自閉症についてもっと知りたい!4月2日は「世界自閉症啓発デー」2018年の注目イベントまとめ
ライター:発達ナビニュース
4月2日は「世界自閉症啓発デー」です。毎年、世界中で自閉症の理解を広めようと啓発活動が行われています。日本でも、名所旧跡がシンボルカラーの青でライトアップされ、楽しみながら自閉症を身近に感じられる体験イベントや専門家などによる講演会も企画されています。この記事では、2018年の注目イベントを紹介します!
世界自閉症啓発デーってなに?
「世界自閉症啓発デー」は、2007年12月18日に開かれた国連総会で、カタール王国王妃から提案され、決議されました。毎年4月2日は世界中で自閉症の啓発活動が各地で行われます。
日本でも世界自閉症啓発デーの4月2日から8日までを発達障害啓発週間として、シンポジウムの開催やランドマークのブルーライトアップなどが実施されています。
世界自閉症啓発デーは、自閉症に関する理解を深め、身近に考えることで、すべての人が過ごしやすい世界を実現していくための日です。
日本でも世界自閉症啓発デーの4月2日から8日までを発達障害啓発週間として、シンポジウムの開催やランドマークのブルーライトアップなどが実施されています。
世界自閉症啓発デーは、自閉症に関する理解を深め、身近に考えることで、すべての人が過ごしやすい世界を実現していくための日です。
毎年4月2日の「世界自閉症啓発デー」とは?いつからはじまったの?どんなことをするの?
自閉症とは
自閉症は先天的な発達障害の一つで、育児の方法や環境など後天的な原因で生じるものでもありません。対人関係の障害、コミュニケーションや言葉の発達の遅れ、行動や興味の偏りといった特徴が発達段階で現れると言われています。
具体的には、他の人の気持ちを理解することや、言葉を適切に使うこと、予定外の変化などが苦手な傾向があります。自分の感じたままに話したり、行動したりすることがあります。外見からはわかりにくく、真面目に取り組んでいても、誤解や偏見を受けることもあります。
大人のなかでも、自閉症であるのにそのことに気づけずにいる場合もあります。そのため、必要な支援を受けられず、自閉症の二次障害であるうつや不安障害などの精神疾患にかかる人もいます。
一方で、自閉症のある人たちは関心のあることにまっすぐに取組むことが得意であることが多いです。鋭い感覚を生かせたり、記憶力が抜群な人もいます。そういった長所を得意な分野で生かして活躍している人もいます。
自閉症についての理解や支援が十分に広まることで、自閉症のある人がより住みやすい環境で生活することができるようになるでしょう。
具体的には、他の人の気持ちを理解することや、言葉を適切に使うこと、予定外の変化などが苦手な傾向があります。自分の感じたままに話したり、行動したりすることがあります。外見からはわかりにくく、真面目に取り組んでいても、誤解や偏見を受けることもあります。
大人のなかでも、自閉症であるのにそのことに気づけずにいる場合もあります。そのため、必要な支援を受けられず、自閉症の二次障害であるうつや不安障害などの精神疾患にかかる人もいます。
一方で、自閉症のある人たちは関心のあることにまっすぐに取組むことが得意であることが多いです。鋭い感覚を生かせたり、記憶力が抜群な人もいます。そういった長所を得意な分野で生かして活躍している人もいます。
自閉症についての理解や支援が十分に広まることで、自閉症のある人がより住みやすい環境で生活することができるようになるでしょう。
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全国でイベント開催。自閉症をもっと知ろう!
2018年の世界自閉症啓発デーに合わせて企画された各地の注目イベントを紹介します。自閉症のある人だけでなく、誰もが自分らしく暮らせる社会とは?あなたも自閉症啓発デーに合わせて実施されるイベントに参加して、一緒に考えてみませんか?
