不器用はDCDが原因?学校でのサポート方法も満載『イラストでわかる DCDの子どものサポートガイド 不器用さのある子の「できた!」が増える134のヒントと45の知識』編著者中井昭夫さんインタビューも
ライター:発達ナビBOOKガイド
Sponsored
合同出版
DCD(発達性協調運動障害)は、脳機能の1つである「協調」の発達に課題がある神経発達障害です。子どもの約5〜6%に見られ、 ADHDの頻度である約5%と変わりません。しかし、日本ではDCDの認知度は低く、多くの子どもたちが適切な支援を受けられていないのが現状です。そんなDCDのある子どもたちの具体的な困りごとを取り上げ、解決をめざすのが『イラストでわかる DCDの子どものサポートガイド 不器用さのある子の「できた!」が増える134のヒントと45の知識』です。
学校生活での具体的な「困りごと」の場面を厳選してイラストとともに解説!
『DCDの子どものサポートガイド』は、DCDのある子どもが学校で直面しやすい困難な26の場面を厳選し、それらをサポートするための具体的な支援のヒントが134も綴られた第1部、DCDのある子どもを理解し、困りごとの解決につなげるために必要な45の知識が詰まった第2部の2部構成。
第1部では、「座る姿勢」「鉛筆の持ち方」「紙の扱い方」といった日々の学習全般に関わることから、「ボールを投げる」「とび箱」「縄跳び」「ダンス」など体育や運動に関すること、「リコーダー」「はさみ」「金づち」といった音楽や図画工作での困りごとなど、DCDのある子どもたちがサポートを必要とする26の場面が厳選されています。
取り上げられた項目は、大人や定型発達の子どもからすれば、さらっと何気なくできるものばかりでしょう。だからこそ、DCDのある子どもたちの困りごとが、なかなか理解されにくいという現実があります。
ほとんどの日常動作は「協調」という脳の機能により行われています。DCDとは、その「協調」の発達に問題がある神経発達障害で、約5〜6%の子どもたちに存在するという認知や理解が日本ではまだまだ不足しています。多くの子どもたちが、さほど練習もせず、難なくできることがなかなか思うようにできないと、「不器用」「練習・努力不足」「親のしつけが悪い」などとみなされやすく、周囲の子どもたちからの嘲笑やいじめの対象となったり、保護者、教師や指導者を含む大人から叱責されたり、不合理な反復練習を強いられるケースも多いのです。
たとえば、「よい姿勢で座る」ことは、授業中の基本姿勢とされますが、「姿勢制御・姿勢保持」をするためには、注意や動機づけ以外に、身体の動きをコントロールする「協調」という脳の機能が必要です。協調とは、視知覚や触覚、関節の曲がる角度や筋肉の緊張などの固有覚など、さまざまな感覚情報を統合し、目的の動きをするために身体のいろいろなパーツの動きの速さ、強さ、タイミング、姿勢などをコントロールする一連の脳機能のこと。私たちの生活のほとんどの動作に関わっています。
ただ、多くの人は普段、ちょっとした動作を行う際に「この関節をこのぐらい曲げよう」「身体の動きを協調させよう」などと意識して動いているわけではないため、この脳機能に問題がある子どもたちがどんな困難を抱えているかが理解・想像しにくいのです。
本書では、日々、学校や生活のなかで困っているDCDのある子どもたちやその保護者たちの声から、具体的なシーンに落とし込み、どんな困りごとが起きやすいか、どんなサポート、声がけが適しているかがイラストつきで分かりやすくレクチャーされています。さらに、DCDのある子どもたちが自尊心を損なわずに、「できた!」を増やすための実践的なアプローチもイラストとともに豊富に解説されています。
そして、第2部では、DCDについての詳細な、最新の研究を含めた知識を分かりやすく解説し、第1部の具体的な困りごとや対応例を知識やエビデンスの面からも補完できるように工夫されています。本を手にしたその日から学校生活に活用できるヒントが満載で、子ども自身はもちろん、保護者、保育士・教師、支援者にとっても頼りになる1冊となるでしょう。
第1部では、「座る姿勢」「鉛筆の持ち方」「紙の扱い方」といった日々の学習全般に関わることから、「ボールを投げる」「とび箱」「縄跳び」「ダンス」など体育や運動に関すること、「リコーダー」「はさみ」「金づち」といった音楽や図画工作での困りごとなど、DCDのある子どもたちがサポートを必要とする26の場面が厳選されています。
取り上げられた項目は、大人や定型発達の子どもからすれば、さらっと何気なくできるものばかりでしょう。だからこそ、DCDのある子どもたちの困りごとが、なかなか理解されにくいという現実があります。
