主治医に相談。長男との関わり方について

こういった本人のこだわりにどこまで付き合っていいのか、主治医の先生に質問したことがあります。

すると先生は、「本人の想定と違ってパニックになりそうなときには、無理に状況を変えて、周りに合わせるよう促すよりも、周りが自閉症の特徴を理解してシュウくんの意思に添ってあげてください」という回答でした。

「何よりも、お母さんが楽でしょ?」
長男シュウくんのこだわりについて主治医に相談したところ、パニックが起こると本人も家族もつらいので、時には本人の気持ちに合わせてあげてと言われて、母はほっとする。
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確かに、出先でのパニックは本人も辛いし、家族も対応に困ってしまいます。

「ときには周囲の状況に合わせなさい、空気を読みなさい」という一般的な子育ての必要はないという先生の言葉に肩の荷がおり、ほっとしました。

先生とのお話以降、今わが家で実践しているのは、基本的にその日の予定、特に本人にとってイレギュラーなことは事前に説明し本人に納得してもらうこと、そしてそれでも出てくる想定しきれていなかったこだわりは、その場では無理に矯正せず本人が安心できるやり方に合わせることです。
自閉症長男の「外出先で大パニック」から学んだ――お出かけ前にわが家がすることと、パニックが起きたときにできることの画像
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障害のある子どもの育て方に一般論は当てはまらないことが多くあります。それぞれのご家庭で合ったやり方で安心できる環境をつくっていくとよいのかなと思いました。
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