児童発達支援事業所

療育センターエコルド はぐみのおうち かすがいのブログ一覧

  • 空きあり
  • 送迎あり
お子さまに合った施設か、気軽に相談してみましょう
空き情報の確認や見学予約も受付中♪
電話で聞く場合はこちら:050-1809-5467
※営業・調査を目的としたお問い合わせはご遠慮ください
NEW

すぐ「抱っこ!」甘えではなく隠れた疲れの正体

こんにちは。
療育センターエコルドはぐみのおうち かすがいで、児童指導員・理学療法士をしています、内山隆範です。

9月も後半に入り、日中は少しずつ涼しい風が吹くようになってきましたね。秋の行楽シーズンやお散歩にぴったりの季節ですが、お出かけのたびにこんな「終わりの見えない体力勝負」に疲弊していませんか?

「公園に向かって歩き出して5分も経たないうちに、『もう歩けない、抱っこ!』と座り込んでしまう」
「周りの同年代の子は元気に走り回っているのに、うちの子はすぐにベビーカーに乗りたがる」
「もうお兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから歩きなさい!」と叱っても、テコでも動かない我が子。お買い物やお出かけのたびに、重い荷物とお子さまを両方抱えてヘトヘトになっているお母さん。「うちの子、体力がないのかな」「私が甘やかしすぎたせい?」と悩んでしまうお気持ち、痛いほどよく分かります。

しかし、日々子どもたちの身体と脳に向き合う理学療法士として、まず一番にお伝えさせてください。
お子さまがすぐに歩くのを嫌がるのは、決して「親への甘え」でも「なまけグセ」だからでもありません。
ここには、国が定める療育の5領域における「運動・感覚」(身体の土台づくり)のメカニズムから紐解く、明確な理由が隠されているのです。 

大人の目には見えない、小さな身体で起きている「2つの限界」

大人の目には「ただ歩くのが面倒くさくて甘えている」ように見えますが、お子さまの心と身体では、私たちが想像する以上に過酷な疲労が起きています。

「姿勢を保つ筋肉」が弱く、重力に負けている(体幹の未熟さ)

歩くという動作は、足の力だけでなく、重い頭を支えて身体を真っ直ぐに保つ「体幹(抗重力筋)」の力が必要です。生まれつきこの筋肉の張りが弱い(低緊張といいます)お子さまにとって、ただ歩くだけでも、大人に例えれば「足場の悪い泥沼の中を、重いリュックを背負って歩いている」のと同じくらい過酷な全身運動なのです。甘えているのではなく、本当に、すぐに筋肉が限界を迎えて「疲れて」しまっています。
足の裏のクッションが未発達(扁平足と感覚の鈍さ)
幼児期はまだ足の裏の「土踏まず(アーチ)」が未完成な子が多くいます。土踏まずは、歩く時の衝撃を吸収するバネの役割を果たします。これが未発達だと、地面からの衝撃がダイレクトに足や膝に伝わり、歩くたびに痛みや強い疲労を感じやすくなります。また、足裏の感覚(固有受容覚)が鈍いと「地面をしっかり蹴る」ことができず、ペタペタとした燃費の悪い歩き方になってしまい、結果としてとても疲れやすいのです。

今日からできる!「歩く力」を優しく育てる3つのヒント

「甘えないで歩きなさい!」と無理に引っ張ることは、歩くこと自体を「苦痛な罰」にしてしまいます。今日からご家庭でも試せる、身体の根っこから「歩きやすい身体」を育てていくアプローチをご紹介しますね。

1. 歩く前に「足裏の準備体操」でスイッチを入れる

靴を履く前に、お子さまの足の裏全体をお母さんの手のひらで「ギュッ、ギュッ」と少し強めにマッサージしてあげてください。足の裏のセンサー(触覚や固有受容覚)が目覚めることで、地面をしっかりと捉えられるようになり、不思議と歩行が安定しやすくなります。

2. 「目で見えるゴール」を設定して脳を助ける

「公園まで頑張ろう」という遠いゴールは、見通しを持つのが苦手なお子さまには響きません。「あそこにある赤い車まで歩こう!」「次の電信柱まで競争ね!」と、目の前の短いゴール(視覚情報)を小出しに設定してあげてください。脳のモチベーションを保ちやすくなり、結果的に長く歩けるようになります。

