極意は「見て学ぶ」!マイペースな広汎性発達障害の娘、2歳の弟をロールモデルに!?

ライター:SAKURA

広汎性発達障害の娘は、小学2年生。人とのコミュニケーションが苦手な特性があります。言葉が上手く出てこないことも多いです。一方…2歳になる弟は、言葉や自立行動が早い。そんな二人の日常の違いを観察してみることにしました。

発達障害のある長女と5歳年下の長男、どこが違う?

広汎性発達障害のある7歳(小2)の娘には、2歳の弟がいます。

おしゃべりも上手で、着替えや食事といった自立も早い息子。5歳の歳の差がある二人ですが、息子がすごい勢いで娘に追いつきつつあります。同じことを何度も教える必要がある娘と、気がついたらできるようになっている息子…。
定型発達の息子の成長
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何故ここまで違うのか…

普段の過ごし方に、何か基本的な違いがあるのではないか…そこから娘に何か活かせることはないか…。そう思い、現在7歳の娘と、2歳の息子の違いを、よく観察してみると、あることに気がつきました。

マイワールド全開な娘、一方息子は?

普段娘は…
手がかかる娘
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目線は、テレビや本、ゲーム機にあり、用事があるときか、呼ばれた時しか私のことを見ません。

さらに、何かを教えている時も私の手元を見ていなかったり、違う方を見ているので、「こっちを見ないとわからないよ?」と促さなければいけません。
一方息子は…
親の様子を見ながら対応を考える息子
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テレビがついている時も絵本を読んでいる時も、私をチラチラ確認していて、私が何かを始めると「なにしてるの?」と聞いてきます。そして私の動きをじーっと見つめるのです。そうやって息子は、吸収しているのです。

わからない言葉に出会った時、二人の反応は

さらに言葉に関しても二人には大きな違いがありました。
言葉の発達の姉弟差
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娘は、質問しても聞くまでで満足しているのか、私の答えをほとんど聞いていないことがあります。結局、教えた言葉は使うことはなく、その後もまた同じことを聞かれることもよくあります。
覚えた言葉を使おうとする息子
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一方息子は、教えた言葉を必ず繰り返し、その説明を最後まで聞きます。そして教えた言葉を、不確かな状態でも使おうとします。そこで私がまた訂正して教えることで、息子はどんどん言葉を覚えていくのです。
次ページ「コミュニケーションが苦手な娘に、ちょうどいい見本」

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