ほとんどの日常動作は「協調」という脳の機能により行われています。DCDとは、その「協調」の発達に問題がある神経発達障害で、約5〜6%の子どもたちに存在するという認知や理解が日本ではまだまだ不足しています。多くの子どもたちが、さほど練習もせず、難なくできることがなかなか思うようにできないと、「不器用」「練習・努力不足」「親のしつけが悪い」などとみなされやすく、周囲の子どもたちからの嘲笑やいじめの対象となったり、保護者、教師や指導者を含む大人から叱責されたり、不合理な反復練習を強いられるケースも多いのです。
たとえば、「よい姿勢で座る」ことは、授業中の基本姿勢とされますが、「姿勢制御・姿勢保持」をするためには、注意や動機づけ以外に、身体の動きをコントロールする「協調」という脳の機能が必要です。協調とは、視知覚や触覚、関節の曲がる角度や筋肉の緊張などの固有覚など、さまざまな感覚情報を統合し、目的の動きをするために身体のいろいろなパーツの動きの速さ、強さ、タイミング、姿勢などをコントロールする一連の脳機能のこと。私たちの生活のほとんどの動作に関わっています。
ただ、多くの人は普段、ちょっとした動作を行う際に「この関節をこのぐらい曲げよう」「身体の動きを協調させよう」などと意識して動いているわけではないため、この脳機能に問題がある子どもたちがどんな困難を抱えているかが理解・想像しにくいのです。
本書では、日々、学校や生活のなかで困っているDCDのある子どもたちやその保護者たちの声から、具体的なシーンに落とし込み、どんな困りごとが起きやすいか、どんなサポート、声がけが適しているかがイラストつきで分かりやすくレクチャーされています。さらに、DCDのある子どもたちが自尊心を損なわずに、「できた!」を増やすための実践的なアプローチもイラストとともに豊富に解説されています。
そして、第2部では、DCDについての詳細な、最新の研究を含めた知識を分かりやすく解説し、第1部の具体的な困りごとや対応例を知識やエビデンスの面からも補完できるように工夫されています。本を手にしたその日から学校生活に活用できるヒントが満載で、子ども自身はもちろん、保護者、保育士・教師、支援者にとっても頼りになる1冊となるでしょう。
2022年8月4日(木)〜8月7日(日)「子どものこころやからだの発達を支援する 連続セミナー2022夏」が開催されます。(合同出版主催)
中井昭夫さんにインタビュー! 本書に込めた想いとは?
本書の編著者は、20年以上にわたってDCDの診療や研究、教育、啓発活動に力を注ぐ、小児科専門医・子どものこころ専門医であり、公認心理師・臨床発達心理士でもある中井昭夫さん。作業療法士の若林秀昭さん、理学療法士の春田大志さんとともに、子どもたちの日常生活にきめこまやかに寄り添い、ASDのある子どものお母さんでもある小野ひろみさんの素敵なイラストとともに、保育や教育の現場で活用しやすい1冊を送り出しました。執筆にあたって工夫したことや本書に込めた想いについて、中井さんにお話を伺いました。
編集部(以下――):まずは、本書をつくられたきっかけや想いについて教えてください。
中井さん(以下中井):DCDは子どもの約5〜6%に見られる神経発達障害です。近年よく知られるようになったADHDの頻度である約5%と変わらず、ASDの約1%という頻度よりはるかに多く、決して珍しい状態ではありません。また、1980年代から世界的にも認められていて、決して目新しい神経発達障害でもないのです。しかし、日本ではDCDの認知度は未だに低く、「不器用・ぶきっちょ」「運動音痴」「練習・努力不足」「やる気がない」「ふざけている」などと決めつけられてしまうケースが大変多く見られます。協調の発達は、子どもの社会性や認知、情緒、自尊感情にも深く関係しています。また、DCDは算数をはじめとするさまざまな学習・学業にも影響し、適切な支援がないと、怠学や不登校の要因ともなることが知られています。さらに、子どものDCDの約50〜70%が成人になっても持ち越し、うつ病や不安障害などの精神障害、肥満や糖尿病など生活習慣病から心筋梗塞・脳卒中のような心血管障害など生命の問題にもつながってしまうことが分かっていることから、早期の気づきと適切な支援が必要とされています。
私は20年以上DCDについて臨床、研究、教育や講演・出版などの啓発活動を行ってきました。その中で、保護者や教師、支援者のみなさまから具体的な支援の方法についてのご質問を数多く受けてきました。しかし、DCDという視点、DCDに特化した、就学後の学校や家庭における、具体的で分かりやすい支援に関する書籍がほとんどなく、「それなら自分でつくってしまおう!」と企画したのが、本書が誕生するきっかけです。
――DCDのある子どもたちに対して、これまでどのような支援を行ってこられたのでしょうか?