3. 「押す」お手伝いで体幹にスイッチを入れる

歩くのを嫌がったら、ベビーカーに乗せるのではなく「お母さんの代わりにベビーカーを押してくれる?」と頼んでみてください(安全な場所で行ってくださいね)。重いものを「押す」動作は、足腰や体幹の筋肉に強い圧が入り、自然と姿勢の土台が安定する最高のトレーニングになります。

ご家庭だけで抱え込まず、私たちを頼ってください
成長とともに体幹がしっかりし、土踏まずが形成されてくれば、少しずつ歩ける距離は伸びていきます。しかし、「何もない平らな道で頻繁につまずき、顔や頭から転んで怪我をしてしまう」「足が痛いと頻繁に訴え、少しの距離でも全く歩こうとしない」「歩き方が極端に内股・ガニ股で、足を引きずるような不自然さがある」といった場合は、骨格や関節の専門的なサポートが必要なケースがあるため、ご家庭だけで抱え込まずにご相談ください。

エコルドはぐみのおうちでは、理学療法士の知見を活かし、ただ「歩く練習」をするのではなく、トランポリンやアスレチックなどのダイナミックな粗大運動を通して、遊びながら自然と「重力に負けない体幹」や「足の裏の感覚」を育てるサポートを行っています。
「また今日も抱っこか…」と、重い荷物と我が子を抱えて肩で息をしているお母さん、本当にお疲れ様です。お子さまは決して怠けているわけではなく、自分の弱い筋肉と必死に戦いながら、一生懸命に歩こうと頑張っている真っ最中なのです。いつでも町の身近な専門家として、私たちにご相談くださいね。

【求人のお知らせ】地域の子どもたちを一緒に支える仲間を募集しています!

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
エコルドでは現在、地域の子どもたち一人ひとりとより深く向き合っていくために、新たな「児童指導員」の仲間を募集しています。

私たちは単に子どもを「預かる」のではなく、今日お話ししたような「5領域(健康・生活、運動・感覚、認知・行動、言語・コミュニケーション、人間関係・社会性)」のエビデンスに基づいた療育を何よりも大切にしています。だからこそ、様々な専門性を持つ方の力が必要です。

保育士・幼稚園教諭の方
理学療法士(PT)・作業療法士(OT)の方
公認心理師・臨床心理士の方
心理学を学ばれた方(大学・大学院)

「資格はあるけれど経験が浅くて不安…」という方もご安心ください。エコルドでは、異なる専門性を持つスタッフがチームとなり、日々の支援について温かく話し合い、共に学び合う文化があります。

地域と手を取り合いながら、子どもたちの「できた!」の笑顔を増やすお手伝いがしたい。そんな想いを持ったあなたと働ける日を楽しみにしています。見学だけでも大歓迎ですので、ページ内の【電話でのお問い合わせ】または【問い合わせフォーム】より、お気軽にご連絡ください!

療育センターエコルドはぐみのおうち かすがい
児童指導員・理学療法士 内山 隆範
電話で聞く場合はこちら:050-1809-5467
※営業・調査を目的としたお問い合わせはご遠慮ください
チェックアイコン

この施設を見ている人におすすめの施設です
まとめて問い合わせしましょう

【無料】発達ナビ会員登録して便利にサービス利用!
会員登録するとこんなに便利!
  1. 気になる施設を自分だけのリストに保存
  2. 問い合わせ時に一部情報入力が不要
  3. 送迎有無などのこだわり条件を保存
  4. コラムやQ&Aが読み放題
無料会員になる
24時間以内に
98人が見ています!
電話で聞く場合はこちら 050-1809-5467

掲載情報について

施設の情報
施設の情報は、株式会社LITALICOの独自収集情報、都道府県の公開情報、施設からの情報提供に基づくものです。株式会社LITALICOがその内容を保証し、また特定の施設の利用を推奨するものではありません。ご利用の際は必要に応じて各施設にお問い合わせください。施設の情報の利用により生じた損害について株式会社LITALICOは一切責任を負いません。


利用者の声
利用者の声は、施設と関わりをもった第三者の主観によるもので、株式会社LITALICOの見解を示すものではありません。あくまで参考情報として利用してください。また、虚偽・誇張を用いたいわゆる「やらせ」投稿を固く禁じます。 「やらせ」は発見次第厳重に対処します。


施設カテゴリ
施設のカテゴリについては、児童発達支援事業所、放課後等デイサービス、その他発達支援施設の3つのカテゴリを取り扱っており、児童発達支援事業所については、地域の児童発達支援センターと児童発達支援事業の両方を掲載しております。