「しつけが悪い」「問題児」のレッテルから四半世紀。「発達障害」の認知は進んだけれど…?
ライター:ひらたともみ
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四半世紀子育てをしています。第一子が過ごした小学校時代には、「発達障害」という認識が今のようになかったように思います。
監修: 鈴木直光
筑波こどものこころクリニック院長
1959年東京都生まれ。1985年秋田大学医学部卒。在学中YMCAキャンプリーダーで初めて自閉症児に出会う。同年東京医科歯科大学小児科入局。
1987〜88年、瀬川小児神経学クリニックで自閉症と神経学を学び、栃木県県南健康福祉センターの発達相談で数々の発達障がい児と出会う。2011年、茨城県つくば市に筑波こどものこころクリニック開院。
子育ても四半世紀、学校や世の中で変化したことは?
「発達障害」という言葉は、四半世紀子育てをしている私にとって「まだ新しいもの」という感覚があります。
第一子の長男が小学校に入学したころは、「座れない・人の話が聞けない」と、授業を妨害している児童とみなされ、厄介者というようなレッテルを貼られる場面が多くありました。
そのため、幼稚園や家庭でどんなしつけをしてきたのかを問われ、親が呼び出されることも珍しくなかったと思います。
第一子の長男が小学校に入学したころは、「座れない・人の話が聞けない」と、授業を妨害している児童とみなされ、厄介者というようなレッテルを貼られる場面が多くありました。
そのため、幼稚園や家庭でどんなしつけをしてきたのかを問われ、親が呼び出されることも珍しくなかったと思います。
発達障害という言葉は知られるようになったけれど…
あれから学校でも、社会全体でも「発達障害」という言葉が知られるようになりました。
ですが、発達障害の当事者や家族は楽になったか…というと、
本当にそうだろうか? まだまだ理解も配慮も足りていないのではないだろうか…と考えてしまいます。
それはこの先も、社会とともに、試行錯誤することになるのでしょうね。
ですが、発達障害の当事者や家族は楽になったか…というと、
本当にそうだろうか? まだまだ理解も配慮も足りていないのではないだろうか…と考えてしまいます。
それはこの先も、社会とともに、試行錯誤することになるのでしょうね。
執筆/ひらたともみ
専門家コメント 鈴木直光先生(小児科医)
私の外来では、「決して保護者の方のしつけや育て方が原因で発達障害になるのではない」ということを必ずお伝えしています。ただ、お子さんに合った接し方に変えていく必要はあります。現在、医学の世界では「神経発達症」という言葉が定着し、「障害」という言葉は消えていると言えます。ASD(自閉スペクトラム症)は特性であり、ADHD(注意欠如多動症)は慢性疾患として捉えるからです。こうした医学的な理解が園や学校などの現場にも共有されるよう、園医や学校医を含めた医療と教育の連携が今後ますます重要になると感じています。(監修:小児科医 鈴木直光先生)
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