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エンタメ療育スタジオ Rough&Diamondsのブログ一覧

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「できた!」を重ねる感覚統合トレーニング

子どもは、ただ遊んでいるように見えて、実は全身で世界を学んでいます。登る、渡る、転がる、蹴る、狙う――その一つひとつの動きの中で、身体の感覚は少しずつつながり、「できた」という自信へ変わっていきます。昔の公園には、そんな学びが自然に詰まっていました。 今回は、未就学のお子様によく導入しているトレーニングプログラムをご紹介します。 テーマは、遊びながらさまざまな感覚機能を統合していくこと。いわゆる感覚統合の考え方を取り入れながら、子どもたちが楽しく、安全に身体を使えるように組み立てています。 昔の公園には、本当にいろいろな遊具がありました。 登るもの、ぶら下がるもの、揺れるもの、滑るもの、またぐもの。今思うと、あれらはただの遊具ではなく、子どもたちの感覚を育てるための大切な環境でもありました。 手でしっかりつかむ感覚。 足裏で踏ん張る感覚。 身体が傾いたり、揺れたり、回ったりする感覚。 たくさん転がること、ぶつからないように身体を調整すること、怖いけれど少し挑戦してみること。そうした経験の積み重ねの中で、子どもたちの感覚は自然に統合されていきました。 けれど今は、「危ない」という理由で、公園の遊具が少なくなってきた時期もありました。最近は少しずつ復活しているところもありますが、それでも昔ほど多様な身体経験を日常の中で得ることは、なかなか難しくなっています。 だからこそ、私たちはトレーニングの中で、遊びの要素を大切にしています。 ただ運動をさせるのではなく、子どもが「やってみたい」と思えること。楽しみながら挑戦できること。そして、安全な場所で、成功体験を積み重ねられること。 子どもにとってのトレーニングは、努力より先に「楽しい」があることが大切です。 今回のコースでは、未就学のお子様が取り組みやすいように、いくつかの動きをつなげたサーキット形式にしています。 まずは平均台のような場所を渡ります。 ここでは、バランス感覚がとても大切になります。足元を見ながら、一歩ずつ進む。身体が左右に揺れたときに、自分で姿勢を戻す。怖がりすぎず、でも慎重に進む。 この「渡る」という動きだけでも、子どもの身体の中ではたくさんの感覚が働いています。 次に、決められた場所を飛び越えます。 ジャンプするためには、足の力だけではなく、距離感やタイミング、自分の身体の大きさを感じる力も必要です。「どのくらい踏み切れば越えられるかな」「どこに着地すればいいかな」と、子どもは身体を使いながら考えています。 うまく飛び越えられないこともあります。 そんなときは、やり直せばいい。もう一度挑戦する中で、身体は少しずつ学んでいきます。 続いて、ヨガマットの上で寝転がる動きも入れていきます。 たとえば、バナナのように身体を丸めたり、伸ばしたりするような姿勢を取ることがあります。こうした動きは、体幹を使う練習にもなりますし、自分の身体の位置を感じる感覚にもつながります。 立って動くだけでなく、寝転がる、丸まる、伸びる、転がる。 こうした動きも、子どもにとってはとても大切です。 最後には、ボールをキックします。 ただ蹴るだけではありません。ボールを見て、足を動かして、狙った方向へ操作する。ゴールを意識して、力加減を調整する。 ここでは、目で見る力、身体を動かす力、タイミングを合わせる力が組み合わさっていきます。 そして何より大切なのは、最後に「できた!」という感覚で終われることです。 サーキットの最後にゴールがあると、子どもは達成感を感じやすくなります。平均台を渡って、ジャンプして、身体を使って、最後にボールを蹴る。その一連の流れの中で、小さな挑戦と小さな成功を何度も経験していきます。 成功体験は、大きなことを一度達成するより、小さな「できた」を何度も重ねることで育っていきます。 実際にやってみると、子どもたちはそれぞれ違った反応を見せます。 慎重に平均台を渡る子もいれば、勢いよく進もうとする子もいます。ジャンプで少し戸惑う子もいれば、ボールキックになると急に表情が明るくなる子もいます。 その一つひとつが、その子の今の身体の使い方や感覚の特徴を教えてくれます。 私たちは、それを見ながら声をかけます。 「ここをしっかり見ようね」 「もう一回やってみよう」 「今のよかったね」 「最後までできたね」 大人から見れば小さな動きでも、子どもにとっては大きな挑戦であることがあります。だからこそ、できた瞬間を見逃さないことが大切です。 感覚統合のトレーニングというと、少し専門的に聞こえるかもしれません。 でも、その本質はとてもシンプルです。 子どもが自分の身体を感じること。 身体を動かしながら、周りの環境と関わること。 そして、その中で「自分はできる」という感覚を育てていくこと。 昔の公園が自然に担っていた役割を、今の環境の中でどう補っていくか。それが、私たちがこうしたサーキットトレーニングを大切にしている理由です。 安全な場所で、楽しく、少しだけ挑戦する。 その繰り返しの中で、子どもの身体は育っていきます。そして身体が育つと、心にも少しずつ自信が芽生えていきます。 平均台を渡ることも、ジャンプすることも、寝転がることも、ボールを蹴ることも、すべてが小さな冒険です。 その冒険の最後に、「できたね」と笑えること。 それが、子どもたちにとって一番大切な成功体験なのだと思います。

