「授業で上の空…」を回避!?発達外来ドクターおすすめの予習勉強法
ライター:SAKURA
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娘が小学生になって「授業を聞けない」という壁にぶち当たりました。このままでは授業についていけなくなる…どうすればいいか、迷っていた私。
主治医の先生からの、勉強方法のアドバイスに目からうろこでした!!
【コラム後半に、発達障害のあるお子さんが勉強について行けない時にどうすればいいか専門家の解説を掲載!エッセイと共にご覧ください】
監修: 井上雅彦
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授
LITALICO研究所 スペシャルアドバイザー
ABA(応用行動分析学)をベースにエビデンスに基づく臨床心理学を目指し活動。対象は主に自閉スペクトラム症や発達障害のある人たちとその家族で、支援のためのさまざまなプログラムを開発している。
LITALICO研究所 スペシャルアドバイザー
小学校入学した広汎性発達障害の娘。勉強についていける?
広汎性発達障害の娘は、小学1年生。
小学生になる前に、親として、色々心配がありましたが、
その中の一つが学校の「授業」。
先生がクラスの子どもを一気に教える授業。
娘が理解できるか…集中して受けられるのか…ついて行けるか…
不安が募ります。
小学生になる前に、親として、色々心配がありましたが、
その中の一つが学校の「授業」。
先生がクラスの子どもを一気に教える授業。
娘が理解できるか…集中して受けられるのか…ついて行けるか…
不安が募ります。
うまくいっていたのもつかの間!?担任の先生に告げられた娘の様子
入学当初は、ひらがな五十音だったり…数字だったり…
授業も宿題も簡単なものだけだったので、ついていけているようでした。
授業も宿題も簡単なものだけだったので、ついていけているようでした。
しかし、少しずつ内容が濃くなり…入学して2ヶ月ほど経った時、
担任の先生から「授業についていけていない」という話をされました。
娘は、先生が全体にする指示を聞き取れず、周りの子から大幅に遅れているとのことでした。
また、授業中にマイワールドに入ることが多く、授業も聞いていないようでした。
ちょっとだけ「小学生になったら、意外と何とかなるんじゃないかな」と思っていた私。
自分の甘さを反省しつつ、新たにできた課題に挑むことにしました。
担任の先生から「授業についていけていない」という話をされました。
娘は、先生が全体にする指示を聞き取れず、周りの子から大幅に遅れているとのことでした。
また、授業中にマイワールドに入ることが多く、授業も聞いていないようでした。
ちょっとだけ「小学生になったら、意外と何とかなるんじゃないかな」と思っていた私。
自分の甘さを反省しつつ、新たにできた課題に挑むことにしました。
発達外来の先生に相談したら…意外にも娘に必要だったのは
今まで自宅での生活面や、コミュニケーションについては、いろいろ試してきましたが、
小学生の勉強、授業の問題となると、ノープラン!!
そこで私は、いつも的確なアドバイスをくれる、娘の主治医である、発達外来の先生に相談することにしました。
私の話を聞き終わった後、先生は「宿題ってどんなものが出てる?」と聞いていきました。
小学生の勉強、授業の問題となると、ノープラン!!
そこで私は、いつも的確なアドバイスをくれる、娘の主治医である、発達外来の先生に相談することにしました。
私の話を聞き終わった後、先生は「宿題ってどんなものが出てる?」と聞いていきました。
先生は「おそらく宿題は、学校でやったことを確認するような復習の内容だと思う。発達障害のある子どもの多くは、復習と言うのはあんまり必要じゃないんですよ。娘さんのような子たちは、見通しのつかないことが苦手。初めて聞くことには、興味を惹かれないんです。こういう子にとっては、授業で聞くことは、二回目であったほうがいいんです。『あ、聞いたことある!』というのが、授業を聞こう!って興味になるんです。」とアドバイスをくれました。
「だから、復習よりも予習が大事なんです。一度やってることは、自信にも繋がりますよ。」
またまた私は、目からうろこ!
何度この先生からのアドバイスに、うろこを落とした事か(笑)
「だから、復習よりも予習が大事なんです。一度やってることは、自信にも繋がりますよ。」
またまた私は、目からうろこ!
何度この先生からのアドバイスに、うろこを落とした事か(笑)
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みんなと違う宿題をやってみる?
それから先生はこんなことを言いました。
「学校の先生にお願いして、みんなと違う宿題をだしてもらったらどうですか?
例えば、来週出す予定の宿題を、先にもらうとか。」
しかし…
宿題を一人だけ別に…なんて…
担任の先生の手を、これ以上煩わせるわけにはいかない。
「学校の先生にお願いして、みんなと違う宿題をだしてもらったらどうですか?
例えば、来週出す予定の宿題を、先にもらうとか。」
しかし…
宿題を一人だけ別に…なんて…
担任の先生の手を、これ以上煩わせるわけにはいかない。
学校で来週やる範囲をお家で予習!
そこで私は、学校の先生に事情を説明し、毎週、来週やる授業の予定範囲を聞くことにしました。
そして、娘が帰宅後、みんなと同じ宿題を終わらせた後、
授業で使う教科書と、ワークブックをコピーして、来週予定のものを、先にやることにしました。
ここでポイントなのは、教科書を書き写したりしてやるのではなく、
同じ教科書やワークの、実際にやるものをコピーして使うこと!
