失敗も無駄じゃない

子育てで困ったことがあると、親は解決策や情報を探しいろいろなことを試します。それが上手くいけば万々歳です。しかしながら自分の子には分かりやすい効果がでなかったり(場合によっては逆効果だったり)親がしんどくなって続かないこともしばしばです。でもその失敗や試行錯誤は決して無駄ではないと思うのです。つらい中でもたまにクスッと笑えることがあったり、ほんの些細な子どもの成長を感じたり、暗闇の中で小さな光の道筋が見えた(ような気がした)りしたらそれって結構イケてるのではないかと私は思っています。

首の皮一でつながっている様な状態だとしても、今回のケースのように意外な気づきを得ることもあります。

失敗を含めすべての経験はすべて後の糧になると私は考えています。
執筆/荒木まち子
(監修:井上先生より)
青年期に多い自傷行為の原因は個々さまざまです。しかも本人自身もそのことを言葉でうまく説明できない場合は、親としてとても不安になり、心配されると思います。今回の「だっこだっこキャンペーン」のような方法が直接当てはまらなかったとしても、ユニークな関わりを取り入れることで家族全体の関係性がピリピリしたものからやわらかいものに変わっていったのではないかと思います。

また荒木さんもご指摘のように、幼児期のこだわりや感覚過敏なども成長と共に変わっていくことが多いです。お子さんの様子を見ながら、それに合わせていろいろな関わり方を試みることはお子さんの新たな成長や変化に気づくきっかけにもなるのではないでしょうか。
発達障害のあるわが子を学校の枠組みから解放するには!?「好き」でつながる仲間と学ぶ、オンラインの習い事を体験!のタイトル画像
Sponsored

発達障害のあるわが子を学校の枠組みから解放するには!?「好き」でつながる仲間と学ぶ、オンラインの習い事を体験!

【発達障害と思春期】学校の外に自分の“居場所”を見つけた娘。しかし…のタイトル画像

【発達障害と思春期】学校の外に自分の“居場所”を見つけた娘。しかし…

なぜリストカット(リスカ)をする?正しい理解と自傷行為のループから抜け出す方法など【松本俊彦氏監修】のタイトル画像

なぜリストカット(リスカ)をする?正しい理解と自傷行為のループから抜け出す方法など【松本俊彦氏監修】

わが子の癇癪、みんなどうしてる?「あるある」「なるほど」エピソードがたくさん!専門家監修のマンガコラムもーー「わが家の癇癪特集」第二弾のタイトル画像

わが子の癇癪、みんなどうしてる?「あるある」「なるほど」エピソードがたくさん!専門家監修のマンガコラムもーー「わが家の癇癪特集」第二弾

療育支援探しバナー

追加する

バナー画像 バナー画像

年齢別でコラムを探す


同じキーワードでコラムを探す



放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

コラムに対する投稿内容については、株式会社LITALICOがその内容を保証し、また特定の施設、商品及びサービスの利用を推奨するものではありません。投稿された情報の利用により生じた損害について株式会社LITALICOは一切責任を負いません。コラムに対する投稿内容は、投稿者の主観によるもので、株式会社LITALICOの見解を示すものではありません。あくまで参考情報として利用してください。また、虚偽・誇張を用いたいわゆる「やらせ」投稿を固く禁じます。「やらせ」は発見次第厳重に対処します。