エンタメ療育スタジオ Rough&Diamonds/「できた!」を重ねる感覚統合トレーニング
教室の毎日
26/07/19 08:52 公開
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楽しみながら育てる、入学前の行動観察トレーニング

子どもが名前を呼ばれて「はい」と返事をし、静かに手を出す。大人から見ると、とても小さな行動に見えるかもしれません。けれど、その一瞬の中には、聞く力、待つ力、気持ちを切り替える力、そして「今すべきこと」に向かう力が詰まっています。就学前の準備とは、勉強を先取りすることだけではなく、こうした日常の小さな動きを安心してできるようになることでもあります。 就学前の行動観察では、子どもがどれだけ落ち着いて指示を聞き、行動に移せるかを見られる場面があります。 たとえば、名前を呼ばれたら「はい」と返事をする。 そして、言われた通りに手を出す。 一つひとつは簡単に見える行動ですが、実はそこには複数の力が関わっています。 まず、自分の名前が呼ばれたことに気づく力。 次に、相手の指示を最後まで聞く力。 そして、他にやりたいことがあっても、今求められている行動へ気持ちを向ける力。 これは、いわゆる「実行機能」と呼ばれる力につながっています。 実行機能とは、簡単に言えば、自分の気持ちや行動を調整しながら、目的に向かって動く力です。就学前の子どもにとって、この力はとても大切です。なぜなら、小学校生活では、先生の話を聞く、順番を待つ、指示に沿って動く、途中で気持ちを切り替えるといった場面が日々続いていくからです。 もちろん、子どもたちはまだ成長の途中にいます。 だからこそ、「できるかどうか」を厳しく見るのではなく、楽しみながら練習していくことが大切だと考えています。緊張した状態で何度も指示を出されるよりも、遊びやトレーニングの中で自然に経験を重ねる方が、子どもは安心して力を伸ばしていけます。 「名前を呼ばれたら返事をする」 「指示を聞いてから動く」 「やりたいことがあっても、少し待つ」 こうした小さな練習の積み重ねが、就学後の生活を支える土台になっていきます。 大切なのは、子どもに完璧を求めることではありません。今どの力が育っていて、どこに少しサポートが必要なのかを見ながら、その子に合った形で関わっていくことです。 子どもの「できた」は、突然生まれるものではなく、安心して繰り返した経験の中から育っていきます。 行動観察の練習というと、少し堅い印象があるかもしれません。けれど実際には、子どもが楽しみながら取り組めるようにすることがとても大切です。楽しいから集中できる。安心できるから挑戦できる。わかりやすいから、自分で動こうとする。 その積み重ねの中で、子どもは少しずつ「聞いて、考えて、行動する」力を身につけていきます。 就学前の準備は、特別なことばかりではありません。日々のやり取りの中に、育てられる力がたくさんあります。名前を呼ぶ。返事をする。話を聞く。順番を待つ。指示に合わせて体を動かす。 その一つひとつが、小学校へ向かう子どもの自信につながっていきます。 だから私たちは、行動観察のトレーニングも、子どもにとって負担ではなく「できた」「わかった」「もう一回やってみたい」と思える時間になるように工夫しています。細かいステップを重ねながら、その子のペースで実行機能を育てていく。 小さな返事の中に、大きな成長の芽があります。 その芽を焦らず、楽しみながら育てていくこと。 それが、就学前の行動観察トレーニングで大切にしていることです。