娘は視覚優先という特性があり、
問題を書き写しても、それは同じものではありません。
授業の時に娘が、「見たことある!」と思うよう、コピーを使うのです。
娘は、この予習を毎日頑張ってくれました。
そして、娘が帰宅後、みんなと同じ宿題を終わらせた後、
授業で使う教科書と、ワークブックをコピーして、来週予定のものを、先にやることにしました。
ここでポイントなのは、教科書を書き写したりしてやるのではなく、
同じ教科書やワークの、実際にやるものをコピーして使うこと!
娘は視覚優先という特性があり、
問題を書き写しても、それは同じものではありません。
授業の時に娘が、「見たことある!」と思うよう、コピーを使うのです。
娘は、この予習を毎日頑張ってくれました。
「やったことある」が授業中の娘をサポート!
予習を始めて、1ヶ月ほど経った時、授業中の娘に変化がありました。
学校の先生に聞いたところ、
指示をしなければ書けなかったところが、 スッと書けているとのことでした。
予習として事前にやっているためでしょう。
もちろん、同じものをやっているので、当たり前と言えば、当たり前。
しかし、娘にとっては「授業がわかるという自信」につながっているようでした。
娘の口から、自信満々な授業の話を聞くと、私も嬉しくなり、予習の大切さを改めて感じました。
学校の先生に聞いたところ、
指示をしなければ書けなかったところが、 スッと書けているとのことでした。
予習として事前にやっているためでしょう。
もちろん、同じものをやっているので、当たり前と言えば、当たり前。
しかし、娘にとっては「授業がわかるという自信」につながっているようでした。
娘の口から、自信満々な授業の話を聞くと、私も嬉しくなり、予習の大切さを改めて感じました。
授業中はサポートできないけれど、家でできることは親子でやってみる
娘は、みんなと同じ勉強方法・勉強量では、ついていけません。
小学校に通っているからと言って、 学校にすべてを任せるのではなく、 娘がみんなと同じようにやれるように…
家でも、努力でカバーできることは、 とにかくやってみる!! そういう気持ちをもって、取り組んできました。
そうするうちに、授業を少しずつ聞けるようになってきたようで、予習をすることも少しずつ減ってきました。
算数に関しては、ほとんど必要ないほどに。
言語が苦手な娘は、国語が苦手。文章を読み取って問題に答える、文章問題や、文章を自分で構成しなければならない、感想文や作文は、まだまだです。ですが、徐々に、授業でやったプリントを、先生の指示を聞きながら、自分で丸付けできるようにもなりました。
1年生も、残り僅か。
4月には、娘も2年生になります。2年生になれば、勉強もより難しくなります。
宿題やテストの結果などから、娘の学習状況を確認しつつ、担任の先生に授業の様子を細かく聞きながら、予習を調整していきたいと思っています。
小学校に通っているからと言って、 学校にすべてを任せるのではなく、 娘がみんなと同じようにやれるように…
家でも、努力でカバーできることは、 とにかくやってみる!! そういう気持ちをもって、取り組んできました。
そうするうちに、授業を少しずつ聞けるようになってきたようで、予習をすることも少しずつ減ってきました。
算数に関しては、ほとんど必要ないほどに。
言語が苦手な娘は、国語が苦手。文章を読み取って問題に答える、文章問題や、文章を自分で構成しなければならない、感想文や作文は、まだまだです。ですが、徐々に、授業でやったプリントを、先生の指示を聞きながら、自分で丸付けできるようにもなりました。
1年生も、残り僅か。
4月には、娘も2年生になります。2年生になれば、勉強もより難しくなります。
宿題やテストの結果などから、娘の学習状況を確認しつつ、担任の先生に授業の様子を細かく聞きながら、予習を調整していきたいと思っています。
発達障害のある子どもが勉強についていけない……。どうすればいい?
勉強についていけないということに関しては、個々によってさまざまな状態の違いがありますので、一概にこれだけやればいいというような特効薬はありませんが、SAKURAさんのように予習をすることで、見通しが自信が得られ授業中の活動に集中できるということも一つになると思います。あるいは、字を書くことや計算など特定の学習活動が苦手な場合は、その活動の基礎となるスキル、例えば指先の巧緻性や視覚認知、記憶、数量概念などのどこにつまづきがあるのかをアセスメントし、本人にあったプログラムを作っていくことが必要となります。授業に参加するという活動を支援するには、個人の学力や努力だけでなく、授業中の声がけや席の位置、教材などに対して合理的配慮を行っていくことも含まれると思います。
(監修:井上先生より)
不注意や不安、やる気のなさなどが授業参加に影響している場合、SAKURAさんのように予習によって自信をつけたり予測性をあげたりすることはとても有効だと思います。コラムから、家庭での協同作戦のような感覚でお母さんと楽しみながら取り組まれたことが想像できます。自分の子どもに対して、追い込まれる感じでなく、勉強が好きになるよう、褒めながら教えていくことはとても難しいことだと思いますが、これが成功につながったのではないかと思います。
不注意や不安、やる気のなさなどが授業参加に影響している場合、SAKURAさんのように予習によって自信をつけたり予測性をあげたりすることはとても有効だと思います。コラムから、家庭での協同作戦のような感覚でお母さんと楽しみながら取り組まれたことが想像できます。自分の子どもに対して、追い込まれる感じでなく、勉強が好きになるよう、褒めながら教えていくことはとても難しいことだと思いますが、これが成功につながったのではないかと思います。
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