療育支援エフはSST(ソーシャルスキルトレーニング)に力を入れています。
訳すと、社会生活技能訓練 です。
「SSTって大事らしいけど、実際どんなことするの?」
って思っている保護者の方もおられますよね。
障がいがある生徒さんは、 『人とのコミュニケーションが苦手』 だったり、 『自分の気持ちをうまく伝えられなかった』 り、 『人の気持ちを理解しにくかった』 りすることが多いです。
人と話すことが苦手な子どもさんもあれば、相手の話を聞かないで一方的に自分の話ばかりする子どもさんもあります。
そして、みんな「当たり前」だと思っていることが、身についていないことが多いです。
もちろん大人だって完璧な社会人なんかいないわけですが、子どもさんが大人になって「社会に自分の居場所を持つため」には、やっぱり社会常識や人間関係が大事です。
そこで、そういう社会生活を生きるためのワザを訓練しましょう、というのがSSTというわけです。
「こんな時は、こうしたら良い」 「こんな時、こうしたらダメ」 ということを学習し、身に付けていきます。
具体的にはプリントなどで、例えば会話の仕方をまず知識として身に付けます。
次に職員とロールプレイをして練習します。
そうして、生徒さんの中にコミュニケーションの引き出しを増やしていきます。
教室の中で他の生徒さんとのコミュニケーションが、この引き出しのスキルを使う実践の場になります。
エフの職員はそのような場面があればを見逃さず介入し、生徒さんのトレーニングに役立てます。
SST = ソーシャルスキルトレーニング って何するの?
エフの療育について
25/07/03 17:54