中井:福井大学医学部附属病院小児科・子どものこころ診療部、福井県こども療育センター、兵庫県立リハビリテーション中央病院「子どもの睡眠と発達医療センター」をはじめとする診療機関などで、35年以上にわたりDCDを含む神経発達障害や子どもの睡眠障害、子どものこころの問題や小児精神障害などの診療・研究を行ってきました。また、医学部だけでなく、保育士・教員養成課程での特別支援に関する教育も長く行っています。さらに、発達障害当事者とその家族、支援団体、専門家とともにNPO法人AOZORA福井を設立し、放課後等デイサービス、児童発達支援、日中の一時支援等の委託事業や厚生労働省の調査事業など、診療室以外でもさまざまな活動を行っています。
DCDのある子どもたちとそのご家族のために、日本でのDCDの認知度を上げ、また、その支援のためのエビデンスを構築する研究を発展させることが私のライフワークの1つになっています。日々の診療はもちろんですが、大学・大学院での教育、国内外の研究者との共同研究のほか、講演や執筆などを通じての啓発活動を行ってきました。その中で、日本DCD学会を設立し、第1回学術集会を大会長として開催させていただきました。また、国際DCD研究・支援学会(ISRA-DCD)日本代表委員も務めさせていただいています。
DCDのある子どもたちと関わるときに、一貫して大切にしていることは、子どもと仲よくなること、子どもとの信頼関係、また、子どもが何を、どうしたいか、どうありたいのか、モチベーションを大切にすることです。そして、子どもの心を折らないよう自尊心を大切に、そのためのエラーレス・ラーニングという視点でサポートを行っており、後述しますが、これは本書の基本的な哲学にもなっています。
編集部(以下――):まずは、本書をつくられたきっかけや想いについて教えてください。
中井さん(以下中井):DCDは子どもの約5〜6%に見られる神経発達障害です。近年よく知られるようになったADHDの頻度である約5%と変わらず、ASDの約1%という頻度よりはるかに多く、決して珍しい状態ではありません。また、1980年代から世界的にも認められていて、決して目新しい神経発達障害でもないのです。しかし、日本ではDCDの認知度は未だに低く、「不器用・ぶきっちょ」「運動音痴」「練習・努力不足」「やる気がない」「ふざけている」などと決めつけられてしまうケースが大変多く見られます。協調の発達は、子どもの社会性や認知、情緒、自尊感情にも深く関係しています。また、DCDは算数をはじめとするさまざまな学習・学業にも影響し、適切な支援がないと、怠学や不登校の要因ともなることが知られています。さらに、子どものDCDの約50〜70%が成人になっても持ち越し、うつ病や不安障害などの精神障害、肥満や糖尿病など生活習慣病から心筋梗塞・脳卒中のような心血管障害など生命の問題にもつながってしまうことが分かっていることから、早期の気づきと適切な支援が必要とされています。
私は20年以上DCDについて臨床、研究、教育や講演・出版などの啓発活動を行ってきました。その中で、保護者や教師、支援者のみなさまから具体的な支援の方法についてのご質問を数多く受けてきました。しかし、DCDという視点、DCDに特化した、就学後の学校や家庭における、具体的で分かりやすい支援に関する書籍がほとんどなく、「それなら自分でつくってしまおう!」と企画したのが、本書が誕生するきっかけです。
――DCDのある子どもたちに対して、これまでどのような支援を行ってこられたのでしょうか?
中井:福井大学医学部附属病院小児科・子どものこころ診療部、福井県こども療育センター、兵庫県立リハビリテーション中央病院「子どもの睡眠と発達医療センター」をはじめとする診療機関などで、35年以上にわたりDCDを含む神経発達障害や子どもの睡眠障害、子どものこころの問題や小児精神障害などの診療・研究を行ってきました。また、医学部だけでなく、保育士・教員養成課程での特別支援に関する教育も長く行っています。さらに、発達障害当事者とその家族、支援団体、専門家とともにNPO法人AOZORA福井を設立し、放課後等デイサービス、児童発達支援、日中の一時支援等の委託事業や厚生労働省の調査事業など、診療室以外でもさまざまな活動を行っています。
DCDのある子どもたちとそのご家族のために、日本でのDCDの認知度を上げ、また、その支援のためのエビデンスを構築する研究を発展させることが私のライフワークの1つになっています。日々の診療はもちろんですが、大学・大学院での教育、国内外の研究者との共同研究のほか、講演や執筆などを通じての啓発活動を行ってきました。その中で、日本DCD学会を設立し、第1回学術集会を大会長として開催させていただきました。また、国際DCD研究・支援学会(ISRA-DCD)日本代表委員も務めさせていただいています。
DCDのある子どもたちと関わるときに、一貫して大切にしていることは、子どもと仲よくなること、子どもとの信頼関係、また、子どもが何を、どうしたいか、どうありたいのか、モチベーションを大切にすることです。そして、子どもの心を折らないよう自尊心を大切に、そのためのエラーレス・ラーニングという視点でサポートを行っており、後述しますが、これは本書の基本的な哲学にもなっています。
「できた!」に導くサポートのコツはエラーレス・ラーニング
――本書を執筆するにあたり、大切にされたこと、工夫されたことを教えてください。
中井:本書は、これまでに類書のないDCDに特化した1冊です。DCDのある子どもの運動面だけでなく、発達心理学的な側面も含め、DCDの特性を十分に配慮した内容とすることを目標にしました。
「~できない」「〜できるわけがない」というDCDのある子どもの陥りやすい「要求回避」を理解すること、その対応として、必ず「〜だったらできた」「〜したらできた」で終わる、エラーレス・ラーニングを基本としています。その上で、課題を完璧にこなすことだけを目標とするのではなく、一人ひとりの子どもに対してそれぞれの目標設定や多様な評価があってよい、とする考え方を提案しています。DCDのある子どもに対しては、未だに厳しい叱責や過剰な反復練習など、根性論や精神論での教育や指導が行われている現実があります。
DCDのある子どもに関わるすべての支援者の意識改革を促し、DCDのある子どもたちが健全な心理・社会的安定を確保してほしい。そのために最新の医学・脳科学的知見を含めたエビデンス・ベースド・インターベンション/エデュケーション(Evidence-Based Intervention/Education)を目指しました。
DCDのある子どもが、どこでつまずきやすいのか、どうしてつまずいているのか、どうしたらできるようになるのかが、子ども自身や保護者だけでなく、医師やセラピスト、保育士・教師、指導者など広くDCDのある子どもに関わる大人が理解し、実践できるように、イメージしやすいイラストとともに、一つひとつの動作の構成要素を示し、工程を構造化し、その解決のヒントを解説しています。また、イラストの子どもたちはLGBT+SOGIなどダイバシティの観点から、できるだけどのようなお子さんにも親しみやすいよう工夫しました。
――第1部の「DCDにみられやすい57の困り事と134の支援のヒント」では、DCDのある子どものさまざまな困りごとが紹介されています。この内容はどのようにピックアップされたのでしょうか?