エンタメ療育スタジオ Rough&Diamonds/楽しみながら育てる、入学前の行動観察トレーニング
教室の毎日
26/07/18 08:54 公開
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エンタメ療育の強み、リズムから始まる感覚統合

身体をうまく使おうとするとき、私たちはつい筋力や柔軟性ばかりに目を向けてしまいます。でも、動きの質を変える入口は、もっと小さく、もっと身近なところにあるのかもしれません。たとえば、手遊びのリズム。子どもの頃に何気なく覚えたような動きが、脳を起こし、感覚を整え、身体をもう一度つなぎ直してくれることがあります。 国体教育トレーニングのプログラムには、身体をただ鍛えるだけではなく、感覚を呼び起こすための工夫があります。 今回はその中でも、ダンス編として「リズムアルプス一万尺」という動作を紹介します。 このトレーニングの中心にあるのは、とてもシンプルな組み合わせです。ひとつは、手遊びを覚えること。もうひとつは、リズムトレーニングでよく使われる、一定のリズムを刻む練習です。 一見すると、遊びのように見えるかもしれません。 けれど、身体にとって「遊び」と「学習」はとても近いところにあります。 手を動かしながら、リズムを保つ。リズムを感じながら、決められた動作を続ける。そのとき私たちは、ただ真似をしているのではなく、脳と身体の連携をつくり直しています。 「動きを覚える」とは、形をなぞることではありません。 それは、身体の中にリズムの通り道をつくることです。 リズムアルプス一万尺では、まず「アルプス一万尺」のような手遊びの動きを覚えていきます。手の順番、タイミング、相手との間合い、音の取り方。そのすべてが、身体の感覚を使う材料になります。 そこに、一定のリズムを刻むトレーニングを重ねていきます。 リズムを取りながら手遊びを行う。さらに、ダウンの動きを加えながら続ける。つまり、手だけではなく、足、膝、体幹、重心の上下も一緒に使っていくのです。 すると、単純な動作だったものが、急に全身の課題になります。 手は手の仕事をする。足はリズムを刻む。身体はダウンしながら流れを保つ。頭では順番を理解し、感覚ではタイミングを合わせていく。 この同時処理が、前頭葉を活性化させます。 前頭葉は、考えること、判断すること、切り替えること、抑制すること、集中することに関わっています。だからこそ、リズムに合わせて複数の動作を行うことは、ただのウォーミングアップではありません。 それは、身体を使いやすい状態に導くための準備です。 スポーツでも、ダンスでも、日常の動作でも、うまく動けないときがあります。力はあるのに、動きがぎこちない。理解しているのに、身体がついてこない。頭ではわかっているのに、タイミングがずれる。 そういうとき、必要なのはもっと頑張ることではなく、感覚が使える状態に戻ることかもしれません。 リズムは、そのための入口になります。 一定のリズムを刻むことで、身体の中に基準が生まれます。手遊びの動きを重ねることで、左右の協調やタイミングの調整が必要になります。そこにダウンの動きを加えることで、身体全体がリズムの中に入っていきます。 最初は、うまくできなくても構いません。 むしろ、少し混乱することに意味があります。手の動きに意識を取られると、リズムが崩れる。リズムを意識すると、手順を忘れる。ダウンを入れると、全部が少し遅れる。 そのずれを感じること自体が、トレーニングです。 身体は、失敗しながら調整していきます。脳は、混乱しながら新しいつながりをつくっていきます。そして少しずつ、ばらばらだった動きがひとつの流れになっていきます。 まずは手遊びを覚える。 次に、リズムだけを取ってみる。 そして、そのリズムに手遊びを合わせていく。 最後に、ダウンを加えながら「アルプス一万尺」の動きを行っていく。 この順番が大切です。いきなりすべてを完璧にしようとするのではなく、ひとつずつ身体に入れていく。リズム、手の動き、重心の動き。それぞれを分けて感じ、最後に統合していく。 身体は、分解されることで理解し、統合されることで使えるようになります。 リズムアルプス一万尺は、そのプロセスをとてもわかりやすく体験できるトレーニングです。難しい理論を知らなくても、実際にやってみるとわかります。うまくいかない瞬間に、自分の身体のクセが見えてくる。合ってきた瞬間に、感覚が少し開いてくる。 そして気づけば、ただの手遊びだったものが、脳と身体をつなぐ練習になっています。 大切なのは、正しくこなすことだけではありません。 リズムを感じること。ずれに気づくこと。もう一度合わせようとすること。手と足と身体が少しずつ同じ時間を共有していくこと。 そこに、身体を育てる深い学びがあります。 ダンスの入口は、必ずしも大きな振り付けや複雑なステップである必要はありません。小さな手遊びからでも、身体は十分に目覚めます。一定のリズムからでも、感覚は十分に整っていきます。 まずは、やってみること。 「アルプス一万尺」のリズムを取りながら、手を動かしてみる。慣れてきたら、ダウンを加えてみる。崩れたら、またリズムに戻る。 その繰り返しの中で、身体は少しずつ使いやすくなっていきます。 遊びのように始まり、気づけば深いトレーニングになっている。リズムアルプス一万尺の面白さは、そこにあります。身体は、楽しさの中でこそ自然に開いていくのかもしれません。

