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ST関ブログ:「よだれの原因・対策」

今回は、東門前教室を利用されている保護者様から質問の多かった「よだれ」について 取り上げていきたいと思います。 ・遊びに夢中になっていると、よだれが口からこぼれてきてしまう… ・常によだれが口からこぼれていてスタイ(よだれ掛け)が手放せない ・いつまでスタイ(よだれ掛け)を使用していていいのか といった質問をいただくことがあります。 まず初めに、よだれは生後18か月頃までは出てしまう事が多く、4歳を超えてもよだれが見られていた場合、筋肉や神経学的な問題が疑われることがあります。 しかし、原因によっては健常児でも6歳頃までみられる事があると言われています。 さて、それではよだれが出てしまう原因を考えていきましょう。 ・出ていることに気づかない(関心がない) ・口が開きっぱなしになっている ・喉の感覚や動きの問題 他にも姿勢や歯科の問題、物や指を口に入れてしまうなどが考えられます。また、前述した筋肉や神経学的な問題というのは脳性麻痺などが挙げられます。 次に原因の掘り下げと対策です ・出ていることに気づかない(関心がない) 感覚が未発達な内はパズルやブロックなど玩具に夢中になっていると、よだれに気づかない事はあります。そんな時は「唾液や口の動きに意識を向ける」ことから始めましょう。 鏡で見せる、手を誘導して濡れていることに気づかせるなどして、それから飲み込むよう声を掛けます。必要であれば手で軽く口唇を閉じる、上唇を押して飲み込みを促すことも効果的です。 ・口が開きっぱなしになっている 歯科的な問題や口輪筋が未発達な場合に見られる可能性があります。後者であれば運動によって改善が見込めます。例えばストローで息を思いっきり吹く、唇を使う音(むむむー、ぷぷぷーなど)を言ってみるなどゲーム感覚で楽しみながら口輪筋の発達を促していく事がいいでしょう。当教室でも巻取り笛などを用いています。 ・喉の感覚や動きの問題  喉や唾液を送り込む舌が未発達な場合も唾液の処理が追い付かずによだれが出てきてしまう可能性があります。上記の口輪筋だけでなく舌などにも働きかけていく事が必要となってきます。舌を上あごに押し付ける、唇や口角を舐めるように舌を動かすなどの運動をすることで唾液を喉に送り込み、飲み込むという唾液の処理に繋がります。 原因を正しく見つけることで教室やご家庭での支援が広がっていきます。 「ご家族様や支援者向けのハンドブック」というものがあり オンラインで閲覧可能ですので是非、さらに詳しく知りたい方は下記をご覧ください。 https://agmc.hyogo.jp/sites/all/agmc/department/34pediatrics/pdf/guide/Saliva_Control_in_Children_v2.pdf てらぴぁぽけっと東門前教室 ST関 Aクール 10:00-12:00 Bクール 13:00-15:00 Cクール 15:00-17:00 お気軽に見学・ご相談お待ちしております。

てらぴぁぽけっと東門前教室【土曜日空きわずか!】/ST関ブログ:「よだれの原因・対策」
言語聴覚士
26/10/23 10:38 公開

理学療法士ってなあに?

