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(78件)
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ST関ブログ:「遊びについて(後半)」

遊びについての(後半)です。後半では「社会性(関わり方)の発達」に目を向けてパーテンが分類した遊びについて紹介します。 「遊び」について、パーテンは発達に合わせて以下のように分類をしました ・何の遊びにも従事しない…目的なく体を動かす(生後3ヶ月頃まで) ・一人遊び…他児に関わらず、自分一人で好きなおもちゃで遊ぶ(2歳頃まで) ・傍観遊び…他児の遊びを見る、声はかけるが参加はしない(2歳頃) ・並行遊び…同じ玩具を使ったりはするがお互いに、関わることはなしない(2歳以上)  ・連合遊び…玩具の貸し借りや会話などのやり取りをしながら遊ぶ(3~4歳頃)  ・協同遊び…おままごとや鬼ごっこ等、役割分担やルールを決め複数人で遊ぶ(4歳以上)    ここで重要なのは「一人遊びや傍観遊びをする≠幼い」だと思います。  当教室を利用しているお子さんに妹・弟がいる年長さんがいますが、年少の児童に対して傍観遊び(相手の行動におもしろーい!と反応し、遠くから声掛け)→並行遊び(同じ車で遊ぶ)→連合遊び(ジェンガやボールなどで一緒に遊ぶ)といった働きかけをする様子が見られます。初めは「一人で遊ぶ!」といっていた年少さんも少しずつ連合遊びに参加する事ができてきています。意識的に行っているのかは分かりませんが、相手の年齢や関係性に合わせて児童同士でも遊ぶ内容を調節していると感じる事があります。 ちなみに、パーテンは「一人遊びについては、2・3歳までは最も多く見られ徐々に減っていく」としていましたが最近の研究では、目標志向型(ルービックキューブやパズルなど)も一人遊びに該当する為、必ずしも成長に合わせて一人遊び(内容や質の変化はありますが)が減っていくとは限らないのではないか、という意見も出ています。 また、視線と遊びについて、子供は新しい場面で遊び始めるまで「ぶらぶら歩き」や「傍観」がみられるとしています。その際に4歳児は「注視」をしながら「ぶらぶら歩き」をする様子がみられており、周囲を探索する事をしているそうです。 周囲に目を向ける、観察をするという事は、他者と遊ぶ・やりとりをする上での第一歩である事がよくわかります。  教室での活動について、いきなり皆の輪の中に入っていく子供もいれば、椅子に座って傍観をする子供もいます。この2つに優劣はありません。本人の性格や発達の段階によっては、どちらも有り得る行動であるという事がわかります。 集団参加に時間がかかる場合でも、まずは取り組んでいるお友達を眺める所から始め、徐々に参加をしていけるよう促していけるようにスタッフ一同、取り組んで参ります。 てらぴぁぽけっと東門前教室 ST関 Aクール 10:00-12:00 Bクール 13:00-15:00 Cクール 15:00-17:00 お気軽に見学・ご相談お待ちしております。 ブログ作成に当たっては下記を参考にしています。 進野 智子(1993) 「幼児の遊びに関する発達心理学的研究 ―幼児のひとり遊びに関する研究Ⅰ―」長崎大学教育学部教育科学研究報告 第45号

