健やかな成長を願って

療育はひとつに絞るべき?3つの場所に通った私が「子どもにあった環境選び」について思うことの画像
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療育センターに通い始めた頃は、私自身、心の余裕がなく「今」しか見ることができませんでした。
「今少しでもできるようにならなければ。」
「なんとか、みんなに追いつきたい。」

そんな思いで、療育に臨んでいたように思います。

しかしながら療育に通っても思うように成果が上がらず落ち込み、娘の泣き暴れる姿を見て悲しみ、日々の生活でも娘に振り回されて精神的にも肉体的にも疲れていました…。
現在でもそれほど余裕はありませんが、一年、二年、三年・・・と積み重ねていく中でようやく、自分自身の心の余裕の保ち方や考え方などが分かるようになってきました。

三年前に泣き暴れていた、その教室。
娘は今、その場所で先生やクラスメイトと笑い合っています。


娘はこの3年間で様々ななことを学んでできるようになりました。
私自身も、「そのとき」が来るまであきらめず根気強く丁寧に導いていくことの大切さを学びました。

成長は皆、同じではない。
一般的には2歳でできていることも、娘は5歳になってはじめてできることがある。
持って生まれた成長の速度やスタイルがほんの少しずつ理解できるようになってきました。

子どもの学びの時期や場所は一様ではありません。
特に発達に偏りや遅れのある子の場合、自身が”環境に合わせにいく”ことが苦手な面があります。なので、その子に合わせて環境をカスタマイズしていくことも大切だと実感しています。

その子の個性と成長に合った学びの場や遊びの場を用意していくことが、健やかな成長につながっていくのではないかと思います。
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