ふれあいみらいキッズで、今回初めてSDGsという療育を行いました。

初回ということもあり、まずはSDGsとは何かを知ることを目的に、動画を視聴しながら進めました。（今回は少し真面目な内容です）

動画が始まると、「つまんなーい！」「まだ終わらないの？」と正直な感想が次々と出てくる子どもたち（笑）

内容としては大切な話ではあるものの、聞くだけ・見るだけの時間が長く、退屈に感じてしまった様子でした。

ただ、これはある意味とても自然な反応です。
初めて聞く言葉と少し抽象的な話に対して「よく分からない」「楽しくない」と感じることも、最初の一歩だからこそ起こる反応だと感じています。

今回の活動では、「理解する」「覚える」ことよりも、まずは「SDGsっていう言葉があるんだ」「世の中にはいろんな課題があるんだ」と知ることを大切にしました。

【ねらい】
● SDGsという言葉や考え方に触れ、まずは存在を知る
● 社会の中にある課題に目を向けるきっかけをつくる
● 「難しい」「つまらない」と感じた気持ちも含めて、正直に表現する
● 今後の活動につなげるための土台づくり

今回は正直、「楽しい！」という活動ではなかったかもしれません。

でも、「つまらないと感じた」「よく分からなかった」という経験も含めて、次につなげるための大切なスタートです。

今後は、
・実際に手を動かす活動
・身近な例に置き換えた取り組み
・「自分たちにできること」を考える時間
などを取り入れながら、SDGsをもっと身近に感じられるよう進めていく予定です。

まずは「知っておく」。
その第一歩となる時間になりました。