みなさんこんにちは。今日は理学療法士について説明したいと思います! みなさんは「理学療法士」ってきいたことありますか。聞いたことある方は骨折等のリハビリやスポーツでの関わりをイメージされることが多いかもしれません。一言で言うと理学療法士は「立つ、歩くなどの体に関することの専門家です! でも、実は小児の分野でも活躍しているんです! お子様の「体の動き」や「姿勢・運動」をサポートしています。 どんなことをみるの? ・座る・立つ・歩くなどの基本的な動き ・姿勢を保つ力 ・バランスや体の使い方 ・手足をスムーズに動かす力 ・遊びの中で体の動かし方 を確認しています! 理学療法士が行う運動は難しい運動練習ではありません。 たとえば・・・ けんけんぱーで足の力をつける トランポリンでお腹周りの力をつける 動物の物まねをしていろいろな体の使い方を知る など、お子様が「楽しい」と思える遊びの中で運動を取り入れます!! 体を動かすことは単に運動能力を高めるだけでなく、「心」や「社会性」の発達にもつながります。 たとえば・・・ ・立つ・歩く→自分で行きたいところに行ける→「やってみたい!」という意欲につながる ・ジャンプ・走る→体を思い通りに動かす経験→自信や挑戦する気持ちにつながる ・ボール遊び→人と一緒に遊ぶ→順番を待つ・相手を見るなどの社会性につながる 「自分でできた!」 「もう一回やってみたい!」 「一緒に遊ぶと楽しい!」 そんな経験の積み重ねが自信や意欲、他所との関わりなど「心」の発達にもつながっていきます。 てらぴぁぽけっと東門前教室ではこうした「遊びながら経験する」ことを大切にしながら、一人ひとりの成長をサポートしていきます。

てらぴぁぽけっと東門前教室【土曜日空きわずか!】/理学療法士ってなあに?
教室の毎日
26/10/06 13:03 公開

ST関ブログ:「遊びについて(後半)」

遊びについての(後半)です。後半では「社会性(関わり方)の発達」に目を向けてパーテンが分類した遊びについて紹介します。 「遊び」について、パーテンは発達に合わせて以下のように分類をしました ・何の遊びにも従事しない…目的なく体を動かす(生後3ヶ月頃まで) ・一人遊び…他児に関わらず、自分一人で好きなおもちゃで遊ぶ(2歳頃まで) ・傍観遊び…他児の遊びを見る、声はかけるが参加はしない(2歳頃) ・並行遊び…同じ玩具を使ったりはするがお互いに、関わることはなしない(2歳以上)  ・連合遊び…玩具の貸し借りや会話などのやり取りをしながら遊ぶ(3~4歳頃)  ・協同遊び…おままごとや鬼ごっこ等、役割分担やルールを決め複数人で遊ぶ(4歳以上)    ここで重要なのは「一人遊びや傍観遊びをする≠幼い」だと思います。  当教室を利用しているお子さんに妹・弟がいる年長さんがいますが、年少の児童に対して傍観遊び(相手の行動におもしろーい!と反応し、遠くから声掛け)→並行遊び(同じ車で遊ぶ)→連合遊び(ジェンガやボールなどで一緒に遊ぶ)といった働きかけをする様子が見られます。初めは「一人で遊ぶ!」といっていた年少さんも少しずつ連合遊びに参加する事ができてきています。意識的に行っているのかは分かりませんが、相手の年齢や関係性に合わせて児童同士でも遊ぶ内容を調節していると感じる事があります。 ちなみに、パーテンは「一人遊びについては、2・3歳までは最も多く見られ徐々に減っていく」としていましたが最近の研究では、目標志向型(ルービックキューブやパズルなど)も一人遊びに該当する為、必ずしも成長に合わせて一人遊び(内容や質の変化はありますが)が減っていくとは限らないのではないか、という意見も出ています。 また、視線と遊びについて、子供は新しい場面で遊び始めるまで「ぶらぶら歩き」や「傍観」がみられるとしています。その際に4歳児は「注視」をしながら「ぶらぶら歩き」をする様子がみられており、周囲を探索する事をしているそうです。 周囲に目を向ける、観察をするという事は、他者と遊ぶ・やりとりをする上での第一歩である事がよくわかります。  教室での活動について、いきなり皆の輪の中に入っていく子供もいれば、椅子に座って傍観をする子供もいます。この2つに優劣はありません。本人の性格や発達の段階によっては、どちらも有り得る行動であるという事がわかります。 集団参加に時間がかかる場合でも、まずは取り組んでいるお友達を眺める所から始め、徐々に参加をしていけるよう促していけるようにスタッフ一同、取り組んで参ります。 てらぴぁぽけっと東門前教室 ST関 Aクール 10:00-12:00 Bクール 13:00-15:00 Cクール 15:00-17:00 お気軽に見学・ご相談お待ちしております。 ブログ作成に当たっては下記を参考にしています。 進野 智子(1993) 「幼児の遊びに関する発達心理学的研究 ―幼児のひとり遊びに関する研究Ⅰ―」長崎大学教育学部教育科学研究報告 第45号

