「学校と闘う親たち」へ。スクールカウンセラーが伝える問題解決のヒケツ

2016/10/22 更新
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不登校などで学校と子どもとの関係がこじれ、親として学校とコミュニケーションを図らなければ前に進めない時、どんな認識と態度で関わるのがよいでしょうか?

スクールカウンセラーは、保護者や他の教職員とも利害関係が存在しない「第三者性」「外部性」を有する専門家です。子どもを守りたい親御さんに大切にしていただきたいことを事例を交えお伝えします。

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池田行伸
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執筆: 池田行伸
東京都福生市の教育相談室で就学相談に従事
佐賀大学名誉教授
東京学芸大学特命教授
特別支援教育士スーパーバイザー
上智大学文学部卒業 上智大学大学院修了 博士(心理学)。 佐賀大学文化教育学部教授、國學院大学人間開発学部子ども支援学科教授を歴任。幼稚園。小学校、中学校、高等学校、特別支援学校のスクールカウンセラー歴任
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maki さん
2021/01/26 02:31
このように対応してくださる方が一人でもいてくださったら、どんなに幸せでしょう。
中高一貫校に入学して間もなく、いじめ問題から娘の発達障害がわかり、学校にも何かあったらすぐに連絡してほしい、学校での様子を知らせてほしいとお願いしましたが、面倒なことを言ってくるモンスターペアレントとその娘という対応。
苦しくて悲しくてつらい6年間をなんとか終了できると思った矢先、卒業間近にクラスで孤立し不登校に。
学校は受験間近でなんの対応もなし。不登校の理由も一切聞かれることもなく、私たち親子は学校にとってまるで存在しないかのような対応。
絶望しています。

まゆ さん
2017/11/26 19:58
学校に行けなくなった子どもが再び安心して行けるようになる。先生達も意識を変えて頂く事が解決に繋がるんですね。
うちの息子はADHD要素持ち、特性は持っていて先生には伝えてあるのですが、理解はなさそうです。息子は日に日に自信を失ってイライラを募らせています。先生の気持ちはとても分かります、他の子に申し訳ないとも思います。思いますが、うちの子はどこで勉強したらいいんでしょうね……。
また、スクールカウンセラーの先生に相談しようと思います。

Akie Tachi Sato さん
2017/07/27 13:00
聾や盲のような昔から知られている障害では見られない(もちろんご本人やその関係者には細々とご苦労はありますが)ですが、発達障害は日本で認識されてきたのは2000年以降。しかもテレビ局の特集で(NHKEテレ以外で)やるようになったのはつい最近です。私達バブルの頃小学校入学した世代が社会でも中堅になりだした昨今でさえ、それで困っているって発想にならない訳です。知らないんですから。

これは誰のせいでもないと思います。親も学校を責めてはよくないし、学校ももちろんもっとデータ更新頻度をあげるべきでしょう。子供の人数が少ないぶん、養護学校にはいけないけど、何らかの補助を足して学校に通い、学びを進める必要のある子は増えると思います。

退会済み さん
2017/05/29 17:20
このような先生が、学校との橋渡しを根気よくして下されば、親子共にどれほど心強く、生きやすくなる事でしょうか。
スクールカウンセラーの先生に理解があったとしても、実際に受け持つ担任とはかなり温度差があるように思います。まだまだ学校は「普通」に当てはまらない生徒の個性は置き去りで、問題児扱いです。だからこそ、親子共に疲れ果てて、親子共に失った自分の居場所を探し、リタリコさんのような民間の事業所に辿り着くのだと思います。

うじさん さん
2017/04/30 11:50
学校は確かに子供が多くの時間を過ごすところで、できれば有効な場であってほしい。しかし、学校側に障害の理解を深めてもらう、体制を見直してもらうというのは長期戦です。はっきり言えば、学校の上位組織の教育委員会ともやらなければならない。
小学校で6年、中高ではたったの3年に、親として子に割くべき時間を削ってまでやらなければいけないことなのか?私は「孟母三遷」が正しいと思いますし、実際そのようにして良かったと思っています。

こた さん
2017/03/30 00:40
アスペルガーと診断されている高校1年の男の子の母です。中高一貫の私立を受験して通っていましたが、高1の夏にうつ状態になってから全く勉強をしなくなってしまいました。そのような状態でも褒められた教科の先生の宿題はきちんとしていましたが、苦手な教科は全く勉強しなくなってしまったので単位を落としてしまいました。そのため単位を落とした教科の先生に直接対応策を訪ねに行くよう先生から言われていたのですが、話すことが苦手なため、頑張って話を聞きに言ったのですが職員室で極度の緊張から倒れて保健室へ運ばれてしまいました。話すこと苦手だとあらかじめ学校に伝えているのに、無理やり話を直接高校生だから自分で聞くべきと親が立会いで話を聞くことも担任の先生から聞いてもらうことも許可してもらえず、保健室で真っ青になり脂汗をブルブルかいて倒れている子供をみてとてもかわいそうになりました。結局、勉強も怠けているから出来ないので進級はさせないと言うようなことを学年主任の先生に言われ転校することになりました。いくら進学校でも、発達障害と伝えているのにもう少し配慮してもらえないのかと思いました。

さささ さん
2017/03/21 22:11
このコラムをもっと早く知っていたら良かったなと思いました。
うちの子も義務教育は終わってしまいましたが、中学校にいらしたスクールカウンセラーの先生は「学校にいらっしゃい」と言うだけ。
担任の先生や学年主任の先生はフリースクールに行くのを決めた途端「在籍はこっちにあるから、いつでも応援するからな?」と。
教頭先生には「居場所が見つかって良かったですね」って言われたし。
卒業式のクラス便りの担任のコメントは「学校に来れなくて残念だったけど、そういうのもアリかと思います」
どのセリフにも、言い方違うんじゃないか!って言いたかったんですけど見捨てられた感であきらめて黙っていました。
これから子どものためにいい方向に向かって地道にやっていきたいと思っています。

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