世界自閉症啓発デー2018・シンポジウム
今年のテーマは 「知りたい、知らせたい 発達障害のこと ~こども、若者、スポーツ、アートの視点から~」。
「安心してください!地域のみなさん」、「やりたいんだ!アート・スポーツ・ミュージック」 、「知ってほしい!街の中の味方」という題材でシンポジウムが開かれます。
【日時】4月7日(土) 10:00~16:20
【会場】全社協・灘尾ホール(新霞が関ビル内)
【参加】要事前申し込み(定員250名)
「安心してください!地域のみなさん」、「やりたいんだ!アート・スポーツ・ミュージック」 、「知ってほしい!街の中の味方」という題材でシンポジウムが開かれます。
【日時】4月7日(土) 10:00~16:20
【会場】全社協・灘尾ホール(新霞が関ビル内)
【参加】要事前申し込み(定員250名)
WarmBlue2018キャンペーン
歌やダンスのパフォーマンスがステージで繰り広げられ、自閉症や発達障害を体感するブースなども設けられます。また、4月2日はSNSのタイムラインをブルーで埋め尽くそうと、「#WB2018」「#MAZEKOZE」のハッシュタグつきで写真の投稿も呼びかけています。イベントにはぜひ青い物を身につけて参加を!
【日時】4月2日 14:00〜18:30
【会場】東京タワー広場 特設ステージ
【日時】4月2日 14:00〜18:30
【会場】東京タワー広場 特設ステージ
世界自閉症啓発デー in HAKODATE 2018
2月5日から4月13日まで各所で続々と関連イベントを開催。メインとなる4月1日、2日も多数の会場で「青いものづくり」「LD・ADHD等の擬似体験プログラム」といった参加型の企画されていたり、「自閉症啓発デー・アート展」が開幕します。主な会場ごとのイベントはこちら。
五稜郭タワー・アトリウム
【日時】4月1日(日)13:00
【内容】開会式&オープニングセレモニー、「Blueの音楽祭」
棒二森屋店
【日時】4月1日(日)10:00〜16:00
【内容】LD・ADHD等の擬似体験プログラム、「ハッピー」こどもイベントサークル、歌声ライブ&あおいろライブ
函館市芸術ホール
【日時】4月2日〜7日(月)10:00〜19:00
【内容】第5回自閉症啓発デー・アート展、発達相談、羊毛フェルトで作る「地球玉」(2日のみ、14:00〜17:00)
五稜郭タワー・アトリウム
【日時】4月1日(日)13:00
【内容】開会式&オープニングセレモニー、「Blueの音楽祭」
棒二森屋店
【日時】4月1日(日)10:00〜16:00
【内容】LD・ADHD等の擬似体験プログラム、「ハッピー」こどもイベントサークル、歌声ライブ&あおいろライブ
函館市芸術ホール
【日時】4月2日〜7日(月)10:00〜19:00
【内容】第5回自閉症啓発デー・アート展、発達相談、羊毛フェルトで作る「地球玉」(2日のみ、14:00〜17:00)
第10回世界自閉症啓発デーin ちば~みんな大切な仲間です
寸劇や疑似体験をはじめ、キャラバン隊公演や障害のある方々などによるバンド演奏とダンス、ミニコンサートなど。
【日時】4月7日 (土)11:00〜17:00
【場所】Qiball(きぼーる)1階アトリウム
【日時】4月7日 (土)11:00〜17:00
【場所】Qiball(きぼーる)1階アトリウム
少年画家 濱口瑛士の世界
自閉症の当事者であり、少年画家として活躍する濱口さんと交流できる小学生以上を対象としたワークショップです。濱口さんのインスタレーションとともに参加者も自由に絵を描きながら、絵で表現することを一緒に楽しみます。
【日時】4月8日(土)10:00~11:30、14:00~15:30
【場所】海老名市立中央図書館
【参加】3月24日から参加券を海老名市立中央図書館で配布。(各定員10人)
【日時】4月8日(土)10:00~11:30、14:00~15:30
【場所】海老名市立中央図書館
【参加】3月24日から参加券を海老名市立中央図書館で配布。(各定員10人)
キミダケノオトでフリーセッション!そらコンサート
自閉症啓発デーの4月1日から8日までの「発達障害啓発週間」スペシャルイベントとして企画された、発達障害のあるミュージシャンによるコンサートです。手作り楽器で「キミダケノオト」を奏でて、気持ちを音に乗せて表現する楽しさも体験できます。
【日時】4月8日(土)10:15~11:30
【場所】三茶しゃれなあどホール
【参加】要事前申し込み 大人1,000円/小学生以下無料
【日時】4月8日(土)10:15~11:30
【場所】三茶しゃれなあどホール
【参加】要事前申し込み 大人1,000円/小学生以下無料
このほかにも、全国各地で自閉症の啓発に関する活動が展開されています。各自閉症協会や自治体ごとの一覧も公開されているので、みなさんのお住まいの地域ではどんな活動があるのか、ぜひチェックしてみてください。