エンタメ療育スタジオ Rough&Diamonds/エンタメ療育の強み、リズムから始まる感覚統合
教室の毎日
26/07/17 10:14 公開
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エンタメ療育×英語ー英語に触れ、考え、動きながら育つ時間ー

子どもが新しい言葉を覚える瞬間は、いつも少し不思議です。机に向かって一生懸命暗記した言葉よりも、遊びの中で、体を動かす中で、誰かとのやりとりの中でふと出てきた言葉のほうが、ずっと深く残っていることがあります。英語もきっと同じで、「学ばせる」より先に、「使ってみたい」「わかった」「伝わった」という体験が必要なのだと思います。 英語を「勉強」ではなく「体験」に変える この夏、ラフダイで新しいクラスがスタートします。 英語クラスです。 実はこれまでも、こっそりオンラインで英語のクラスは行っていました。けれど2026年7月から、いよいよグランドオープンという形で、全スタジオで英語クラスを始めます。 英語のニーズがあることは、日々子どもたちや保護者の方と関わる中で強く感じていました。けれど、ラフダイが英語クラスをやるなら、いわゆる「英語のお勉強」にはしたくない。 文法を覚える。単語を暗記する。問題を解く。 もちろん、それらが必要になる場面はあります。でも、私たちがまず大切にしたいのは、英語を体験しながら身につけていくことです。 英語を「教科」として遠くに置くのではなく、子どもの身体感覚や思考、遊び、コミュニケーションの中に自然に入れていく。 それが、ラフダイの英語クラスの土台になります。 覚える前に「使ってみる」ことで、子どもの中に入り始める。 スタディクラスで大切にしてきたこと ラフダイには、もともとスタディクラスがあります。 このクラスも、ただ勉強を教える場所ではありません。 大切にしているのは、その子が勉強を進めていく上で、どこに困りごとがあるのか、どこでつまずいているのかを見つけることです。 たとえば、問題が解けないときに、単に「わかっていない」と決めつけるのではなく、もっと手前にある課題を見ていきます。 見る力なのか。聞く力なのか。集中の向け方なのか。身体の使い方なのか。情報を整理する感覚なのか。 その子にとってやりやすい方法を一緒に探しながら、感覚機能を養い、学びへの入り口を整えていく。 私たちは、勉強そのものを詰め込むというより、学ぶための土台を育てることを大切にしてきました。 英語も、まさに同じです。 英語を使って考える時間 英語には、文法、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングなど、さまざまな要素があります。 けれど、子どもたちにとって最初からそれを単元ごとに分けて学ぶことが、必ずしも自然とは限りません。 本来、言葉はもっと総合的なものです。 聞いて、感じて、真似して、返して、伝わって、また使ってみる。 その繰り返しの中で、少しずつ自分のものになっていきます。 だから今回の英語クラスでは、英語に触れながら、英語を使って考えながら、脳を活性化させていくことを大切にします。 「学ぶ」というより、「身につけていく」。 この表現のほうが、私たちの目指しているものに近い気がしています。 海外に行くと、英語が話せるようになることがあります。 