中井:実際の医療・療育、教育、支援の現場からのリアルな声を参考にしています。DCDのある子どもやそのご家族からの訴えや多くのニーズ、教師や指導者の支援に関する相談で多く寄せられるものの中から、発達行動小児科学、発達心理学、作業療法学、理学療法学、特別支援教育の専門家の長く豊富な経験に基づきながら、DCDのある子どもたちのサポートで優先すべき26の場面を厳選しました。
中井:本書は、これまでに類書のないDCDに特化した1冊です。DCDのある子どもの運動面だけでなく、発達心理学的な側面も含め、DCDの特性を十分に配慮した内容とすることを目標にしました。
「~できない」「〜できるわけがない」というDCDのある子どもの陥りやすい「要求回避」を理解すること、その対応として、必ず「〜だったらできた」「〜したらできた」で終わる、エラーレス・ラーニングを基本としています。その上で、課題を完璧にこなすことだけを目標とするのではなく、一人ひとりの子どもに対してそれぞれの目標設定や多様な評価があってよい、とする考え方を提案しています。DCDのある子どもに対しては、未だに厳しい叱責や過剰な反復練習など、根性論や精神論での教育や指導が行われている現実があります。
DCDのある子どもに関わるすべての支援者の意識改革を促し、DCDのある子どもたちが健全な心理・社会的安定を確保してほしい。そのために最新の医学・脳科学的知見を含めたエビデンス・ベースド・インターベンション/エデュケーション(Evidence-Based Intervention/Education)を目指しました。
DCDのある子どもが、どこでつまずきやすいのか、どうしてつまずいているのか、どうしたらできるようになるのかが、子ども自身や保護者だけでなく、医師やセラピスト、保育士・教師、指導者など広くDCDのある子どもに関わる大人が理解し、実践できるように、イメージしやすいイラストとともに、一つひとつの動作の構成要素を示し、工程を構造化し、その解決のヒントを解説しています。また、イラストの子どもたちはLGBT+SOGIなどダイバシティの観点から、できるだけどのようなお子さんにも親しみやすいよう工夫しました。
――第1部の「DCDにみられやすい57の困り事と134の支援のヒント」では、DCDのある子どものさまざまな困りごとが紹介されています。この内容はどのようにピックアップされたのでしょうか?
中井:実際の医療・療育、教育、支援の現場からのリアルな声を参考にしています。DCDのある子どもやそのご家族からの訴えや多くのニーズ、教師や指導者の支援に関する相談で多く寄せられるものの中から、発達行動小児科学、発達心理学、作業療法学、理学療法学、特別支援教育の専門家の長く豊富な経験に基づきながら、DCDのある子どもたちのサポートで優先すべき26の場面を厳選しました。
適切なサポートで、子どもの笑顔は増える!
――DCDのある子どもの支援で、印象的なエピソードがあったらぜひ教えてください。
中井:DCDとADHDの併存状態、いわゆるDAMP(deficit in attention, motor control and perception)症候群のお子さんは、強く心に残っています。運動が本当に苦手で、なんでもないところでもつまずいて転んでばかりいた子が、療育と薬物療法をうまく組み合わせて行った結果、苦手だった運動がめきめき上達! 体育会でよい成績をとったよ!と報告してくれるようになりました。
そしてついには陸上競技のスポーツ推薦で高校に進学、そして大学まで進まれました。最初は将来を悲観されていた本人もご両親も大変驚き、また大変喜ばれて、私自身も十数年サポートに携われたことをうれしく思っています。
――「運動がとても苦手」とされていた子どもが、スポーツ推薦を受けるまでになったというのはすばらしいですね。このエピソードからも、適切な支援がいかに重要かを実感できました!