てらぴぁぽけっと東門前教室【土曜日空きわずか!】/ST関ブログ:「遊びについて(後半)」
言語聴覚士
26/09/15 09:23 公開

ST関ブログ:「遊びについて(前半)」

夏休みが終わり少しずつ就学など来年度にむけて本格的に動き出していく時期ですね。 さて、今回のテーマは「遊び」です。心理学の分野では、「遊び」についても様々な研究がされています。 子どもの発達段階を見ていく上で遊びについて考えた心理学者としてよく挙げられるのが、ピアジェやパーテンです。ピアジェは「認知機能の発達」、パーテンは「社会性(関わり方)の発達」に目を向けて遊びを分類しています。前半はピアジェ、後半ではパーテンの話をしていきます。 「遊び」について、ピアジェは以下の3つを挙げました。 ・機能遊び…実際に身体を動かす、身体機能を使う遊び(例:ハイハイ、つみき、ボール)  ・象徴遊び…おままごとなどの見立て遊び(例:積み木を家に見立てて遊ぶなど)  ・ルールのある遊び…ルールに従って行われる遊び(例:鬼ごっこ、トランプなど)  などです。 「機能遊び」は、実際に体を動かしながら遊び、振ると音が鳴る、壁の向こうへ飛んで行ってもそこにボールがある、など遊びを通して理解していきます。 この後にお伝えする象徴機能やルールの理解が難しい0歳から2歳までの遊びは基本的に、この機能遊びが中心となります。  続いて「象徴遊び」ですが、「ブーン」といいながら動くものは車、「ワンワン」と鳴くのは犬、などのように物に名前がつくことを知った子どもたちは、それらを手元の積み木やおもちゃで見立ててイメージ(象徴)する力がついてきます。この象徴遊びは2歳頃から見られるようになっていきます。  最後に「ルールのある遊び」ですが、社会性や論理的思考が育ってきて、あらかじめ決められた集団のルールを守って競い合うのは7歳頃からできるようになっていくと言われています。 年少さんや年中さんの時点でも兄弟児がいて競い合う場面や、かけっこなど勝ち負けのある遊びが好きなお子さんもいるかもしれませんが、自分ルールを突然、追加したり負けそうになると泣いてしまったりとルールを守ったり、勝ち負けを受け入れるというのは、まだ難しい事がほとんどです。 「ルールのある遊び」をしていく中で、子ども同士はお互いの意見を通そうと衝突する事が多々あります。しかし、それでは思い通りにはならず、そもそも「じゃあ、やらない」と遊びを断られてしまう事もあります。その為、大人が間に入り折衷案を出すこともありますが、その前に子供自身に「どうしたらよかったのか」を考える機会を与えても良いかもしれません。 相手にも意思があり、自分の意見がすべて通ることは当たり前ではない、ということを知る。ピアジェはこれを「脱自己中心性」と呼び、就学の7歳に至るまでに他者の視点を獲得していくとしています。  お友達とのやり取りについて課題があると考えられるお子さんもいるかもしれません。 ただ、上記について知ることでルールを守る・勝敗を受け入れる為には、「そもそものルール理解ができているのか」「他者視点は獲得できているのか」「脱自己中心性はできているのか」様々な視点で掘り下げていく事も重要であると考えられます。 園での様子や教室での様子を共有し、これらを一緒に考えていく事で、ご家庭での声の掛け方や教室での支援方針も前向きに定まっていくと思います。 てらぴぁぽけっと東門前教室 ST関 Aクール 10:00-12:00 Bクール 13:00-15:00 Cクール 15:00-17:00 お気軽に見学・ご相談お待ちしております。

てらぴぁぽけっと東門前教室【土曜日空きわずか!】/ST関ブログ:「遊びについて(前半)」
言語聴覚士
26/09/08 12:34 公開

ST関ブログ:「現前/非現前事象」

こんにちは!日差しが強く、なかなか日傘が手放せない日が続いていますね。 今回は「現前/非現前事象」についてお話します。 まずは、用語の説明から。 現前事象とは…簡単に言うと目の前の物や出来事の事です。 犬を見て「ワンワン」。喉が渇いて「おみず」など、話初めのお子さんはまず現前事象(目の前の物の名前や出来事)を言語化し始めます。 対する非現前事象とは…今ここに存在しない人・物・出来事を指します。 始めは目の前の事ばかり話していたお子さんが段々と「〇〇先生は?」「〇〇ちゃんは?」と園や教室に普段はいるはずの人物について聞き始めたり 「パパ、お仕事(いった)」「パンたべた」など他者の状況や自身の出来事(過去の内容の方が出やすい)についてお話する事ができるようになっていきます。 現前事象については2歳、非現前事象については3歳頃から話せる事が増えていくといわれています。 お子さんの言語発達に合わせて、教室に来た時に「〇〇先生いるね」と一緒に確認をしたり 帰ってきたときに保育園や幼稚園、お教室での出来事、お友達や先生は誰がいたかな?など是非、聞いてみてあげてくださいね。 てらぴぁぽけっと東門前教室 ST関 Aクール 10:00-12:00 Bクール 13:00-15:00 Cクール 15:00-17:00 お気軽に見学・ご相談お待ちしております。

てらぴぁぽけっと東門前教室【土曜日空きわずか!】/ST関ブログ:「現前/非現前事象」
言語聴覚士
26/09/01 16:04 公開

ST関ブログ:「あいうべ体操/ぱたから体操②」

さて、今回は「ぱたから体操」について、ご紹介していきましょう。 こちらも音に合わせて口を動かしていきますが ・「ぱ」は口の開閉 ・「た」は歯茎にしっかりと舌を当てて音を出す ・「か」は舌の後ろ側を持ち上げて音を出す ・「ら」は歯茎の舌で弾くようにして音を出す と、前回よりも舌の動きを中心としています。 ただ、この体操は、単音で「ぱ、た、か、ら」とは言えても会話の中で「こたちゅ」や「おちゃかな」と幼児音(口腔器官が未発達な為、間違ってしまう音)が残ってしまっている場合に有効で、音の聞き分ける能力が育ってくる4歳以降のお子さんに実施するのが良いでしょう。 聞き分ける力がしっかりついているかは、しりとりができるか、逆さ言葉を理解できるか(いるか⇒軽い)などによって判断する事が多いです。 また、幼児音は発達途中で見られる音の誤りであり、それは構音障害とはいいません。 言葉の誤りについて、これは発達途中の音の誤り?それとも構音障害?などについても今後ブログで更新していけたらと思います。 もし気になることがあれば、教室へもお気軽にご相談ください。 てらぴぁぽけっと東門前教室 ST関 Aクール 10:00-12:00 Bクール 13:00-15:00 Cクール 15:00-17:00 お気軽に見学・ご相談お待ちしております。

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言語聴覚士
26/08/27 10:42 公開
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