どんな内容をまとめればいいの?
まず、作業上の特徴、対人面の特徴、思考や行動の特徴の3つに分けて作っていきます。
●作業上の特徴例
・指示はどうすれば理解できるのか
・作業にどれくらい耐えられるか、オーバーワークになりがちではないか
・集中力、持続力、安定性
・得意な作業内容
・苦手な作業内容
・報告ができるか
・質問ができるか
●対人面の特徴例
・休憩時間はどう過ごしたいか
・言葉遣いはちゃんとできているか
・相手の話を聞けるか
・自分が話すときはどうか
・相手の気持ちを理解できるか
●思考や行動の特徴例
・ストレスや疲労が溜まるとどうなるか
・特徴的な考え方はあるか
・趣味は何か
この3つのカテゴリごとに、自分の特徴、それに対して自分はどう対処するか、他者に配慮を求めたいことをまとめていきます。
●作業上の特徴例
・指示はどうすれば理解できるのか
・作業にどれくらい耐えられるか、オーバーワークになりがちではないか
・集中力、持続力、安定性
・得意な作業内容
・苦手な作業内容
・報告ができるか
・質問ができるか
●対人面の特徴例
・休憩時間はどう過ごしたいか
・言葉遣いはちゃんとできているか
・相手の話を聞けるか
・自分が話すときはどうか
・相手の気持ちを理解できるか
●思考や行動の特徴例
・ストレスや疲労が溜まるとどうなるか
・特徴的な考え方はあるか
・趣味は何か
この3つのカテゴリごとに、自分の特徴、それに対して自分はどう対処するか、他者に配慮を求めたいことをまとめていきます。
1人で作るのは大変!カウンセラーと共に作成したその手順は
ナビゲーションシートは、
・最初に受ける職業評価(適性テストや心理テスト)から分かった、自分の障害特性や考え方の癖
・訓練中に自分で気づいたり、担当カウンセラーと担当コーチから指摘されたこと
をまとめ上げていき、カウンセラーと二人三脚で時間をかけ作成します。
これは自分の出来ないことや欠点と徹底的に向き合う作業になるので、精神的に辛さを感じる人が多いようです。
ですが、最後に出来上がったときは就職へ向けての心強いアイテムとなるのです。
・最初に受ける職業評価(適性テストや心理テスト)から分かった、自分の障害特性や考え方の癖
・訓練中に自分で気づいたり、担当カウンセラーと担当コーチから指摘されたこと
をまとめ上げていき、カウンセラーと二人三脚で時間をかけ作成します。
これは自分の出来ないことや欠点と徹底的に向き合う作業になるので、精神的に辛さを感じる人が多いようです。
ですが、最後に出来上がったときは就職へ向けての心強いアイテムとなるのです。
私はナビゲーションシートを作るため、10回ほど担当カウンセラーと面談しました。
最初は特性の羅列にとどまっていたのですが、カウンセラーやスタッフとの意見交換や実習での経験を通して、自分の対処法や配慮事項についてまとめ上げることができたのです。
その作業は以下のような手順で進んでいきました。
①とにかく、作業上の特徴、対人面の特徴、思考や行動の特徴別に特性を書けるだけ書く(主治医や周囲に言われたことも参考に)
②重複するもの、まとめられるものはまとめてしまう
③その中で「会社に伝えたいもの」をピックアップする
④まとめられるものは一つのセンテンスにまとめる
⑤自分でその特性にどんな対処ができるのか書く
⑥会社にはどんな配慮をして欲しいのか書く
⑦得意なこと、いいところも盛り込む
その結果、初稿はA4用紙3枚にびっしり特性だけを書き込んだものが、最終稿では2枚にスッキリとまとまり、読みやすくわかりやすいものが出来上がりました。
最初は特性の羅列にとどまっていたのですが、カウンセラーやスタッフとの意見交換や実習での経験を通して、自分の対処法や配慮事項についてまとめ上げることができたのです。
その作業は以下のような手順で進んでいきました。
①とにかく、作業上の特徴、対人面の特徴、思考や行動の特徴別に特性を書けるだけ書く(主治医や周囲に言われたことも参考に)
②重複するもの、まとめられるものはまとめてしまう
③その中で「会社に伝えたいもの」をピックアップする
④まとめられるものは一つのセンテンスにまとめる
⑤自分でその特性にどんな対処ができるのか書く
⑥会社にはどんな配慮をして欲しいのか書く
⑦得意なこと、いいところも盛り込む
その結果、初稿はA4用紙3枚にびっしり特性だけを書き込んだものが、最終稿では2枚にスッキリとまとまり、読みやすくわかりやすいものが出来上がりました。
自分も周囲も、より幸せに働くために
これは障害者職業センターに行かなければできないものではありません。
ただ、1人で全て仕上げようとするのは大変だと思います。
家族や身近な友人にチェックをお願いするのもいいかと思います。
支援者がいる方はぜひその方と一緒に作りましょう。
私がお勧めなのは、ハローワークや就労支援機関に協力してもらうことです。ハローワークや就労支援機関は企業の側に立った視点でサポートしてくれるので、より客観的なナビゲーションシートを作成することができます。
またシートは一度作って終わりではなく、仕事について困ったことが起きたりするたびに更新し、活用できるとよいでしょう。
企業に障害や特性を理解してもらえるかどうかで、幸せに働けるかどうかが左右されると私は思います。
そのために、ぜひこういった自己理解のツールを活用していきたいですね。
ただ、1人で全て仕上げようとするのは大変だと思います。
家族や身近な友人にチェックをお願いするのもいいかと思います。
支援者がいる方はぜひその方と一緒に作りましょう。
私がお勧めなのは、ハローワークや就労支援機関に協力してもらうことです。ハローワークや就労支援機関は企業の側に立った視点でサポートしてくれるので、より客観的なナビゲーションシートを作成することができます。
またシートは一度作って終わりではなく、仕事について困ったことが起きたりするたびに更新し、活用できるとよいでしょう。
企業に障害や特性を理解してもらえるかどうかで、幸せに働けるかどうかが左右されると私は思います。
そのために、ぜひこういった自己理解のツールを活用していきたいですね。
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