中井:そうですね。また、診察のときに「字を書くときに、鉛筆の芯が折れなくなった」「消しゴムで消すときにプリントが破れなくなった」「字がきれいになって、先生にほめられた」とうれしそうに報告してくれる子どももたくさんいます。受診日に、わざわざテストやプリント、連絡帳を持ってきて、誇らしげに見せてくれる子どもや、それをうれしそうに見つめる保護者の方もいらっしゃいます。そのほかにも「自転車の補助輪がとれてお友達といっしょに遊べるようになった」「逆上がりができた」「縄跳びがとべるようになった」など、目を輝かせて教えてくれる子も多いです。
そして、子どもたちは「先生やお母さんが怒らなくなった」「優しくなった」とも教えてくれます。ということは、それまでどれだけ保護者や先生・指導者から叱責されていたのでしょうか?自尊心が傷ついていたのでしょうか?子どもたちのこうした言葉を耳にすると、周囲の大人がDCDという視点でその子どもの困難さを理解し、実際に適切に介入することの重要性を改めて痛感させられます。
子どもが自己肯定感や達成感を実感し、また、子どもが成長・発達することで、大人も変わっていきます。大好きな保護者や信頼する指導者が自分を理解してくれること、認めてくれること、そして褒めてくれること(社会的報酬)が、非常に重要だと思っています。
中井:DCDとADHDの併存状態、いわゆるDAMP(deficit in attention, motor control and perception)症候群のお子さんは、強く心に残っています。運動が本当に苦手で、なんでもないところでもつまずいて転んでばかりいた子が、療育と薬物療法をうまく組み合わせて行った結果、苦手だった運動がめきめき上達! 体育会でよい成績をとったよ!と報告してくれるようになりました。
そしてついには陸上競技のスポーツ推薦で高校に進学、そして大学まで進まれました。最初は将来を悲観されていた本人もご両親も大変驚き、また大変喜ばれて、私自身も十数年サポートに携われたことをうれしく思っています。
――「運動がとても苦手」とされていた子どもが、スポーツ推薦を受けるまでになったというのはすばらしいですね。このエピソードからも、適切な支援がいかに重要かを実感できました!
中井:そうですね。また、診察のときに「字を書くときに、鉛筆の芯が折れなくなった」「消しゴムで消すときにプリントが破れなくなった」「字がきれいになって、先生にほめられた」とうれしそうに報告してくれる子どももたくさんいます。受診日に、わざわざテストやプリント、連絡帳を持ってきて、誇らしげに見せてくれる子どもや、それをうれしそうに見つめる保護者の方もいらっしゃいます。そのほかにも「自転車の補助輪がとれてお友達といっしょに遊べるようになった」「逆上がりができた」「縄跳びがとべるようになった」など、目を輝かせて教えてくれる子も多いです。
そして、子どもたちは「先生やお母さんが怒らなくなった」「優しくなった」とも教えてくれます。ということは、それまでどれだけ保護者や先生・指導者から叱責されていたのでしょうか?自尊心が傷ついていたのでしょうか?子どもたちのこうした言葉を耳にすると、周囲の大人がDCDという視点でその子どもの困難さを理解し、実際に適切に介入することの重要性を改めて痛感させられます。
子どもが自己肯定感や達成感を実感し、また、子どもが成長・発達することで、大人も変わっていきます。大好きな保護者や信頼する指導者が自分を理解してくれること、認めてくれること、そして褒めてくれること(社会的報酬)が、非常に重要だと思っています。
1つの価値観に縛られず、多様性を認めて
――第2部「DCDの子どもを理解し困り事を解決する45の知識」には、DCDについての知識が詳しく書かれていますね。DCDのある子どもがストレスなく自分らしく生きるために、教師、支援者、そして保護者ができる働きかけはありますか?
中井:子どもたちに指導するときに、「きちんと姿勢よく、ちゃんと座りなさい」「きれいな字で書きなさい」「ボールを正しいフォームで投げましょう」「みんなが同じ楽器で同じ曲を同じメロディーで演奏しないといけない」など、とかく大人の価値観を一方的に押し付けがちです。身長も体格も、顔も、性格も誰一人として同じ子どもがいないように、脳にも多様性があること(ニューロダイバシティー)を理解して、柔軟な発想、やわらかな頭で、発想の転換や様々な評価のあり方を考えていただきたいと思っています。いくつかの例については第2部でもご紹介しています。
――DCDのある子どもに対して、練習不足、努力不足といった誤解にもとづいた指導が行われてしまうケースもあるようですね。
中井:そうですね。たとえば、書字や逆上がり・縄跳びなどにおいては、「できるまでがんばりなさい」と過剰な反復練習が課されることも多いようです。
もちろん、子どもができるようになりたいと望んでいるときは、本書のヒントなどを参考にしていただきながら、全力でサポートする必要があります。ただ、子どもが望んでもいないことを保護者や教員の一方的な思いでさせている場合や、ひたすらの反復練習ではなかなかうまくいかない場合などには、これらのことは本当にその子どもがしたいことなのか、できるようになりたいことなのか、あるいはその子の一生に本当に必要なことなのか、それより大切なことは何なのか、などについて、一度立ち止まって考える必要もあるかもしれません。
