失敗も無駄じゃない

子育てで困ったことがあると、親は解決策や情報を探しいろいろなことを試します。それが上手くいけば万々歳です。しかしながら自分の子には分かりやすい効果がでなかったり(場合によっては逆効果だったり)親がしんどくなって続かないこともしばしばです。でもその失敗や試行錯誤は決して無駄ではないと思うのです。つらい中でもたまにクスッと笑えることがあったり、ほんの些細な子どもの成長を感じたり、暗闇の中で小さな光の道筋が見えた(ような気がした)りしたらそれって結構イケてるのではないかと私は思っています。

首の皮一でつながっている様な状態だとしても、今回のケースのように意外な気づきを得ることもあります。

失敗を含めすべての経験はすべて後の糧になると私は考えています。
執筆/荒木まち子
(監修:井上先生より)
青年期に多い自傷行為の原因は個々さまざまです。しかも本人自身もそのことを言葉でうまく説明できない場合は、親としてとても不安になり、心配されると思います。今回の「だっこだっこキャンペーン」のような方法が直接当てはまらなかったとしても、ユニークな関わりを取り入れることで家族全体の関係性がピリピリしたものからやわらかいものに変わっていったのではないかと思います。

また荒木さんもご指摘のように、幼児期のこだわりや感覚過敏なども成長と共に変わっていくことが多いです。お子さんの様子を見ながら、それに合わせていろいろな関わり方を試みることはお子さんの新たな成長や変化に気づくきっかけにもなるのではないでしょうか。
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