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ST関ブログ:「ABAと“叱らない育児”」

Q. 「ABAは “叱らない育児“ というものですか?走っている子に歩こうね、と声をかけても走り続けてしまうと思うんです。」 こんにちは、関東は梅雨入りして、雨が降る日が続いていますね。 今回は、スタッフからの質問の回答をブログでもできればと思います。 てらぴぁぽけっとでは、応用行動分析学(通称:ABA)を参考に児童の行動を分析し、解決に努めることが多いです。例えば、“教室内を走る“といった行動に対して、「歩こうね」と声をかけ、必要であれば手をつないで一緒に歩くなどの補助(プロンプト)を行い、適切に行動が出来たら褒めていく…これを繰り返して”教室内を走る→歩く“へと行動を変容させていきます。 その際に「〇〇しないで」という否定的な言葉かけでなく「〇〇しよう」と変化させたい行動を指示する事が重要になります。こういった説明をすると、冒頭の質問を受けます。 A.私は、叱らない育児とABAは少し違うと考えています。 「〇〇しないで」と否定的な言葉は使わない、とお伝えしましたが、こちらが求めていた行動ではない事をフィードバックする、不適切な行動を職員が制止するといった場面は出てきます。 今回の場面では「歩く」または「座って遊ぶ」事が望ましい状況です。走っている児童がいたら、そのままにするのではなく「歩こう」「それは走っているね」「ゆっくりにしよう」など言葉で伝え、職員は隣に付き添う、手をつなぐ、別の遊びへ誘導するなどして適切な教室での過ごし方を学習できるよう働きかけます。 働きかけ方にも様々なものがありますよね、部屋の環境を整える。補助をする。この働きかけ方を考えるためにABAの考えで環境やスタッフの行動を振り返り、適切な行動へと促しています。ABAの考え方は、ご家庭での対応などにも活用が可能です。 このブログでは、他にも実際の例を挙げて職員がどんなふうに対応をしたか、どんな風に行動は変化したか今後、お話しできたらと思います。 てらぴぁぽけっと東門前教室 ST関 Aクール 10:00-12:00 Bクール 13:00-15:00 Cクール 15:00-17:00 お気軽に見学・ご相談お待ちしております。

てらぴぁぽけっと東門前教室【土曜日空きわずか!】/ST関ブログ:「ABAと“叱らない育児”」
言語聴覚士
26/06/26 17:18 公開

ST関ブログ:吃音(どもり)について②

前回の「吃音(どもり)についての続きとなります。 どもりについて①はコチラ↓↓ https://h-navi.jp/support_facility/facilities/192655/blogs/965018 今回は、「吃音のお話と周囲の対応について」お話ができればと思います。 吃音については、「発達性吃音」と「獲得性吃音」に分けられ、吃音の9割以上は発達性吃音といわれており、今回もそちらについてお話していきます。 発達性吃音のほとんどが幼児期に発症し、発症から4年後までに7割近くが自然消失するといわれています。幼児期は、言葉の発達も発話をするための口の動きも、まだ身につけている途中の段階です。その為、吃音の症状も疲労や環境の変化で変わっていきます。 また、吃音の症状に気づくとタイミングを合わせるための体の動き(随伴症状)が目立つようになってくる事もあります。本人が吃音に対してマイナスイメージを持っていると、難発の症状が増える可能性がありますが、反対に周囲が受け入れており吃音があっても友達とおしゃべりをして過ごせる児童もおり、個人差がみられます。  そんな吃音を目の当たりにすると、はじめは驚いてしまうかもしれません。しかし、心配そうな表情はせずに話を聞いてもらえたらと思います。 どもりに対して笑われた、心配そうな顔をされた、恥ずかしい。という思いを持ってしまうと、本人はより意識してしまい吃音の悪化につながります。ただ、意識させる必要はありませんが吃音についての理解は、本人にも必要となっていきます。 もしも、吃音の症状に対して本人からの気づきが見られた際には、吃音のお話をするチャンスでもあります。その際は「どもらないように気を付けよう!」ではなく「どもっても話を聞いてもらえる。大丈夫だよ。」と安心感を得られるようにお伝えしましょう。  兄弟児や親族へも吃音の理解は求められます。吃音の指摘やからかいを減らし、本人が安心して吃音を出しながらでもおしゃべりを楽しいと思える環境づくりを目指していきましょう。 尚、こういった対応は吃音に関する「間接的なアプローチ」になります。 幼児期を過ぎても吃音が継続して見られる場合は、直接的な訓練の対象になる可能性もあります。更に詳しく吃音について知りたいと思った方は是非、こちらも読んでいただけますと幸いです。 このブログを書くにあたって、以下の文献とWebページを参考にさせて頂いています。 →「吃音について/日本吃音・流暢性障害学会」https://www.jssfd.org/kaisetsu.html 「標準言語聴覚障害学 発声発語障害学 第3版」医学書院 2021 てらぴぁぽけっと東門前教室 ST関

てらぴぁぽけっと東門前教室【土曜日空きわずか!】/ST関ブログ:吃音(どもり)について②
言語聴覚士
26/06/13 16:25 公開
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