てらぴぁぽけっと東門前教室【土曜日空きわずか!】/ST関ブログ:「遊びについて(後半)」
言語聴覚士
26/09/15 09:23 公開

ST関ブログ:「遊びについて(前半)」

夏休みが終わり少しずつ就学など来年度にむけて本格的に動き出していく時期ですね。 さて、今回のテーマは「遊び」です。心理学の分野では、「遊び」についても様々な研究がされています。 子どもの発達段階を見ていく上で遊びについて考えた心理学者としてよく挙げられるのが、ピアジェやパーテンです。ピアジェは「認知機能の発達」、パーテンは「社会性(関わり方)の発達」に目を向けて遊びを分類しています。前半はピアジェ、後半ではパーテンの話をしていきます。 「遊び」について、ピアジェは以下の3つを挙げました。 ・機能遊び…実際に身体を動かす、身体機能を使う遊び(例:ハイハイ、つみき、ボール)  ・象徴遊び…おままごとなどの見立て遊び(例:積み木を家に見立てて遊ぶなど)  ・ルールのある遊び…ルールに従って行われる遊び(例:鬼ごっこ、トランプなど)  などです。 「機能遊び」は、実際に体を動かしながら遊び、振ると音が鳴る、壁の向こうへ飛んで行ってもそこにボールがある、など遊びを通して理解していきます。 この後にお伝えする象徴機能やルールの理解が難しい0歳から2歳までの遊びは基本的に、この機能遊びが中心となります。  続いて「象徴遊び」ですが、「ブーン」といいながら動くものは車、「ワンワン」と鳴くのは犬、などのように物に名前がつくことを知った子どもたちは、それらを手元の積み木やおもちゃで見立ててイメージ(象徴)する力がついてきます。この象徴遊びは2歳頃から見られるようになっていきます。  最後に「ルールのある遊び」ですが、社会性や論理的思考が育ってきて、あらかじめ決められた集団のルールを守って競い合うのは7歳頃からできるようになっていくと言われています。 年少さんや年中さんの時点でも兄弟児がいて競い合う場面や、かけっこなど勝ち負けのある遊びが好きなお子さんもいるかもしれませんが、自分ルールを突然、追加したり負けそうになると泣いてしまったりとルールを守ったり、勝ち負けを受け入れるというのは、まだ難しい事がほとんどです。 「ルールのある遊び」をしていく中で、子ども同士はお互いの意見を通そうと衝突する事が多々あります。しかし、それでは思い通りにはならず、そもそも「じゃあ、やらない」と遊びを断られてしまう事もあります。その為、大人が間に入り折衷案を出すこともありますが、その前に子供自身に「どうしたらよかったのか」を考える機会を与えても良いかもしれません。 相手にも意思があり、自分の意見がすべて通ることは当たり前ではない、ということを知る。ピアジェはこれを「脱自己中心性」と呼び、就学の7歳に至るまでに他者の視点を獲得していくとしています。  お友達とのやり取りについて課題があると考えられるお子さんもいるかもしれません。 ただ、上記について知ることでルールを守る・勝敗を受け入れる為には、「そもそものルール理解ができているのか」「他者視点は獲得できているのか」「脱自己中心性はできているのか」様々な視点で掘り下げていく事も重要であると考えられます。 園での様子や教室での様子を共有し、これらを一緒に考えていく事で、ご家庭での声の掛け方や教室での支援方針も前向きに定まっていくと思います。 てらぴぁぽけっと東門前教室 ST関 Aクール 10:00-12:00 Bクール 13:00-15:00 Cクール 15:00-17:00 お気軽に見学・ご相談お待ちしております。

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言語聴覚士
26/09/08 12:34 公開
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