小さな希望の灯が、親子と隣人の間に灯って
作品は、「梅切らぬバカでいさせてよ」と語りかけます。
必要以上に関わりを持とうとしなかった隣家の父親が、母子の住む家のドアをノックします。
律儀で少しの変化もゆるせなかったちゅうさんの毎朝のルーティンにも、あるかすかな変化が生まれます。
すぐには、全部は難しいかもしれないけれど、逃げずに誠実に向き合えば、きっと少しずつ社会は変わっていく。
まずは半径50メートルからでいい。私からだけでもいい。そんな小さな希望の灯が灯るラストシーン。ぜひ皆さんにも味わっていただけたらと思います。
必要以上に関わりを持とうとしなかった隣家の父親が、母子の住む家のドアをノックします。
律儀で少しの変化もゆるせなかったちゅうさんの毎朝のルーティンにも、あるかすかな変化が生まれます。
すぐには、全部は難しいかもしれないけれど、逃げずに誠実に向き合えば、きっと少しずつ社会は変わっていく。
まずは半径50メートルからでいい。私からだけでもいい。そんな小さな希望の灯が灯るラストシーン。ぜひ皆さんにも味わっていただけたらと思います。
『梅切らぬバカ』は、シネスイッチ銀座他で2021年11月12日(金)より公開
都会の古民家で暮らす自閉症の息子と母。息子が50歳を迎えるのを前に、母は「このまま共倒れになっちゃうのかね?」とつぶやきます。障害のある人に不寛容な社会の中であっても、寄り添いながら暮らす母子の姿を温かく誠実に描いています。一人ひとりと誠実に向き合う中で、小さいけれど確かな未来への希望が生まれていく様も感じさせてくれる作品です。
監督・脚本:和島香太郎
出演:加賀まりこ、塚地武雅 渡辺いっけい、森口瑤子、齋藤汰鷹、林家正蔵、高島礼子
監督・脚本:和島香太郎
出演:加賀まりこ、塚地武雅 渡辺いっけい、森口瑤子、齋藤汰鷹、林家正蔵、高島礼子
映画『梅切らぬバカ』監督・脚本の和島香太郎さん、自閉症の「忠さん」を好演した塚地武雅さんを取材。当事者、地域の人々、双方の視点で描いた背景や想いとは?
映画監督、発達ナビ編集長も登壇『梅切らぬバカ』イベントをレポート!映画に込めた想い、「親なきあと」子どもが地域で生きていくためのヒントも
障害のある子の「親なきあと」ってどうなるの?今からできる対応策から体験談まで紹介します!
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