいうと、お子様一人ひとりが「自分らしさ」を愛し、受容し、“こんな自分でよかったな”と思える体験を積み重ねてもらうことで、それは実現できると思っています。 発達特性があると、環境との相互作用で生きづらく感じたり、理解されない経験が増えたり、注意叱責されるなどによって、傷ついているお子様が少なくありません。 そうしたお子様方の、“最後のとりで”が、私たち療育者であると思っております。 お子様の気持ちを汲み取り、代弁し、社会参画しやすい行動の定着を支援する。 お子様一人ひとりが持って生まれた能力を最大限に高めたり、好きなことを見つけ、得意に変えていく。 そんな、人間と人間のかかわりあいが、療育には必要な考え方だと思っております。 ヒトツナの思いが皆様に伝わったら嬉しいです^^

令和7年5月開業!児童発達支援・放課後等デイサービス ヒトツナ総社中央教室/ヒトツナが思う“療育”のねらい
教室の毎日
25/04/25 18:36 公開

ヒトツナの思い

こんにちは! ヒトツナ総社中央教室です☺ ヒトツナでは、お子様一人ひとりのアセスメントを大切にしています。 アセスメントとは、その子の課題を形成していく上での観察・分析のプロセスですが、発達特性のあるお子さんは「できないこと」や困りごとに目が行きやすいため、注意が必要だと考えております。 発達障害のお子さんの中には、一見困りが分かりにくいお子さんや、自分の特性に合わない環境で頑張り続けてきたことで、自己肯定感が下がり、無気力になっているお子さんなど様々なお子さんがいます。 発達障害や知的障害のあるお子様のアセスメントで特に重要な考え方は、お子さんの【できない】部分だけを評価しないことです。 【できない】にも色々な種類があります。 ①できていたけど、度重なる注意叱責経験によって「やらない」になっている ②できる能力が備わっているけど、癇癪があるため「やらせない」できている ③その子の能力では難度が高すぎて「難しい」 ④想像的活動の困難さ等を抱え、未経験のことに「挑戦できない」 お子様の【できない】部分を見るときは、それはなぜか? そして、【△△はできないが、〇〇はできる】という、できる部分までフォーカスすることが大切だと考えています。 ★★★個別相談会のお知らせ★★★ 4月26日、4月27日 10~16時 個別相談会を開催致します! ご予約・お問合せは発達ナビからお気軽にご連絡ください✨

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教室の毎日
25/03/18 13:33 公開
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