あえて「支援しない」居場所――誰もが肩書の鎧を脱ぐ「みやの森」カフェを取材。『庭に小さなカフェをつくったら、みんなの居場所になった』が発売

2019/09/16 更新
あえて「支援しない」居場所――誰もが肩書の鎧を脱ぐ「みやの森」カフェを取材。『庭に小さなカフェをつくったら、みんなの居場所になった』が発売のタイトル画像

富山にある「みやの森カフェ」。そこには、さまざまな人が集まります。大人、子ども、学生、障害のある人・ない人…そうした属性も関係なく、お客さんはこのカフェを「居心地のいい場所」と感じ、そこからつながりが生まれていく。そんなカフェの魅力を探った『庭に小さなカフェを作ったら、みんなの居場所になった』(ぶどう社)の編著者、南雲明彦さん自身に、”つながり”と”居場所”について聞いてみました。

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mackey さん
2019/09/22 21:05
私も息子のために、居場所を作ってあげたいと日々おもうようになりました。学校に行けなくなった途端に、居場所がないんです。息子に適した場所がない、準備されていない、用意されていない、存在していないという事に困り、驚きました。我が家という場所を、多くの方の居心地のいい場所にして息子がいろんなところを訪問する事が学習や生涯の教育につながるといいなと思いました。学校という形、場所にいづらい子どもが居たら、お友達になってもはいたい。学校に居るには支援が必要、でも学校から出て仕舞えばなんでも自分でこなせる、能力も高い。そんな息子と繋がれるお友達。全国には必ず、世界には必ずいるはず。近くの友達だって、同じ学校の友達だって息子と繋がりたいと思ってくれている、しかし今の学校がそこをうまく繋げてくれていない。学校の教育、学習のやり方が全く息子にフィットしない。多くの子どもに出来る、教科書を開いて教室で授業を受けて、宿題をもらってこなしてゆく、それができない息子。知能検査、作業や生活能力のテストを受けて、平均より数値が上回るため療育が必要ない。また作業能力については実年齢よりも4歳も上回る。このアンバランスが本人の辛さに繋がっていると推測されている。アンバランスな発達は、同じ年齢の子どもといることを阻んでいる事実、現実。また学校と教員との不一致により、息子は学校に行けなくなった。4ヶ月経って、ある条件を学校側に守ってもらってようやく学校に足が向いた息子。会いたかった友達にようやく会えるようになった。保護者、PTAの方の協力があってここまで辿り着いています。この不安定な状況ですが、常に息子の居心地のいい場所作りは、課題であります。

なつなつ さん
2019/09/22 17:44
なんだか、スゴイ!の一言です。
こんなしっかりとしたビジョンを持った上で、人への温かく正しい価値観を持ち、想いを実行に移し続けられる力を伴った方が経営されてるからこそ、このような夢みたいな場所ができたんでしょうね。
そして、そこにそれなりの優しい方々が集う。。。素晴らしいです!

脳性麻痺で発達障害 さん
2019/09/16 16:40
うーん、コンセプトとしては、間違えていないと思う。
ただ、自分としては、こういうおしゃれなカフェは、敷居が高い。
もっと雑然としたお店の方が、
リラックスできる。
コーヒー1杯、300円くらいで、何時間いてもいいカフェがあったらなあと個人的には思う。

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