言葉が遅い次男へ、先生がくれた絵カード。それにはある秘密があって…

ライター:OKASURFER
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お友だちとお話することがが苦手な次男のために、保育園の先生が絵カードを用意してくださいました。その絵カードは、私がこれまで目にしたものとは違っていて…。

お話が苦手な次男のために、保育園の先生が提案してくれたもの。それは…

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038021233
発語がみんなより遅く、お話があまり得意ではない次男。生活のほとんどを「かして」「あけて」「ぎゅうにゅうちょうだい」で乗り切っています。

さしづめ「ハロー」「センキュー」「マネー」「プリーズ」だけで海外生活をしているようなものでしょうか。

そんな彼が、

「よりスムーズに周囲とコミュニケーションを取れるように」
「周りの状況を把握し、見通しとなるように」

と、保育園の先生が絵カードを作ることを提案してくださいました。

今や誰でも簡単に手に入る絵カード。手軽に作れるし、お願いしちゃおうかな

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私が知っている絵カードといえば、インターネットなどで無料で配布されているイラストをプリントアウトしたものが定番です。

私もよく、絵カード用イラストをスマートフォンにダウンロードしていました。

このように、絵カードは買ったりしなくても手軽にすぐ手に入る時代です。

先生にわざわざ保育園用の絵カードを作って頂くのは手間になるし、恐縮ではあったものの、まあプリントアウトして頂くだけなら甘えてもいいかな…と、お願いすることにしました。

そうして出来上がったカード。見せてもらうと…

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しかし、出来上がった絵カードを見てびっくり…!

なんと、先生の愛情がこもった手描きの絵カードだったのです。

そして更に驚いたことに、色は同じクラスのお友達が塗ってくれたのだそうです。
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最後の「うがいカード」は、さすがに体調が悪そうなのでお蔵入りになりましたが…。(笑)

先生とお友達の手によって完成した絵カードは、次男の「次の見通しをつけるために」活用できているそうです。

また、次男以外のお友達も絵カードに興味を持ち、ときには一緒に活用しているのだとか。
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手作り絵カードがもたらした、暖かな気持ち

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先生のご配慮で、心のこもった世界に1つだけの絵カードが出来上がりました。今はこちらの絵カードをコピーしたものを、私も自宅で使わせてもらっています。

クラスのお友達にとって、「支援する」「支援される」という意識が芽生える前から「絵カードがあると、スムーズに生活できるお友だちがいる」ということを、なんとなく感じてもらえていたら…本当に嬉しいです。

一方、次男の保育園のように理解のある先生がいらっしゃることは単にラッキーだっただけで、実際には協力的でない保育園や幼稚園もあるかもしれません。

それでも諦めずに声を挙げてほしいなと思う一方で、私が特に気をつけていることは、「クレクレ星人」にはならないということです。

「うちの子を支援してくれ」というだけの態度ではなく、「クラス・園単位でみんなが過ごしやすくなるように」という目線でいることが大切だな、と思っています。そういう立ち位置でいるうちに、いつのまにか協力者が増えていくような気がします。

「自分も、相手も、無理なく。」それが合理的配慮の原則だと、私は感じています。日々のお忙しいお仕事の中でもこうしてクラス全体を見渡した暖かい配慮をして下さった先生には、感謝してもしきれません。

寂しいけれどこれから先、健常のお友達と次男の人生が交差することは無いのかもしれません。

それでもどこか心の隅で、「絵カード」の存在を覚えていて、それによって助かる人がいると知ってくれていたら、とっても素敵なことだな…そんなことを考えながら宝物の絵カードを眺めています。
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