それは、リスニングも、スピーキングも、読むことも、書くことも、生活の中に英語があるからです。英語に順応するしかない環境がある。 もちろん、そこに苦手意識が強くあると、なかなか入り込めないこともあります。 だからこそ、まだ脳が柔らかい子どもの時期に、英語を怖いものにしないことが大切です。 正解か不正解かの前に、触れてみる。動いてみる。声に出してみる。伝えてみる。 その積み重ねが、英語への感覚を育てていきます。 “Oh, it’s raining.”が自然に出てくるように 英語が本当に身についてくると、言葉は頭の中で日本語から翻訳されるものではなくなっていきます。 雨が降ってきたときに、自然と “Oh, it’s raining.” と出てくる。 何かいいことができたときに、自然と “OK.” や “Thank you.” が出てくる。 そういう状態です。 これは、ただ単語を知っているということとは少し違います。 その場面と、感情と、言葉がつながっている。 子どもたちには、そういう形で英語と出会ってほしいと思っています。 私自身も、少しずつそういう感覚が出てくることがあります。頭で考えてから言うのではなく、場面に反応して言葉が出る。 そこに、言語を身につける面白さがあります。 言葉は、正しく覚えたときよりも、必要な場面で自然に出てきたときに、本当の意味で自分のものになる。 なぜ今、英語クラスを始められるのか 今回、英語クラスを本格的にスタートできる理由があります。 それは、優秀な先生たちがそろったからです。 一人は、ニュージーランドに住んでいた経験があり、英語が堪能で、日本語学校の先生もしていたスタッフです。 もう一人は、海外のホテルで働いていた経験のある先生。実際に英語を使って人と関わり、現場でコミュニケーションをしてきた人です。 そしてもう一人は、10年以上にわたって中学校で英語を教えてきたベテランの先生です。 それぞれが持っている英語の経験、教育の視点、現場感覚は、本当に素晴らしいものがあります。 そこに、ラフダイがこれまで大切にしてきた身体づくり、感覚機能、発達への視点を融合させていく。 英語の専門性と、ラフダイの科学的なアプローチを掛け合わせることで、ただの英語教室ではない、体験型の英語クラスが生まれます。 動きながら、感じながら、英語に出会う プレレッスンもこれから始まっていきますが、すでに想像するだけで、とても楽しいクラスになると感じています。 子どもたちは、動きたい生き物です。 座って、聞いて、覚えるだけではなく、体を使って、声を出して、反応して、笑って、やってみる。 その中で英語に触れるからこそ、言葉が体験として残っていく。 英語を学ぶ時間でありながら、脳を使う時間でもあり、身体を使う時間でもあり、人と関わる時間でもある。 それが、ラフダイらしい英語クラスです。 この夏から始まる新しい挑戦が、子どもたちにとって英語への苦手意識を減らし、世界とつながる感覚を育てるきっかけになればと思っています。 雨が降ったときに、ふと “Oh, it’s raining.” と言葉が出る。 誰かに何かをしてもらったときに、自然と “Thank you.” が出る。 そんな小さな瞬間の積み重ねが、やがて大きな自信になっていくはずです。 英語を勉強するのではなく、英語を体験する。 この夏、ラフダイの新しいクラスが始まります。

