〜前頭葉には目の運動が大切であるお話し〜
先日前頭葉についてお話ししました。
少し復習をすると、「前頭葉」は、
人間が人間らしく生きていくため、
社会性のある行動をとるため、
の最も高度な働きを担っています。
お子さんの発達を考える上で、前頭葉はいわば自分自身をコントロールする「脳の中で1番の司令塔」であり、行動を指揮する脳の「社長さん」のような場所です。
具体的に、お子さんの生活の中で前頭葉(行動を指揮する脳の社長さん)がどんな役割をしているのか....
① 「ガマンのスイッチ」を入れる役割
② 何を・どの順番でやればいいか「段取り」を組む役割
③ 「相手の気持ち」を想像する役割
前頭葉は脳の中で「最後に完成する場所」と言われています。
だいたい25歳を過ぎるまでゆっくりと成長し続けるため、お子さんが「わかっているのにできない」のは、まだこの「社長さん(前頭葉)」が修業中だからです。
〜前頭葉の発達には「目の運動」が効く!〜
前頭葉を活性化させるにはどうしたら良い?
前頭葉を活性化する遊びは、先日のブログでもいくつかご紹介しましたが、実は目の動きと前頭葉は密接な関係にあります。目を動かすことが前頭葉の活性化につながります。
目を動かす事は、この修業中の社長さん(前頭葉)に「ほら、お仕事の時間だよ!」とやる気スイッチを入れる刺激になります。
例えば、こんな遊びがあります。
1. お手玉・風船バレー
お手玉は「落ちてくる場所」を予測して目を動かすので、前頭葉のシミュレーション能力をフル活用します。
小さなお子さんには、動きがゆっくりな「風船」がおすすめ!
風船が落ちない様に目で追って「注意を持続させる」事が前頭葉を刺激させます。
2. 指相撲・あっち向いてホイ(反射を抑える力)
おなじみの遊びも、実は高度な脳トレです。
「つられて見てしまう」反射をグッとこらえて反対を見る動きは、前頭葉の「抑制機能」を猛烈に刺激します。
3. 「ナンバー・タッチ」ゲーム
画用紙に1〜10の数字をバラバラに書き、それを順番に指でタッチしていく遊びです。
「よーい、スタート!」で1から順に探してタッチします。視野を広く使って「次の数字はどこかな?」と探すプロセスが前頭用を鍛えます。
4. 室内「宝探し」・ウォーリーを探せ(スキャンする力)
「赤いもの」「丸いもの」など、テーマを決めて部屋の中から探します。
絵本なら『ミッケ!』や『ウォーリーをさがせ!』も最高です。
たくさんの情報の中から「必要なものだけ」を選び取る目の使い方は、情報の整理整頓能力(前頭葉が担う計画性)につながります。
〜お母さんへのアドバイス、遊びのコツ〜
これらの遊びで一番大切なのは、「お子さんの目がしっかり動いているか」を観察することです。「頭を動かさずに、目だけで追えるかな?」
という声かけをして、目の動きを促してみてください。
首を振らずに目だけで追えるようになると、前頭葉の独立したコントロール能力がより高まりますよ。
私もよく子供とやりますが、変顔ごっこもおすすめです(笑)。
「寄り目できる?」「見て、お母さんみたいに白目できる?」「目をグルグルまわせる?」など、意外とこどもは真似したがりますよ!
是非やってみて下さいね。
療育センターエコルド はぐみのおうち
理学療法士 内山明奈
先日前頭葉についてお話ししました。
少し復習をすると、「前頭葉」は、
人間が人間らしく生きていくため、
社会性のある行動をとるため、
の最も高度な働きを担っています。
お子さんの発達を考える上で、前頭葉はいわば自分自身をコントロールする「脳の中で1番の司令塔」であり、行動を指揮する脳の「社長さん」のような場所です。
具体的に、お子さんの生活の中で前頭葉(行動を指揮する脳の社長さん)がどんな役割をしているのか....
① 「ガマンのスイッチ」を入れる役割
② 何を・どの順番でやればいいか「段取り」を組む役割
③ 「相手の気持ち」を想像する役割
前頭葉は脳の中で「最後に完成する場所」と言われています。
だいたい25歳を過ぎるまでゆっくりと成長し続けるため、お子さんが「わかっているのにできない」のは、まだこの「社長さん(前頭葉)」が修業中だからです。
〜前頭葉の発達には「目の運動」が効く!〜
前頭葉を活性化させるにはどうしたら良い?
前頭葉を活性化する遊びは、先日のブログでもいくつかご紹介しましたが、実は目の動きと前頭葉は密接な関係にあります。目を動かすことが前頭葉の活性化につながります。
目を動かす事は、この修業中の社長さん(前頭葉)に「ほら、お仕事の時間だよ!」とやる気スイッチを入れる刺激になります。
例えば、こんな遊びがあります。
1. お手玉・風船バレー
お手玉は「落ちてくる場所」を予測して目を動かすので、前頭葉のシミュレーション能力をフル活用します。
小さなお子さんには、動きがゆっくりな「風船」がおすすめ!
風船が落ちない様に目で追って「注意を持続させる」事が前頭葉を刺激させます。
2. 指相撲・あっち向いてホイ(反射を抑える力)
おなじみの遊びも、実は高度な脳トレです。
「つられて見てしまう」反射をグッとこらえて反対を見る動きは、前頭葉の「抑制機能」を猛烈に刺激します。
3. 「ナンバー・タッチ」ゲーム
画用紙に1〜10の数字をバラバラに書き、それを順番に指でタッチしていく遊びです。
「よーい、スタート!」で1から順に探してタッチします。視野を広く使って「次の数字はどこかな?」と探すプロセスが前頭用を鍛えます。
4. 室内「宝探し」・ウォーリーを探せ(スキャンする力)
「赤いもの」「丸いもの」など、テーマを決めて部屋の中から探します。
絵本なら『ミッケ!』や『ウォーリーをさがせ!』も最高です。
たくさんの情報の中から「必要なものだけ」を選び取る目の使い方は、情報の整理整頓能力(前頭葉が担う計画性)につながります。
〜お母さんへのアドバイス、遊びのコツ〜
これらの遊びで一番大切なのは、「お子さんの目がしっかり動いているか」を観察することです。「頭を動かさずに、目だけで追えるかな?」
という声かけをして、目の動きを促してみてください。
首を振らずに目だけで追えるようになると、前頭葉の独立したコントロール能力がより高まりますよ。
私もよく子供とやりますが、変顔ごっこもおすすめです(笑)。
「寄り目できる?」「見て、お母さんみたいに白目できる?」「目をグルグルまわせる?」など、意外とこどもは真似したがりますよ!
是非やってみて下さいね。
療育センターエコルド はぐみのおうち
理学療法士 内山明奈