児童発達支援事業所

kids i おびやま【2026年4月1日OPEN 】のブログ一覧

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(10件)
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「ひとりでできる」より、「助けて」が言える

「お友だちとうまく遊べない」「トラブルばかりで心配」「輪に入っていけない」。 人との関わりは、保護者さまからのご相談でいちばん多いテーマです。 こうしたとき、私たち大人はつい「ごめんねって言おう」「貸してって言おう」と、正しい言い方を教えたくなります。もちろん、それが役に立つ場面もあります。 でも、言い方を覚えれば関われるようになるかというと、そう単純ではありません。 人と関わる力は、いくつもの力が重なってできています。 ・相手の様子や表情に気づく ・自分の気持ちを、相手に伝える ・困ったときに「助けて」と言える ・うまくいかなかったとき、もう一度やり直す どこでつまずいているかは、子どもによって違います。 だから「ごめんねの言い方」だけを練習しても、その子の困りごとには届かないことがあるのです。 そのなかで、kids iがいちばん大切にしているのは「助けて」が言えることです。 ひとりでできることを増やすのは、たしかに大事です。 でも人は誰でも、ひとりではどうにもならない場面に出会います。そのときに「手伝って」「わからない」と言えるかどうかは、この先ずっと、その子を支える力になります。 だから私たちは、こんな場面を大切にしています。 ・「できない」と言えたことを、まず認める ・子ども同士のやりとりに、すぐ答えを出さない ・仲直りの場面に大人が入りすぎず、まず見守る ・うまくいかなかった経験を、責めずに一緒に振り返る トラブルは、なくすべきものではなく、学ぶ機会でもあります。 安心できる場所で、失敗しても大丈夫という前提があるからこそ、子どもは人との関わりを何度でも試すことができます。 ひとりでできる子に育てるのではなく、人とつながれる子に育っていく。 安心 → 挑戦 → つながり。kids iが見ているのは、その先にいる「困ったときに人を頼れる大人」の姿です。

kids i おびやま【2026年4月1日OPEN 】/「ひとりでできる」より、「助けて」が言える
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26/09/09 17:24 公開

「直す」のではなく、「育てる」

子育てや療育の中で、「すぐ怒る」「お友だちを叩いてしまう」「集団に入れない」といった行動に、頭を悩ませることはありませんか。 こうした行動を前にすると、私たち大人はつい「やめさせなきゃ」「直さなきゃ」と考えます。注意する、ルールを決める、できたら褒める——もちろん、それで落ち着くこともあります。 でも、叱っても叱っても同じことが繰り返される。そんなとき、kids iでは少し立ち止まって、こう考えます。 「この行動の"奥"で、この子の中に何が起きていたんだろう?」 たとえば、お友だちを叩いてしまった子がいたとします。表に見えるのは「叩いた」という行動です。 でもその裏には、 ・おもちゃを取られて、悲しかった・悔しかった(感情) ・「わざと取られた」と感じた(出来事の受け取り方) ・でも、その気持ちをうまく言葉にできなかった(伝える力) ・落ち着く方法を、まだ持っていなかった(整える力) ——こんなプロセスが隠れているかもしれません。 行動は、結果です。 そして同時に、その子からの「サイン」でもあります。「今、こんなことで困っているよ」という、内側からのメッセージです。 だから私たちは、行動そのものを抑え込むのではなく、その背景にある「気持ち」や「受け取り方」「人との関わり方」に目を向けます。背景が変われば、行動は自然と変わっていく。そう考えているからです。 「直す」のではなく、「育てる」。 kids iが大切にしている、いちばんの土台となる考え方です。 お子さまの行動に困ったとき、「どうしてだろう?」と一緒に考えてみませんか。 その"なぜ"の中に、きっと支援のヒントがあります。

