小5ASD息子、癇癪と共存するため「安全な爆発方法」を模索中⁉癇癪とパニックの違いも自己分析しながら…【かんしゃく特集】

2020/10/15 更新
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以前よりパニックになることは減り、癇癪も暴れることは少なくなってきた最近のコウです。

そんな彼に「癇癪とパニック、それぞれコウの中で何が違うの?」と聞いてみたところ、興味深い答えが返ってきました。

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丸山さとこ
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癇癪とパニックについてコウに聞いてみる

以前よりは癇癪もパニックも落ち着いてきたコウに色々と聞いてみました。
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「ふと周囲を見たときに『あれ?皆自分と同じような状況でも怒ったり泣いたりしてないな。もしかして、自分の表現って人より激しいのかな…?』と思った」と言うコウ。
現在のコウは以前よりパニックになることは減り、癇癪もジタバタと暴れることは少なくなっています。

今でも癇癪を起こさないわけではないのですが、大爆発をしているとき以外の小規模な癇癪のときは“ただのイライラしている人”といった雰囲気になってきました。

そんなコウに、癇癪とパニックはコウの中で何が違うのか聞いてみました。

癇癪を起こすときは「むしゃくしゃする感じ」

「癇癪とパニック、それぞれコウの中で何が違うの?」という質問に対して、癇癪については「『あー!』ってムシャクシャする感じ」と即答したコウ。
癇癪については「『あー!』ってムシャクシャする感じ」と即答したコウ
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一方、パニックについては「意識がうっすらしていて記憶が曖昧なんだけど」と前置きをした上で、「うーん…心や思考が遠心分離機にかけられる感じ?回されてバラバラになっちゃう。まとまってないから答えるのが難しい…」とゆっくり考えながら答えてくれました。

癇癪についての『ムシャクシャする感じ』というシンプルかつストレートな答えに「なるほどー!」と深く納得しつつ、「意識があって会話も可能な癇癪は、自分の内面に起きていることについても言語化しやすいのだな」と興味深く思いました。

ムシャクシャするのはOK?

私はコウに対して、「ムシャクシャするのはOK」と言っています。同時に、「それをそのまま他人や物にぶつけるのはOKではないと思う」とも伝えています。
「感じるのと表現するのは違うよね」
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「感情が生まれてくることも、それを出したいと思うことも自然なことだし悪いものではない。けれど、”自然なことだし仕方ないでしょ!”と言えばトラブルになる。人と暮らしていく中で、何らかの対処は必要になると思う」と言うと、「それはそうか」とコウも納得したようでした。
爆発するコウと爆風を浴びる私
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脳の機能やホルモンバランスや精神の発達度合い等の事情により”感情のコントロール”が難しい状況はありますし、”感情をぶつけられた相手の痛みや不快”を理解し配慮するということも、コウにとっては高度なことなのではないかと私は考えています。

けれど、それをそのまま爆発させれば近くにいた人まで爆風を浴びることになるのも事実です。そのときに「僕は爆発しただけであって『爆風を浴びせよう』と思ったわけではない」と言えば、非難を浴びるのは必至だろうなと思います。

癇癪とも共存していける(かも?)

癇癪を起こすのも楽ではない…?

爆風を浴びる周囲の人が大変なのは事実ですが、それと同時に「爆心地である本人も大変なのだろうな」とコウを見ていると思います。私自身、時々爆発して泣き怒りすることがあるのですが、エネルギーの消耗が激しく後になって寝込むこともあります。
母親をしている私自身が爆発することも…
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それでも、私の場合の爆発は家族や友人に「それは仕方ないね、爆発もするよ」と共感や同情を得られる理由であることが多く、爆発を責められることはありません。

コウの場合は「そんなことで爆発するなよ」と対応されてしまうことは多く、本人にとっては癇癪の最中もその後も散々な目にあって踏んだり蹴ったりだろうな…と思います。

安全に爆発する方法を模索しよう

癇癪を起こすとき、近くに人がいると爆風に巻き込んでしまうのが問題だ…ということで、「1人で爆発しとけばええやん」と私は考えています。
1人で爆発する方法を話す私とコウ
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コウにも、「周囲を巻き込まない癇癪」を勧めています。「お母さんはストレスがマックスになったとき、枕に顔をつっぷして叫んだり筋トレしたりするよ」と言うと、「お母さんそんなことしてんの!?(笑)」とコウは笑いながら意外そうにしていました。

「せやでー。お母さん、『あー!』ってなると声が出ちゃうんだけど、突然家族がいるところで叫んだら皆ビックリしちゃうでしょ」と言うと、「そうだね、『うわぁ!ど、どうしたの?』ってなるよねぇ」と頷いていました。

「あ、爆発しそうだな、してるなって思ったら、周囲の人もそっと離れるといいのかもね」と話し合いながら、『何より、癇癪の理由に対して爆発せずにアプローチできるようになったらいいよねー…』としみじみ頷きあう、爆発しがちな親子でした。
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