子どもの自尊心が折れないように、教師や保護者と子どもとの関係性が悪化しないように、子どもとよく話し合って「ここまでがんばったからOK」「ここまでできれば大丈夫」というラインを決めることも大切ではないでしょうか?すべてにおいて完璧をめざすのではなく、ある部分では「これは全員が絶対できないといけないことではない」「大人になったときにはほとんど必要ないこと」と割り切ってしまう潔さも時には必要だと思います。
中井:子どもたちに指導するときに、「きちんと姿勢よく、ちゃんと座りなさい」「きれいな字で書きなさい」「ボールを正しいフォームで投げましょう」「みんなが同じ楽器で同じ曲を同じメロディーで演奏しないといけない」など、とかく大人の価値観を一方的に押し付けがちです。身長も体格も、顔も、性格も誰一人として同じ子どもがいないように、脳にも多様性があること(ニューロダイバシティー)を理解して、柔軟な発想、やわらかな頭で、発想の転換や様々な評価のあり方を考えていただきたいと思っています。いくつかの例については第2部でもご紹介しています。
――DCDのある子どもに対して、練習不足、努力不足といった誤解にもとづいた指導が行われてしまうケースもあるようですね。
中井:そうですね。たとえば、書字や逆上がり・縄跳びなどにおいては、「できるまでがんばりなさい」と過剰な反復練習が課されることも多いようです。
もちろん、子どもができるようになりたいと望んでいるときは、本書のヒントなどを参考にしていただきながら、全力でサポートする必要があります。ただ、子どもが望んでもいないことを保護者や教員の一方的な思いでさせている場合や、ひたすらの反復練習ではなかなかうまくいかない場合などには、これらのことは本当にその子どもがしたいことなのか、できるようになりたいことなのか、あるいはその子の一生に本当に必要なことなのか、それより大切なことは何なのか、などについて、一度立ち止まって考える必要もあるかもしれません。
子どもの自尊心が折れないように、教師や保護者と子どもとの関係性が悪化しないように、子どもとよく話し合って「ここまでがんばったからOK」「ここまでできれば大丈夫」というラインを決めることも大切ではないでしょうか?すべてにおいて完璧をめざすのではなく、ある部分では「これは全員が絶対できないといけないことではない」「大人になったときにはほとんど必要ないこと」と割り切ってしまう潔さも時には必要だと思います。
「協調という脳機能の発達の問題であるDCD 」という理解から適切なサポートへ
――この本をどのように活用してほしいとお考えでしょうか?
中井:DCDのある子どものご家族や保育士・教師はもちろん、支援者や指導者、小児科医や児童精神科医、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などのみなさまにもぜひ活用していただきたいです。子どもの不器用さについて、DCDという視点からの理解が進み、適切な支援に役立てていただければ幸いです。
特に、すべての保育士、幼稚園・小学校の先生には、子どもの日常におけるさまざまな活動、学習には、身体ではなく、協調という「脳」の機能が必要であり、その発達の問題であるDCDのある子どもが約5〜6%と通常学級にもたくさん存在し、支援を必要としているという理解や認知が浸透することを願っています。
そして、DCDのある子どもたちがどこでつまずいているか、どうしたらうまくサポートしてあげることができるかについて、本書がそのヒントや知識を得る場となればと思っています。
さらに、実は、将来、保育士や教師を目指す、保育士・教員養成課程に在籍される全ての学生のみなさん、そして、彼ら・彼女らを教育・指導する養成課程の大学の全ての教員の方にもぜひ、本書を通じてDCDについて知っていただき、適切な支援が可能な保育士・教師をどんどん現場に送り出していただければと思っています。
――第1部、2部ともに、定型発達の子どもにはさらっとできることが、なぜ、どこで、どうしてDCDのある子どもはつまずきやすいのかが、それぞれの場面に必要な「協調」の動きを細分化し、イラスト化することで、理解しやすくなっています。保護者の方はもちろん、さまざまな支援者の方にとっても参考になる1冊ですね。
中井:そうですね、また第1部、2部ともに参照ページがそれぞれ多く記載されています。それぞれのヒントからなぜそうなのかという知識、逆に知識からそれに基づいた具体的な実践へと、行きつ戻りつ読んでいただいて、エビデンス・ベースド・インターベンション/エデュケーションにつなげていただければと思っています。
ヒントは134とたくさんありますが、すべてのDCDのある子どもにすべてのヒントがうまくフィットするとは限りません。子どもと一緒にご覧になることも含め、その子の段階に応じて、実際に活用できそうなもの、応用できそうなものをピックアップして子どもと一緒にやってみてください。どれか1つでも使えるものがあれば、そして1つでも多くの「できた!」の声が子どもたちから聞くことができたら大変うれしく思います。
――最後に、発達ナビの読者のみなさまへ、メッセージをお願いします!