kids i おびやま【2026年4月1日OPEN 】/「直す」のではなく、「育てる」
日々のサポート
26/07/18 12:57 公開

「最近怒りっぽい…それ、6月の疲れかもしれません」

4月・5月は頑張れたのに…6月に急に崩れる理由 「最近、急に怒りっぽくなった」 「朝の支度が進まなくなった」 「園や学校には行けているのに、家で荒れることが増えた」 このようなご相談を6月頃によくいただきます。 保護者の方からすると、 「新年度は順調だったのに、どうして急に?」 と不安になることも少なくありません。 ですが、実は6月は子どもたちが疲れを見せやすい時期でもあります。 4月は新しい環境に適応しようと、子どもたちなりにたくさんのエネルギーを使っています。 新しい先生、新しい友達、新しい教室、新しいルール。 大人が思っている以上に、子どもたちは毎日頑張っています。 特に発達に特性のあるお子さまの場合、 ・周囲の様子を常に気にしている ・失敗しないように気を張っている ・分からないことを我慢している など、見えない努力を積み重ねていることがあります。 そして5月までは緊張感で頑張れていたものの、6月頃になると少しずつ疲れが表面に出てきます。 その結果、 ・癇癪が増える ・イライラしやすくなる ・登園や登校を嫌がる ・家で甘えが強くなる ・何でも「嫌」と言うようになる といった様子が見られることがあります。 こうした姿を見ると、「わがままになったのかな?」と感じることもあるかもしれません。 ですが、その背景には「頑張り続けて疲れている」という状態が隠れていることも少なくありません。 そんな時は、 「どうしてできないの?」 ではなく、 「最近たくさん頑張っていたもんね」 という視点で関わってみることも大切です。 疲れた時に安心して休める場所があること。 失敗しても受け止めてもらえること。 それは子どもたちにとって大きな力になります。 もし6月になってお子さまの様子が少し変わってきたと感じたら、「困らせようとしている」のではなく、「疲れが出ているサインかもしれない」という視点も持ってみてください。 子どもたちは今日も、それぞれのペースで頑張っています。

kids i おびやま【2026年4月1日OPEN 】/「最近怒りっぽい…それ、6月の疲れかもしれません」
日々のサポート
26/06/05 18:02 公開

「ことばが気になる」と感じたら — 家庭でできる3つの工夫

こんにちは、kids i おびやまです。 「同じ年齢の子と比べて、うちの子は言葉が少ないかも」 「『発語』『二語文』ってよく聞くけど、うちはまだ…」 「保健センターでもう少し様子を見ましょうと言われたけれど、家で何かできることはないの?」 未就学のお子さまを育てるご家庭から、こうしたご相談をよくいただきます。 今日は、児童発達支援の現場で大切にしている考え方をベースに、ご家庭で今日から始められる3つの工夫をお伝えします。 難しい教材も特別な練習もいりません。 日常の関わりを少しだけ意識を変えて続けるだけで、お子さまの「伝える力」を育てる土台になります。 はじめに:「ことば」は氷山の一角です ことばは、コミュニケーションの中でも一番見えやすい部分。 だから「ことばが遅い」=「コミュニケーションが心配」と直結して受け止められがちです。けれど、私たち発達支援の現場では、ことばが出る前に育っているたくさんの力があることを大切にしています。 ・目が合う、視線を共有する ・指さしで「あれ見て」と伝える ・ジェスチャーや表情で気持ちを示す ・大人のまねをする ・「ちょうだい」「いらない」を体で伝える これらは、ことばが「乗っかる」ための土台です。土台がしっかりしていれば、ことばはあとから少しずつついてきます。 つまり、ご家庭でできる工夫の方向性は、 ことばを「言わせる」のではなく、「伝わる」体験をたくさん積ませる ここに尽きます。具体的な工夫を3つ、ご紹介します。 工夫①:ことば以外の「伝え方」を一緒に育てる ことばが少ないお子さまでも、指さしやジェスチャー、表情を使って気持ちを伝えていることがあります。これらは「ことばの代わり」ではなく、ことばの前にある大切なコミュニケーションの形です。 具体的にできること ・ジュースがほしそうにしていたら、「ジュース、ちょうだいって指さししてみよう」と一緒に指で示す ・ご家族が「これ食べる?」と聞いたとき、首をふって「いらない」を表せるよう待つ ・絵本を読みながら「これは何?」と聞いて、ことばが出なくても指さしできたらしっかり応える ポイント 「ちゃんとことばで言って」と求めてしまうと、お子さまは「うまく言えない自分」に向き合うことになり、伝える意欲そのものがしぼんでしまうことがあります。 まずは、伝える手段は何でもいい。「伝わった!」という体験を積み重ねることが、結果的にことばを引き出します。 工夫②:お子さまの「興味」を起点にする ・「ことばを増やそう」と思うと、つい大人が選んだ絵本や教材を使いたくなります。でも、お子さま自身が興味を持っていないものでは、なかなか心が動きません。逆に、お子さまが好きなもの・夢中になっているものを起点にすると、伝えたい気持ちが自然に湧いてきます。 具体的にできること ・好きなおもちゃで遊んでいる最中に「これ、楽しいね」「○○、すごいね」と気持ちを言葉にする(代弁) ・大好きなおやつをすぐに渡すのではなく、少しだけ「ほしい」気持ちが芽生える間をとる ・お風呂、お散歩、食事など、お子さまが「楽しみ」にしている場面で短いやりとりを増やす ポイント たくさん話しかけることが大切と聞きますが、実は「いつ」「何について」話しかけるかのほうが大切です。お子さまの注意がそこに向いていないとき、いくら話しかけてもなかなか入っていきません。 お子さまの目線が向いているもの、興味を持っているものを、大人が言葉で代弁する。これだけで、お子さまにとっての「ことばの意味」が立体的に育ちます。 工夫③:「伝わった!」のリアクションを大切にする お子さまが何かを伝えようとしたとき、それが指さしでもジェスチャーでもことばでも、「伝わった」という手応えを、はっきり返してあげることが何より大切です。 具体的にできること ・指さしで「あれ」と示されたら、その方向を一緒に見て「あ、ワンワンだね!」と応える ・「ん!」と声を出して何かを要求してきたら、すぐに「あけてほしいんだね」「のみたいんだね」と意図を汲んで応える ・何を伝えたいかわからないときも、推測で「これかな?」「あれかな?」と確認して、当たったら大きく反応する ポイント 子どもが「伝えようとしたこと」が大人にスルーされる経験を重ねると、伝える意欲そのものが育ちにくくなります。逆に、たとえ完璧な形でなくても「伝わった!」という喜びが積み重なれば、もっと伝えようという力が育ちます。 私たちはこれを「コミュニケーションの好循環」と呼んでいます。 最初の小さな成功体験が、次の挑戦を生む。この循環をご家庭で意識的に作っていただくだけで、お子さまの伝える力は着実に伸びていきます。 【それでも気になるときは、専門機関に相談を】 ここまでご紹介した3つの工夫は、すべてのお子さまに役立つ普遍的な関わり方です。「ことばが気になる」と感じる段階で、家庭で始めていただく価値は十分にあります。 ただし、こんなときは家庭の工夫だけで抱え込まず、専門機関への相談をご検討ください。 ・1歳半健診・3歳児健診で発達について指摘を受けた ・名前を呼んでも振り向きにくい、目が合いにくいと感じる ・ことばだけでなく、こだわりや感覚の偏りが気になる ・ご家庭で頑張ってきたけれど、ご家族が疲れてきている 相談先は、 お住まいの市町村の子育て支援課・保健センター 発達障害者支援センター 児童発達支援事業所(当教室のような場所) など、無料で相談できる窓口がたくさんあります。 「相談に行く=診断がつく」ということではありません。「ちょっと気になる」段階でも、専門家と一緒に見立てることで、ご家庭の関わりがぐっと楽になることがあります。 【おわりに:焦らないで、比べないで】 「ことばが気になる」と感じたとき、保護者の方は本当に頑張っています。情報を調べ、絵本を増やし、たくさん話しかけて。それでも結果がすぐに見えないと、つい焦りが先に立ってしまいます。 私たち児童発達支援の現場でお伝えしたいのは、お子さまの成長は、必ず「その子のペース」で進んでいるということ。今は伸びていないように見えても、土台は静かに育っています。 そして、保護者の方一人で抱え込む必要はありません。一緒に見守り、一緒に喜んでくれる専門家がいることを、どうか覚えておいてください。 ご相談・見学を受け付けています kids i おびやまは、熊本市中央区で新しく開設した児童発達支援教室です。 ・「ことばが気になる」「他の子と比べて気になる点がある」というご相談 ・教室の見学・無料相談 ・お子さまの発達についての無料相談 随時受け付けています。 新規開設で定員に余裕がある今だからこそ、お一人おひとりにじっくり時間をかけてご相談に応じられます。

