もうぐずぐずしない!子どもが「切り替え上手」になるアイテム4選
ライター:モンズースー
ADHD当事者の私。息子も「発達障害の疑いがある」と言われています。そんな凸凹親子の日常を少しだけご紹介します。今回は、切り替えが苦手なお子さんに使うと便利な、グッズのご紹介です。
「もうおしまいよ!」「嫌だ!」子どもが切り替えができないとき、どうしてる?
普段の生活や学校での活動の中で、今やっていることを終わらせて次の行動に移さなくてはならないときって、どうしてもありますよね。
長男はこの、「次の活動への切り替え」がとても苦手でした。
おもちゃで遊んでいるときにお風呂に入ろうと伝えても、活動の切り替えができずに癇癪(かんしゃく)を起こします。その他、就寝・買い物・食事…全てのきりかえ時に癇癪を起こし、起きている時間の半分は泣き叫んでいる日もありました。
会話ができるようになると、自分の言い分を話せるようになり、少しは交渉できるようになったのですが、それでも気持ちを切り替えることは難しかったです。
そんなときに使っていた、「終わりの時間を把握できるアイテム」を、いくつかご紹介したいと思います。
長男はこの、「次の活動への切り替え」がとても苦手でした。
おもちゃで遊んでいるときにお風呂に入ろうと伝えても、活動の切り替えができずに癇癪(かんしゃく)を起こします。その他、就寝・買い物・食事…全てのきりかえ時に癇癪を起こし、起きている時間の半分は泣き叫んでいる日もありました。
会話ができるようになると、自分の言い分を話せるようになり、少しは交渉できるようになったのですが、それでも気持ちを切り替えることは難しかったです。
そんなときに使っていた、「終わりの時間を把握できるアイテム」を、いくつかご紹介したいと思います。
砂時計やオイル時計
砂時計やオイル時計は、時間が減るのを見て確認できるので、時計の針が読めない子でも使えます。
時間が固定で長い時間には使えませんが、あと5分でおしまいにして欲しいな…という時に便利です。
我が家ではテレビの脇に置き、子どもたち自身が見て確認できるようにしていました。
デメリットとしては、時計自体が子どもたちの目を引いてしまい、何度もひっくり返して遊び始めてしまうので、逆に時間がかかってしまったり、音が鳴らないので熱中しすぎる遊びだと、時間が来たことを忘れてしまう…という点があります。
時間が固定で長い時間には使えませんが、あと5分でおしまいにして欲しいな…という時に便利です。
我が家ではテレビの脇に置き、子どもたち自身が見て確認できるようにしていました。
デメリットとしては、時計自体が子どもたちの目を引いてしまい、何度もひっくり返して遊び始めてしまうので、逆に時間がかかってしまったり、音が鳴らないので熱中しすぎる遊びだと、時間が来たことを忘れてしまう…という点があります。
キッチンタイマー
こちらは数10分先まで設定でき、終了時に音が鳴るので便利です。
数字が得意な子や時間の概念を理解している子なら、目で見て残り時間がわかります。
デメリットは、数字の苦手な子や時間の概念がわからない子の場合、時間が減っていることを理解できず、「音が鳴ったらおしまいだよ」と伝えておいても、突然鳴るアラームで終了になると、パニックになるかもしれない点です。
数字が得意な子や時間の概念を理解している子なら、目で見て残り時間がわかります。
デメリットは、数字の苦手な子や時間の概念がわからない子の場合、時間が減っていることを理解できず、「音が鳴ったらおしまいだよ」と伝えておいても、突然鳴るアラームで終了になると、パニックになるかもしれない点です。
アナログキッチンタイマー
他のアイテムより少し高価ですが、便利なのがこのアナログキッチンタイマー。
好きな時間に設定でき、音も鳴るので便利。赤いスペースが時間の経過と共に減っていくので、目で見て残り時間が確認しやすいのです!
似たようなタイマーが療育教材として売られていますが、キッチン用なら1000円程度で買えました。教材より小さいので、カバンに入れて持ち運ぶことも可能です。
長男の場合、60分のタイマーは「動いていない!」と言われました。ゆっくり動くため、減っていることが実感できなかったようです。
そこで、12分のタイマーを使ってみました。こちらの方が動きが早いので、見てわかりやすいようでした。
好きな時間に設定でき、音も鳴るので便利。赤いスペースが時間の経過と共に減っていくので、目で見て残り時間が確認しやすいのです!
似たようなタイマーが療育教材として売られていますが、キッチン用なら1000円程度で買えました。教材より小さいので、カバンに入れて持ち運ぶことも可能です。
長男の場合、60分のタイマーは「動いていない!」と言われました。ゆっくり動くため、減っていることが実感できなかったようです。
そこで、12分のタイマーを使ってみました。こちらの方が動きが早いので、見てわかりやすいようでした。
紙の時計
そして、タイマーで測れない長時間の場合などに使えるのが紙の時計です。
ワンコインショップなどで購入できます。
これを終了時刻の形にセットし、「○時でおしまいだよ」「時計がこの形になったらおしまいだよ」と伝え、本物の時計の近くに置きます。
すると、時計の針が読めない子でも、目で見て終了時間がわかるようです。この使い方は、療育先で知りました。
ワンコインショップなどで購入できます。
これを終了時刻の形にセットし、「○時でおしまいだよ」「時計がこの形になったらおしまいだよ」と伝え、本物の時計の近くに置きます。
すると、時計の針が読めない子でも、目で見て終了時間がわかるようです。この使い方は、療育先で知りました。
まとめ
いかがでしたか?
これまで色々と試してきたおかげか、長男は以前より切り替えができるようになってきました。
今ではアイテムを使わず、口頭で伝えることも増えましたが、切り替えはもともとあまり得意ではないようです。
お子さんがなかなか行動してくれず、切り替えが苦手で困っている方、切り替えの方法を探している方のご参考になれば嬉しいです。
これまで色々と試してきたおかげか、長男は以前より切り替えができるようになってきました。
今ではアイテムを使わず、口頭で伝えることも増えましたが、切り替えはもともとあまり得意ではないようです。
お子さんがなかなか行動してくれず、切り替えが苦手で困っている方、切り替えの方法を探している方のご参考になれば嬉しいです。
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