時間を教えるには、大好きな予定と組み合わせて!

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曜日や朝晩の理解ができた後は、時間の理解です。これも頭を悩ます問題です。
小学生にもなっていない娘にいきなり、時間の概念(1時間が60分だということや、分刻みで時間が経過することなど)を教えるのは無理でした。

このため、○時○分などの細かい時間は教えませんでしたが、おおまかな時間(○時)を教えるのは必要だと考えました。
まず、身近なところからと考えていたのですが…そうだ、おやつの時間だ!と思い付きました。

毎日、「午後3時はおやつの時間」と決め、「3時になったらおやつだよ」と娘に伝えたのです。
これも根気よく伝えるようにしたところ、そのうち自分から時間が来たら時計を見せ「3時になったね、おやつだよ」と言うようになりました。

こうして娘は、時計の針の位置で「3時」を理解することができるようになりました。

時間通りに準備をしなければならないのは大変ですが、朝ごはんや昼ごはんなどそれに関連した行動と合わせて教えるのが、時間を理解するには早いような気がします。

目で見て理解しやすい子なら、それを活用しない手はない!

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発達に遅れのあるお子さんの場合は、これらの方法を実践しても、もしかしたらすぐに理解できないかもしれませんし、何年もかかるかもしれません。

また、こだわりなどの特性があるお子さんの場合には、例外や急な予定の変更が苦手で、曖昧さを理解するのに一苦労するかもしれませんね。実際娘も、小学生に上がっても、しばらく朝でも昼でも「おはよう!」と言っていました。

しかし、年齢が上がるにつれ、徐々に挨拶の曖昧さや昼ごはんの時間にもいろいろあるのだと理解できるようになっていきました。
今では曜日はもちろん、過去、現在、未来の時間の区別も問題なくできています。

時系列の理解が弱いお子さんの場合は、目で見て確認できるツールがあると大変便利です。
ご家庭で試してみてはいかがでしょうか?
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