中井:神経発達障害は、従来、生まれつきの脳機能の発達の問題とされてきました。しかし、最新の研究では、胎児期からの感覚や協調、睡眠リズムなどの身体性を基盤として、社会性や実行機能などの高次脳機能が発達していくことが明らかになりつつあります。
そして、子育てや保育・教育、療育とは、その子が生きる歴史・文化・社会のなかでよりよく生きていくために、神経回路を「再構築」することだということも分かってきています。そうであれば、もはや「生まれつき」という捉え方は、意味をなさないようになってきています。このような流れのなかで、協調や感覚、睡眠への働きかけが、DCDだけでなく、ASDやADHDなどの症状や生活適応の改善にも効果があるというエビデンスも積み上げられてきています。
本書のテーマであるDCDに限って考えても、DCDを正しく理解し、早くに気づき、適切に対応していくことによって、これからの神経発達障害の診療や支援、教育のブレイクスルーが起こるのではと考えています。日本においても、神経発達障害に関わるすべての支援者が、感覚、協調、睡眠、消化管などの身体性についてももっと目を向けて、どの地域に住んでいても適切な対応ができるようになることを願っています。
中井:DCDのある子どものご家族や保育士・教師はもちろん、支援者や指導者、小児科医や児童精神科医、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などのみなさまにもぜひ活用していただきたいです。子どもの不器用さについて、DCDという視点からの理解が進み、適切な支援に役立てていただければ幸いです。
特に、すべての保育士、幼稚園・小学校の先生には、子どもの日常におけるさまざまな活動、学習には、身体ではなく、協調という「脳」の機能が必要であり、その発達の問題であるDCDのある子どもが約5〜6%と通常学級にもたくさん存在し、支援を必要としているという理解や認知が浸透することを願っています。
そして、DCDのある子どもたちがどこでつまずいているか、どうしたらうまくサポートしてあげることができるかについて、本書がそのヒントや知識を得る場となればと思っています。
さらに、実は、将来、保育士や教師を目指す、保育士・教員養成課程に在籍される全ての学生のみなさん、そして、彼ら・彼女らを教育・指導する養成課程の大学の全ての教員の方にもぜひ、本書を通じてDCDについて知っていただき、適切な支援が可能な保育士・教師をどんどん現場に送り出していただければと思っています。
――第1部、2部ともに、定型発達の子どもにはさらっとできることが、なぜ、どこで、どうしてDCDのある子どもはつまずきやすいのかが、それぞれの場面に必要な「協調」の動きを細分化し、イラスト化することで、理解しやすくなっています。保護者の方はもちろん、さまざまな支援者の方にとっても参考になる1冊ですね。
中井:そうですね、また第1部、2部ともに参照ページがそれぞれ多く記載されています。それぞれのヒントからなぜそうなのかという知識、逆に知識からそれに基づいた具体的な実践へと、行きつ戻りつ読んでいただいて、エビデンス・ベースド・インターベンション/エデュケーションにつなげていただければと思っています。
ヒントは134とたくさんありますが、すべてのDCDのある子どもにすべてのヒントがうまくフィットするとは限りません。子どもと一緒にご覧になることも含め、その子の段階に応じて、実際に活用できそうなもの、応用できそうなものをピックアップして子どもと一緒にやってみてください。どれか1つでも使えるものがあれば、そして1つでも多くの「できた!」の声が子どもたちから聞くことができたら大変うれしく思います。
――最後に、発達ナビの読者のみなさまへ、メッセージをお願いします!
中井:神経発達障害は、従来、生まれつきの脳機能の発達の問題とされてきました。しかし、最新の研究では、胎児期からの感覚や協調、睡眠リズムなどの身体性を基盤として、社会性や実行機能などの高次脳機能が発達していくことが明らかになりつつあります。
そして、子育てや保育・教育、療育とは、その子が生きる歴史・文化・社会のなかでよりよく生きていくために、神経回路を「再構築」することだということも分かってきています。そうであれば、もはや「生まれつき」という捉え方は、意味をなさないようになってきています。このような流れのなかで、協調や感覚、睡眠への働きかけが、DCDだけでなく、ASDやADHDなどの症状や生活適応の改善にも効果があるというエビデンスも積み上げられてきています。
本書のテーマであるDCDに限って考えても、DCDを正しく理解し、早くに気づき、適切に対応していくことによって、これからの神経発達障害の診療や支援、教育のブレイクスルーが起こるのではと考えています。日本においても、神経発達障害に関わるすべての支援者が、感覚、協調、睡眠、消化管などの身体性についてももっと目を向けて、どの地域に住んでいても適切な対応ができるようになることを願っています。
「不器用」のレッテルで、子どもの困りごとを見過ごさないために
DCDは、ADHDやASDなどに比べて、日本ではまだまだ認知度の低い神経発達障害の1つです。「姿勢よく椅子に座っていられない」「ノートのマス目や行から文字がはみ出してしまう」「筆圧のコントロールができない」「体育が極端に苦手」など、DCDのある子どもに多く見られる困りごとは、正しい知識がない人からすると「不器用」「どんくさい」「ふざけている」「練習・努力不足」といった言葉で片づけられがちです。
でも、そうした言葉でレッテルを貼り、不適切な対応をしてしまうことこそが、子どもの社会性や学習意欲、自尊心を損なう原因になってしまっています。本書では、「ちゃんとしなさい」「まじめにやりなさい」「もっと練習しなさい!」という精神論・根性論ではなく、DCDのある子どもたちが、どこで、なぜ、どうしてつまずきやすいのか、どうしたらうまくサポートできるのかについて、最新の研究結果などエビデンスや理論に基づいた適切なアプローチ法がたくさんのイラストとともに紹介されています。
子どもの「できた!」というキラキラした笑顔を増やしていくために、本書は頼もしいバイブルとなるはずです。
文/浦上藍子
でも、そうした言葉でレッテルを貼り、不適切な対応をしてしまうことこそが、子どもの社会性や学習意欲、自尊心を損なう原因になってしまっています。本書では、「ちゃんとしなさい」「まじめにやりなさい」「もっと練習しなさい!」という精神論・根性論ではなく、DCDのある子どもたちが、どこで、なぜ、どうしてつまずきやすいのか、どうしたらうまくサポートできるのかについて、最新の研究結果などエビデンスや理論に基づいた適切なアプローチ法がたくさんのイラストとともに紹介されています。
子どもの「できた!」というキラキラした笑顔を増やしていくために、本書は頼もしいバイブルとなるはずです。
文/浦上藍子
中井昭夫さんも登壇!オンラインセミナー開催!!
