諦めないで聞いてみることも大事。心はちゃんと成長している

「あれは何?」→「飛行機」、「服着替えようね」→「イヤ!」という簡単な会話のキャッチボールは今までもできていました。

けれど名詞でないもの、例えば「寂しい」「嬉しい」といった形容詞を使うのは、重度自閉症である長男にとって、とても難しいことなのだと以前に発達専門の先生からは言われていたのです。
形容詞を使うのは難しいと言われていたシュウくん
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そのため、長男の口から出た「かなしい」という言葉がとても嬉しかったのです。

心の中にある感情を頭で整理して言葉にするということは難しいことだと思います。
特にパニックを起こして泣いているとき、本人の頭の中は嵐が吹き荒れていることでしょう。

けれど、どうせ無駄だと思わずに心の声に耳を傾けてあげると、ちゃんと応えてくれることもあるのだと知りました。
なかなか目に見えにくいけれど、少しずつ成長しているんだなと思ったできごとでした。
休校で自閉症長男のワガママが爆発!叱ることを諦めかけた私を救ったのは次男の一言だった…⁉のタイトル画像

休校で自閉症長男のワガママが爆発!叱ることを諦めかけた私を救ったのは次男の一言だった…⁉

発達障害&グレーゾーンの小学生の育て方
井上 雅彦 (監修)
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