子どもの「唾はき遊び」を止めるにはどうしたらいい?
ライター:sari
発達障害のあるなしに限らず、子どもによく見られる「唾をはく」という行為。本人はそれが汚いこと、悪いことと思っていないとしても、他の人から見たら大変困った行為ですよね。どのようにしてやめさせたらいいのかを考えてみましょう。
「唾はきはダメ」どう教えたらいいのだろう
「唾をはく」という行為は、子どもにとって遊びでも、相手にとっては大変迷惑な行為といえます。
お友達のお家で、デパートで、そんな場面ではせめてやめてほしい…そんな思いありませんか?
まずは、子どもが唾をはく理由について一緒に考えてみたいと思います。
お友達のお家で、デパートで、そんな場面ではせめてやめてほしい…そんな思いありませんか?
まずは、子どもが唾をはく理由について一緒に考えてみたいと思います。
観察してみましょう
お子さんが唾をはく場面を思い返して考えてみましょう。
① 相手は決まっている?
② 前後にどんな出来事がある?
③ 似たような場面でも、唾はきをしない事はある?
唾をはく相手がママパパだけ、など決まっている場合は、その人の気をひこうとしているのかもしれませんね。
また、前後にどんな出来事があるのか観察してみると、唾はきの目的が見えてくる場合も。唾をはいた後の周囲の反応を楽しんでいる、イヤな事をされ抗議したい気持ちの表れ、など、じっくりと観察してみましょう。
① 相手は決まっている?
② 前後にどんな出来事がある?
③ 似たような場面でも、唾はきをしない事はある?
唾をはく相手がママパパだけ、など決まっている場合は、その人の気をひこうとしているのかもしれませんね。
また、前後にどんな出来事があるのか観察してみると、唾はきの目的が見えてくる場合も。唾をはいた後の周囲の反応を楽しんでいる、イヤな事をされ抗議したい気持ちの表れ、など、じっくりと観察してみましょう。
唾はきよりも、気持ちが伝わる言葉を知ろう!
なぜ子どもが唾はきをしているのか見えてきた場合は、その気持ちを伝える適切な方法を教えてあげましょう。
「パパ一緒にあそぼうって言ってくれたら嬉しいな」「嫌な時はイヤって言うと伝わるよ」など、具体的なフレーズを伝えましょう。
そのフレーズを使って気持ちを表現できた時は、出来るだけすぐ対応してあげましょう。「唾はくより、こうやって言うほうがいいや!」と子ども自身が感じる事ができれば、ゆっくりと唾はきは収まっていきます。
「パパ一緒にあそぼうって言ってくれたら嬉しいな」「嫌な時はイヤって言うと伝わるよ」など、具体的なフレーズを伝えましょう。
そのフレーズを使って気持ちを表現できた時は、出来るだけすぐ対応してあげましょう。「唾はくより、こうやって言うほうがいいや!」と子ども自身が感じる事ができれば、ゆっくりと唾はきは収まっていきます。
自閉症や発達障害に限らず、唾をはくという行為をコミュニケーションの手段として覚えている場合は、ただ注意するだけでは行動はかわらないかもしれません。ぜひ、自分の気持ちを伝える最適な手段を、一緒に教えてあげてくださいね。
強度行動障害とは?原因や症状、助けとなる支援など/専門家監修
【専門家にきく】発達障害がある子どものソーシャルスキルトレーニング(SST)とは?目的や方法は?