ルールを設定するときのコツとは?
私のようにASDの傾向がある人にとっては、日常生活でルールを見つけることは困難です。そこで、私がルールを探しているときに気をつけていることを紹介します。
一番大事なことは、ルールがまったく分からない状態にいる場合、間違っているかもしれないけれども「自分なりに適当なルールを設定する」ことです。
次に大事なことは、ルールに従って行動してみた結果を判断し「勇気をもって最初に設定したルールをどんどん修正していく」ことです。
ルールを探すと言いながら自分で設定するなんてどういうことなの?と思われるかもしれません。しかし、まったく何も分からない状況では、頭の中が真っ白になってしまい「何をやっていいのか、何をやってはいけないのか」が分からなくなってしまうと思います。「自分なりのルールの中で試行錯誤し、結果を見ながらルールを修正していく」経験を重ねることで、適切なルールを設定することができるようになっていきます。
一番大事なことは、ルールがまったく分からない状態にいる場合、間違っているかもしれないけれども「自分なりに適当なルールを設定する」ことです。
次に大事なことは、ルールに従って行動してみた結果を判断し「勇気をもって最初に設定したルールをどんどん修正していく」ことです。
ルールを探すと言いながら自分で設定するなんてどういうことなの?と思われるかもしれません。しかし、まったく何も分からない状況では、頭の中が真っ白になってしまい「何をやっていいのか、何をやってはいけないのか」が分からなくなってしまうと思います。「自分なりのルールの中で試行錯誤し、結果を見ながらルールを修正していく」経験を重ねることで、適切なルールを設定することができるようになっていきます。
周りの人の反応を見て行動の結果を判断する訓練をしよう
自分だけで考えていてもうまくいかないことが多いので、できれば疑問に思ったことを素直に周りの人に聞いてみることが大切です。しかし社会人になると素直に聞くことが難しくなってくると思います。そこで、自分が行動した結果どうなるかを周りの人の反応を見て判断できるように訓練しておくと、問題解決のためのルールの設定ができるようになるだけでなく、格段に生きやすくなります。
ASD傾向がある方には難しい訓練だと思いますし、思春期を過ぎてからようやく訓練し始めたASDの私もいまだに試行錯誤しているところです。私は聞けるときは直接どうだったか聞いてみたり、小説やアニメ、映画やゲームシナリオから、人はどういうときにどんな顔をしてどう思うものなのかを想像したり観たりすることで訓練してきました。
相手の反応を見て行動の結果を判断できるようになると、それまでより格段に生きやすくなります。少なくとも私はその実感があります。
ASD傾向がある方には難しい訓練だと思いますし、思春期を過ぎてからようやく訓練し始めたASDの私もいまだに試行錯誤しているところです。私は聞けるときは直接どうだったか聞いてみたり、小説やアニメ、映画やゲームシナリオから、人はどういうときにどんな顔をしてどう思うものなのかを想像したり観たりすることで訓練してきました。
相手の反応を見て行動の結果を判断できるようになると、それまでより格段に生きやすくなります。少なくとも私はその実感があります。
デジタルゲームは居場所。生きていくためのスキルにつながることも
デジタルゲームは、学校でも家でも居場所がないと思っていた子どものころの私が、唯一心の底から楽しめたものでした。体に悪いとか、目が悪くなるとか、ゲームにのめりこみすぎてはいけないことは、子どもながらにある程度分かってはいましたが、ゲームを完全に取り上げられたら生きる気力がなくなっていたと思います。
そのような子は私だけではないと思います。さすがに1日8時間や10時間もやっていたら他のことができなくなってしまうので、周囲の方がゲームをやる時間を減らすよう働きかける必要はあると思います。しかし、ゲームにしか居場所がない、デジタルゲームでしか素の自分を出せない追い詰められた子どももいます。その子たちに素の自分を出せる場所を残しておいていただきたいと強く思います。
デジタルゲームに夢中になった経験は、さまざまな形で生きていくための糧になっていきます。他のスキルと合わさることで強力な武器に変身するかもしれませんし、ゲームの中に出てくるものに興味を持つことがきっかけで生涯にわたってやりたいことが見つかるかもしれません。
周りの方は心配することも多いかもしれませんが、子どもが好きなのであれば、デジタルゲームを完全には禁止しないでいただきたいと私は思っています。
そのような子は私だけではないと思います。さすがに1日8時間や10時間もやっていたら他のことができなくなってしまうので、周囲の方がゲームをやる時間を減らすよう働きかける必要はあると思います。しかし、ゲームにしか居場所がない、デジタルゲームでしか素の自分を出せない追い詰められた子どももいます。その子たちに素の自分を出せる場所を残しておいていただきたいと強く思います。
デジタルゲームに夢中になった経験は、さまざまな形で生きていくための糧になっていきます。他のスキルと合わさることで強力な武器に変身するかもしれませんし、ゲームの中に出てくるものに興味を持つことがきっかけで生涯にわたってやりたいことが見つかるかもしれません。
周りの方は心配することも多いかもしれませんが、子どもが好きなのであれば、デジタルゲームを完全には禁止しないでいただきたいと私は思っています。
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