エンタメ療育スタジオ Rough&Diamonds/エンタメ療育×英語ー英語に触れ、考え、動きながら育つ時間ー
教室の毎日
26/07/16 10:17 公開
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リズム遊びという療育が育む、自己肯定感

子どもが何かを表現するとき、それはいつも言葉であるとは限りません。手を叩く音、足踏みのリズム、誰かのまねをして笑う瞬間——その小さなやりとりの中に、「私はここにいていい」という感覚が育っていくことがあります。リズム遊びは、ただ楽しい活動ではなく、受け取られ、返され、承認される経験そのものなのかもしれません。 リズムを使った遊びには、不思議な力があります。 それは、ただ音を鳴らすことではありません。 ただ手拍子を合わせることでもありません。 みんなで同じリズムを感じ、弾むように動き、誰かの音を受け取って、自分の音を返していく。そこには、言葉になる前の会話のようなものがあります。 最初は、みんなで同じリズムを楽しむところから始まります。 ひとつのリズムを共有して、同じ空気の中で遊ぶ。難しいことを考えなくても、身体が自然に反応していくような時間です。音が合うと、場が少し明るくなります。誰かが笑うと、その笑いもまたリズムの一部になります。 次に、相手が提示したリズムを受け取って、まねをしてみます。 まねっこは、単なる模倣ではありません。 それは「あなたの出したものを、私はちゃんと受け取りました」という合図です。 相手のリズムを聞き、見て、感じて、それを自分の身体で返してみる。そこには、相手への注意と尊重があります。うまくできるかどうかよりも、受け取ろうとすること自体が大切なのです。 そして、その次に、自分から発信してみます。 自分でリズムを作り、みんなにまねっこしてもらう。これは、とても小さなことのようでいて、実は大きな経験です。自分が出したものを、周りの人が受け取ってくれる。自分の表現に、みんなが反応してくれる。 その瞬間、子どもの中に生まれるものがあります。 「自分が出してもいいんだ」 「みんなが聞いてくれているんだ」 「自分の表現には意味があるんだ」 これは、自己肯定感の土台になる感覚です。 リズム遊びの中心にあるのは、上手にできることではありません。正しい音を出すことでも、誰かと完全に同じになることでもありません。 大切なのは、否定しないことです。 誰かが少し違うリズムを出しても、それを間違いとして止めるのではなく、まず受け入れてみる。そこから遊びが広がっていくことがあります。思いがけない音が、新しい流れを作ることもあります。 場の中で承認される経験は、とても深く残ります。 自分が出したリズムを、先生や友達がまねしてくれる。自分の番が回ってくる。自分の提案が、みんなの動きになる。そのひとつひとつが、「あなたの表現はここにあっていい」というメッセージになります。 リズムは、会話に似ています。 誰かが投げかける。 誰かが受け取る。 それをまねて、返す。 そして、また別の誰かへとつながっていく。 このやりとりの中で、子どもたちは音だけでなく、人との関わり方も学んでいます。相手を見ること。待つこと。受け取ること。自分から出してみること。そして、それをみんなで楽しむこと。 表現の場に必要なのは、完璧さではなく、安心感です。 安心できる場があるから、子どもは試してみようと思えます。少し恥ずかしくても、音を出してみることができます。誰かにまねしてもらうことで、自分の存在が場の中に響いていることを感じられます。 まねっこは、単なる模倣ではなく、「あなたを受け取りました」という小さな承認です。 リズム遊びは、その承認をとても自然な形で届けてくれます。 言葉で「すごいね」と言うことも大切です。でも、子どもが出したリズムをみんなでまねすることは、それ以上に身体的で、直接的な承認になることがあります。評価ではなく、参加として返す。判断ではなく、共鳴として返す。 だからこそ、リズムの活動は、みんなで楽しく会話していくようなイメージで進めていきたいのです。 まずは一緒に遊ぶ。 次に、相手のリズムを受け取る。 そして、自分から発信してみる。 最後に、みんなでそれを分かち合う。 この流れの中に、関係性の基本が詰まっています。 子どもたちは、音を通して、自分と相手の間に橋をかけています。手拍子ひとつ、足踏みひとつ、短いリズムのやりとりひとつが、その橋を少しずつ強くしていきます。 否定されない場で、人は少しずつ自分を外に出せるようになる。 最後に先生たちがリズムを提案し、それをみんなで受け取っていく時間もまた、同じです。先生が発信し、子どもたちがまねをする。やがて子どもたちも、自分のリズムを出していく。 その循環の中で、場はただの活動ではなくなります。 音があり、笑いがあり、少しの緊張があり、できたという喜びがある。自分の表現が受け入れられたときの、静かな誇らしさがある。 リズムで遊ぶということは、みんなで同じ音になることではありません。 それぞれの音を持ち寄りながら、互いに受け取り合うことです。誰かの表現を否定せず、まず受け止めて、そこから次の音を生み出していくことです。 その小さなやりとりの積み重ねが、子どもたちに伝えてくれます。 あなたの音は、ここにあっていい。 あなたの表現は、みんなに届いている。 あなたが出したものから、楽しい時間が始まることがある。 リズムは、ただ弾むだけではありません。 人と人との間で弾みながら、安心感をつくり、自己肯定感を育て、表現する勇気を少しずつ支えてくれます。だからこそ、私たちはまず、楽しく始めてみるのです。 聞いて、まねて、返して、また笑う。 その単純な繰り返しの中に、子どもたちが自分を信じていくための、とても大切な入口があります。

エンタメ療育スタジオ Rough&Diamonds/リズム遊びという療育が育む、自己肯定感
教室の毎日
26/07/15 11:01 公開
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