kids i おびやま【2026年4月1日OPEN 】/「ことばが気になる」と感じたら — 家庭でできる3つの工夫
日々のサポート
26/05/18 17:32 公開

「友だちトラブル」が増える理由

年度末になると、「最近、友だちとのトラブルが増えた気がする」 そんな相談が増える時期です。 ・叩いてしまう ・言い合いになる ・遊びに入れない ・「あの子が嫌」と言う 保護者としては「性格なのかな?」「このままで大丈夫?」と不安になりますよね。 でも実は、年度末は友だちトラブルが起こりやすい時期でもあります。 ① 集団のルールが一段上がる 年度の後半になると、 ・順番を守る ・話し合いをする ・役割を持つ といった 集団の中で求められる力 が増えていきます。 すると、 ・待てない ・自分の思いを通そうとする ・言葉で伝えられない といったことが、トラブルとして表れやすくなります。 これは「問題行動」というより、発達の途中でよく見られることです。 ② 疲れがたまりやすい時期 3月は、 ・行事 ・年度末の活動 ・環境の変化 などが重なり、子どもも意外と疲れています。 疲れがたまると、 ・我慢がききにくい ・感情のコントロールが難しい ・些細なことで怒る といった状態になりやすくなります。 その結果、友だちとの衝突が増えることがあります。 最後に友だちトラブルが増えると、 「このままで大丈夫かな」 「うちの子だけ?」 と不安になることもありますよね。 でも、友だちとの関係は練習しながら育つ力です。 もし ・トラブルが続く ・園でも指摘が増えた ・関わり方が分からない そんなときは、児童発達支援に相談して大丈夫です。 少し話すだけでも、今の状況を一緒に整理することができます。 一人で抱えなくて大丈夫ですよ。

kids i おびやま【2026年4月1日OPEN 】/「友だちトラブル」が増える理由
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26/03/09 19:22 公開
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