不器用ながらもそうすけくんなりに成長していく姿が胸を打つ

そうすけくんの新たな困りごと。救ってくれたのは先生の言葉

できることが増えたり、見通しが理解でき冷静になってくると、逆に「完璧にできないこと」に対する苦手意識が芽生え、不安な気持ちになることも増えたそうすけくん。

そんなそうすけくんを一歩前に進ませてくれた担任の先生の言葉を紹介します。
『生きづらいと思ったら親子で発達障害でした 入園編』モンズースーさん待望の新刊発売!の画像
©️モンズースー/KADOKAWA
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とてもチャーミングなキャラクターの先生が教えてくれた「まぁいいか」という合言葉。

少しでも失敗すると思いつめてしまう…そんな性格・特性のある人にとって、心の支えになる言葉です。「失敗しても次に進める力」は大人でも大事ですよね。

周囲との交流を通して成長していくそうすけくん

ほかにも、園の先生の教えやお友達との交流を通して、成長していくそうすけくんの姿が見どころです!

・トイレで一緒になった園の上級生にトイレの仕方やスリッパの揃え方を教わる
・新しくて不安なこともスモールステップで成功体験を積むことで自信がついて前進
・クラスのお友達とたたきたたかれながら、お友達との距離感を学習

すべてのことに一生懸命に向き合う中で、自分の気持ちとの折り合いのつけ方を学んでいく姿に、大人の読者も自分自身を顧みさせられます。

発達が気になる子どもを持つ親が抱くリアルな心情、前に進み続ける強さ

体験談をベースに話が進んでいくため、発達が気になる子どもを持つ親、また成人発達障害当事者としての立場からみえる世界が、モンズースーさんの心情・感情とともに伝わってきます。

ご自身に発達障害があったり、お子さんの発達が気になる保護者の方々にとって、同じように奮闘する仲間の存在に勇気をもらえる一冊だと思います。また、発達障害の当事者ではない人にとっても、多様な発達の特性について知り、誰もが生きやすい社会のあり方を考える上でピッタリな一冊です。

ぜひお手に取ってみてください!
『生きづらいと思ったら親子で発達障害でした 入園編』
モンズースー(著)
KADOKAWA
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一緒に悩みながら、一つずつ向き合い乗り越えていく親子の姿が描かれている一冊です!

1作目『生きづらいと思ったら 親子で発達障害でした』はこちら!

『生きづらいと思ったら 親子で発達障害でした』
モンズースー (著)
KADOKAWA
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モンズ―スーさんのページ|発達ナビ
https://h-navi.jp/user/35703
モンズ―スーさんブログ「生きづらいと思ったら親子で発達障害でした」
https://ameblo.jp/monzusu/
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