子どもの「唾はき遊び」を止めるにはどうしたらいい?

ライター:sari
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発達障害のあるなしに限らず、子どもによく見られる「唾をはく」という行為。本人はそれが汚いこと、悪いことと思っていないとしても、他の人から見たら大変困った行為ですよね。どのようにしてやめさせたらいいのかを考えてみましょう。

「唾はきはダメ」どう教えたらいいのだろう

「唾をはく」という行為は、子どもにとって遊びでも、相手にとっては大変迷惑な行為といえます。
お友達のお家で、デパートで、そんな場面ではせめてやめてほしい…そんな思いありませんか?
まずは、子どもが唾をはく理由について一緒に考えてみたいと思います。
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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10132007904

観察してみましょう

お子さんが唾をはく場面を思い返して考えてみましょう。

① 相手は決まっている?
② 前後にどんな出来事がある?
③ 似たような場面でも、唾はきをしない事はある?


唾をはく相手がママパパだけ、など決まっている場合は、その人の気をひこうとしているのかもしれませんね。

また、前後にどんな出来事があるのか観察してみると、唾はきの目的が見えてくる場合も。唾をはいた後の周囲の反応を楽しんでいる、イヤな事をされ抗議したい気持ちの表れ、など、じっくりと観察してみましょう。

唾はきよりも、気持ちが伝わる言葉を知ろう!

なぜ子どもが唾はきをしているのか見えてきた場合は、その気持ちを伝える適切な方法を教えてあげましょう。

「パパ一緒にあそぼうって言ってくれたら嬉しいな」「嫌な時はイヤって言うと伝わるよ」など、具体的なフレーズを伝えましょう。

そのフレーズを使って気持ちを表現できた時は、出来るだけすぐ対応してあげましょう。「唾はくより、こうやって言うほうがいいや!」と子ども自身が感じる事ができれば、ゆっくりと唾はきは収まっていきます。
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自閉症や発達障害に限らず、唾をはくという行為をコミュニケーションの手段として覚えている場合は、ただ注意するだけでは行動はかわらないかもしれません。ぜひ、自分の気持ちを伝える最適な手段を、一緒に教えてあげてくださいね。
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