子どものこころやからだの発達を支援する 連続セミナー2022夏
2022年8月4日(木)〜8月7日(日)開催
※アーカイブ配信あり!(一部アーカイブ配信がないセミナーもございます)
主催:合同出版株式会社
●参加費
参加費:
■8回コースチケット(視聴のみ) 13,000円
(通常のチケットより3000円割引)
●全日程
2022年8月4日(木)/10時30分スタート、12時30分終了予定
アーカイブ配信あり セミナーコード001
「夏休み中に解決!スマホとネットのあるあるトラブル」
2022年8月4日(木)/14時00分スタート、16時00分終了予定
アーカイブ配信あり セミナーコード002
「学校でできる女の子への性教育」
2022年8月5日(金)/10時30分スタート、12時30分終了予定
アーカイブ配信あり セミナーコード003
「思春期の男の子に伝えるだいじな“性”の話」
2022年8月5日(金)/14時00分スタート、16時30分終了予定
アーカイブ配信あり セミナーコード004
「ちゃんと知りたいDCDのこと!〜不器用な子どもの理解とサポート〜」
2022年8月6日(土)/10時30分スタート、12時30分終了予定
アーカイブ配信あり セミナーコード005
「発達障害がある子どものための、これからのハローワーク 凹凸がある子のキャリア教育を考えよう!」
2022年8月6日(土)/14時00分スタート、16時00分終了予定
アーカイブ配信あり セミナーコード006
「ワーキングメモリを生かした支援法 アセスメント&トレーニング」
2022年8月7日(日)/10時30分スタート、12時30分終了予定
リアルタイム視聴のみ セミナーコード007
「子どもたちと身につけたいアンガーマネジメント」
2022年8月7日(日)/14時00分スタート、16時00分終了予定
アーカイブ配信あり セミナーコード008
「発達が気になる子の脳と体をそだてる感覚あそび」
2022年8月4日(木)〜8月7日(日)開催
※アーカイブ配信あり!(一部アーカイブ配信がないセミナーもございます)
主催:合同出版株式会社
●参加費
参加費:
■8回コースチケット(視聴のみ) 13,000円
(通常のチケットより3000円割引)
●全日程
2022年8月4日(木)/10時30分スタート、12時30分終了予定
アーカイブ配信あり セミナーコード001
「夏休み中に解決!スマホとネットのあるあるトラブル」
2022年8月4日(木)/14時00分スタート、16時00分終了予定
アーカイブ配信あり セミナーコード002
「学校でできる女の子への性教育」
2022年8月5日(金)/10時30分スタート、12時30分終了予定
アーカイブ配信あり セミナーコード003
「思春期の男の子に伝えるだいじな“性”の話」
2022年8月5日(金)/14時00分スタート、16時30分終了予定
アーカイブ配信あり セミナーコード004
「ちゃんと知りたいDCDのこと!〜不器用な子どもの理解とサポート〜」
2022年8月6日(土)/10時30分スタート、12時30分終了予定
アーカイブ配信あり セミナーコード005
「発達障害がある子どものための、これからのハローワーク 凹凸がある子のキャリア教育を考えよう!」
2022年8月6日(土)/14時00分スタート、16時00分終了予定
アーカイブ配信あり セミナーコード006
「ワーキングメモリを生かした支援法 アセスメント&トレーニング」
2022年8月7日(日)/10時30分スタート、12時30分終了予定
リアルタイム視聴のみ セミナーコード007
「子どもたちと身につけたいアンガーマネジメント」
2022年8月7日(日)/14時00分スタート、16時00分終了予定
アーカイブ配信あり セミナーコード008
「発達が気になる子の脳と体をそだてる感覚あそび」
イラストでわかるDCDの子どものサポートガイド: 不器用さのある子の「できた!」が増える134のヒントと45の知識
合同出版
Amazonで詳しく見る
イラストでわかるDCDの子どものサポートガイド: 不器用さのある子の「できた!」が増える134のヒントと45の知識
合同出版
楽天で詳しく見る
Sponsored
発達凸凹の子どもの「得意」を伸ばす!サポート法やアドバイスが詰まった「2E 得意なこと苦手なことが極端なきみへ」。著者・高山恵子先生インタビューも
Sponsored
お金や福祉制度、成年後見って?「親なきあと」問題を解説「障害のある子が安心して暮らすために―支援者が知っておきたいお金・福祉・くらしのしくみと制度」ーー著者インタビューやオンラインセミナー案内も
DCD(発達性協調運動症)とは?具体的な特徴や対応法/専門家監修