カードゲームで「なりたい自分」探し、集団生活が苦手な子のためのサポート本、発達障害がある女性向けメソッド、「僕の妻は発達障害」最新刊まで!4冊をランナップ

ライター:発達ナビBOOKガイド
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11月の新刊紹介コラムでは、遊びながら自己理解を深め、お仕事について学べるカードゲームや集団生活が苦手な子どものためのサポートブック、発達障害のある女性の困りごとを解消するメソッドを紹介した本、発達障害当事者とパートナー共作の話題の漫画第3巻の計4冊をご紹介します。

遊びを通して自己理解・自己表現のスキルを高めようーー『7歳からできる みんなのハローワークゲーム: とくい・すき・きょうみから将来の仕事をさがせ!』

7歳からできる みんなのハローワークゲーム: とくい・すき・きょうみから将来の仕事をさがせ!
株式会社Kaien (監修)
合同出版
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2017年に出版され話題になった『発達障害の子のためのハローワーク』が、楽しいカードゲームになりました。この『7歳からできるみんなのハローワークゲーム とくい・すき・きょうみから将来の仕事をさがせ!』では、遊びの中でさまざまな仕事にふれ、自分の可能性を見つけていくことができます。

紹介されているお仕事は105種類。ゲームを通して世の中を支えるさまざまな仕事を知ることは、「なりたい自分」について考えたり、自分の将来像を具体的にイメージするきっかけにもなります。なりたい仕事・好きな仕事という視点だけでなく、自分に合った仕事・得意を生かせる仕事という視点で考えてみることによって、新しい目標ができたり、「自分に合う仕事」との出合いになるかもしれません。

1人でも楽しめて、グループでも遊べる!大人からの働きかけのポイントも解説されています。7歳から楽しめるカードゲーム、学校でも家庭でもおすすめです。
105枚のお仕事カードからとくい・すき・きょうみを見つける!『7歳からできるみんなのハローワークゲーム』監修者・鈴木慶太さんが教える遊び方や支援のヒントなどものタイトル画像
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105枚のお仕事カードからとくい・すき・きょうみを見つける!『7歳からできるみんなのハローワークゲーム』監修者・鈴木慶太さんが教える遊び方や支援のヒントなども

”なんでだろう?” ”うまくいかない” には理由があるーー『集団生活が苦手な子のための 子育てハッピーサポートBOOK』

子育てハッピーサポートBOOK
遠藤雄策 (著), 笹田夕美子 (著)
アストラハウス
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集団生活は社会性を育む上で大切な経験と言われることもありますが、集団生活を苦手に感じる子どもいます。そして、そのことで悩んでいる保護者も多いかもしれません。
「集団生活が苦手」と言っても、お子さんのタイプや困るケースはさまざま。しかし、どんな困りごとでもその背景には理由があります。理由が分かることでその子に合ったサポート方法も見えてくるかもしれません。

この本の著者は、小児科医の遠藤雄策さんと臨床心理士・公認心理師の笹田夕美子さん。専門家の視点で集団生活が苦手な子どものタイプと代表的な困りごとのケース、その理由を解説しています。また、サポートのアイディアは「子どもの困りごとをサポートするための子育てスキル15」「園児の『困った』をサポート」「児童の『困った』『悩み』をサポート」「サポートする家族の心がまえとは」の4つのパートで具体的に紹介。

お子さんの集団生活で悩みを抱えている保護者の方、来年度の春から集団生活が始まる未就園児・未就学児の保護者のお守りになるような一冊です。

「分かっているのになぜかできない」ができるようになる!ーー『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の女性が上手に生きるための本』

ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の女性が上手に生きるための本
沢口 千寛 (著)
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ここ10年ほどで「発達障害」の認知度が飛躍的に上がり、大人になってから発達障害だと気づく人も増えています。幼少期は発達障害に気づかなかったけれど、仕事をしてみたり、育児をしてから気づくというケースも多くあります。また発達障害のある女性は、女性ならではの悩みを相談・共有できず解決しにくい現状があると言われています。

この本の著者は、発達障害のある女性のためのコミュニティ「Decojo」を運営する沢口千寛さん。家事・仕事や育児、人間関係や身だしなみの整え方など日頃の生活を改善できるポイントを具体的に解説しています。便利なアプリ・サービス、道具の活用法など読んですぐ、簡単に実践できるアイディアが満載! おすすめのメソッド本です。
次ページ「当事者の視点から描かれた夫婦の物語ーー『僕の妻は発達障害 3巻』」

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