「人との違い」を知ると、自分のことが見積もれるようになってきた
「自分と人との違い」を知ると、「あの仕事はここでつまづいたんだ」「この仕事は私の特性から考えれば適性がなかったんだ」という風に、できないところやつまづきどころが理解できるようになってきたのです。
また、家事にも仕事にも疲れ果てながら、なんとかやってきた自分を認めることにも繋がりました。
とはいえ、これは正直つらいことでした。「頑張ればできる」と思っていたのに、「できないんだ」ということがわかってしまったのですから。「あきらめない」が信条の私が「あきらめる」ことを受け入れなければならないと知ったときの絶望感は、とても大きかったことをよく覚えています。
自身の状況をソーシャルワーカーさんに話すと、こんなことを言われました。
「やっと現実検討能力がついたのね。」
現実検討能力というのは、自身の状態や能力を客観的に評価する能力のことです。例えば「私は有名大学を出ているし語学もできる。その気になれば大学で教鞭も取れる」といいながら、実際は何の仕事も続かないという人は、自分の中の認識と現実のかい離が大きく、現実検討能力が低いといえる、ということだそうです。
そういわれてみると、私はずっと自分の現実の能力を見ようとせずに「資格さえ取れば活躍できるはず」「もっと自分に合う仕事があるはず」と夢を見続けていました。
しかし発達障害と診断され、否応なく自分と向き合うことになります。これまでの考えや、自分の信条を覆され、心も折れてしまった自分。でも、 だからこそ自分のことを見つめ直し、障害を受け入れ、自分の姿を客観的に見られるようになったことで「自分のことが見積もれるように」なってきたのでしょう。
正直を言えば「この年でやっと現実を知ってどうしろと?」という気持ちがないわけではありません。
でも、私にとっては、今がそのときだったのです。だからこの瞬間を大切にして、ゆっくりでいいからまたいつか歩き出したいと思っています。
また、家事にも仕事にも疲れ果てながら、なんとかやってきた自分を認めることにも繋がりました。
とはいえ、これは正直つらいことでした。「頑張ればできる」と思っていたのに、「できないんだ」ということがわかってしまったのですから。「あきらめない」が信条の私が「あきらめる」ことを受け入れなければならないと知ったときの絶望感は、とても大きかったことをよく覚えています。
自身の状況をソーシャルワーカーさんに話すと、こんなことを言われました。
「やっと現実検討能力がついたのね。」
現実検討能力というのは、自身の状態や能力を客観的に評価する能力のことです。例えば「私は有名大学を出ているし語学もできる。その気になれば大学で教鞭も取れる」といいながら、実際は何の仕事も続かないという人は、自分の中の認識と現実のかい離が大きく、現実検討能力が低いといえる、ということだそうです。
そういわれてみると、私はずっと自分の現実の能力を見ようとせずに「資格さえ取れば活躍できるはず」「もっと自分に合う仕事があるはず」と夢を見続けていました。
しかし発達障害と診断され、否応なく自分と向き合うことになります。これまでの考えや、自分の信条を覆され、心も折れてしまった自分。でも、 だからこそ自分のことを見つめ直し、障害を受け入れ、自分の姿を客観的に見られるようになったことで「自分のことが見積もれるように」なってきたのでしょう。
正直を言えば「この年でやっと現実を知ってどうしろと?」という気持ちがないわけではありません。
でも、私にとっては、今がそのときだったのです。だからこの瞬間を大切にして、ゆっくりでいいからまたいつか歩き出したいと思っています。
42歳でアスペルガー症候群。勇気を出して職場で障害を打ち明けたら…
「ちゃんとした発達障害の診断がほしい!」こだわる私に専門家が投げかけた言葉は…
【大人の広汎性発達障害】仕事での困りごと・対処法まとめ【専門家監修】
38歳デザイナー「大人になって発達障害の診断を受け、許されたように感じた」仕事での失敗や離婚を経て見つけた、なんとかするための"工夫"【連載 #見えない障害と生きる】
【前編】30歳、プログラマー、大人の発達障害。私が掴んだ「人生をラクに生きる」サバイバル術
発達支援施設を探してみませんか?
お近くの施設を発達ナビで探すことができます
-
1
- 2