約65%が恋愛や結婚をしたいが向いていないと考えている

約450名の当事者が回答!女の子の発達障害、勉強や仕事、恋愛、交友関係など悩みや解決策は?の画像
約65%が、恋愛や結婚をしたいが向いていないと考えている
Upload By 発達ナビ編集部
約65%が、恋愛や結婚をしたいと考えているものの、向いていないと考えています。異性関係でのトラブルの経験などから、希望はあっても自分は恋愛や結婚に向いていないと考えてしまう人の割合が多くなっているようです。

困難やトラブルの対応策・解決策は?

学校や仕事、交友関係など、さまざまな場面で生きにくさを感じている発達障害のある女性。でも、自分なりの対応策や解決策を見出している人も多くいます。

■逃げたり放置して身を守る(22件)
■冷静に整理・分析する(22件)
■相談する(22件)
■あやまる(10件)


逃げたり放置して、身を守る例としては下記のようなものがあげられました。

「環境を変えられるなら変える」
「信頼回復に努める。職場や交遊関係なら離れる、逃げる」
「直後であれば、落ち着ける場所に逃げる。または、保護してくださる方がいたら、頼って話を聞いてもらう。落ち着いてきたら、現状を自分なりに整理し、迷惑をかけた方々に最適と思う対応をする。決して必要以上にへりくだらない」


どうしても合わない場合などは、無理せず職場や交友関係から離れて、心が壊れないように身を守るという方法です。


冷静に整理・分析するという意見もありました。まず、起こっているトラブルを紙に書き出すなどして、客観的にみつめ、書籍を読むなどして対応策を考えて、対応するという方法です。

「紙に書き出し整理する」
「書き出す、フローチャートを作る」
「参考になりそうな本を読む」
「疑問、要因を確認する。自分が悪かったと思われるところは、相手に謝るようにしている」
「尊敬する人をイメージして、その人が今この時なんと答えてくれるか、どんなリアクションをとるか考える」



また、信頼できる家族やカウンセラーなどに相談することで、客観的にみることができたり、対応策が見つけられるという人もいました。

「とりあえずあやまる」「早めに謝る」というように、トラブルがおきたらすぐにあやまることで問題を大きくさせないという意見も目立ちました。

当事者が実際にとっている多くの対応策・解決策から、場合によってはまずは謝ってその場をおさめたり、がんばりすぎず、時には諦めたり離れたりすることも、自衛のためには大切だということが分かりました。

相談相手はいる?誰に相談しているの?

約450名の当事者が回答!女の子の発達障害、勉強や仕事、恋愛、交友関係など悩みや解決策は?の画像
約65%は、相談相手がいると回答
Upload By 発達ナビ編集部
相談相手がいると回答したのは約65%。相談先としては、下記のような結果となりました。

■家族(52件)
■友人(25件)
■カウンセラー(22件)
■医療機関(13件)
■修了支援施設の職員(5件)


対応策・解決策のひとつとして、相談することで客観的に見ることができたり、身の安全を守ることができたりするという声が寄せられていました。信頼できる相談先を持っていることはとても重要です。

療育支援探しバナー
次ページ「特性を生かして、活動・仕事をしている人も」

追加する

バナー画像 バナー画像

年齢別でコラムを探す


同じキーワードでコラムを探す



放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

コラムに対する投稿内容については、株式会社LITALICOがその内容を保証し、また特定の施設、商品及びサービスの利用を推奨するものではありません。投稿された情報の利用により生じた損害について株式会社LITALICOは一切責任を負いません。コラムに対する投稿内容は、投稿者の主観によるもので、株式会社LITALICOの見解を示すものではありません。あくまで参考情報として利用してください。また、虚偽・誇張を用いたいわゆる「やらせ」投稿を固く禁じます。「やらせ」は発見次第厳重に対処します。