当事者の視点から「できないこと」の理由を知る!かなしろにゃんこ。さん新刊、ベストセラー「こども六法」の小説版、著名人による不登校エピソード漫画、「ひらがなコグトレ」など全5冊をPICKUP!
ライター:発達ナビBOOKガイド
8月の新刊コラムは、ベストセラー「こども六法」の小説版、当事者の視点から「できないこと」の理由を描いたかなしろにゃんこ。さんの新刊、多様な子どもが受け入れられる保育のあり方についての本、著名人による不登校エピソード漫画、「ひらがなコグトレ」の新作の計5冊をご紹介します。
10代の子どもたちに知ってほしい法律の知識ーー『こども六法ノベル その事件、こども弁護士におまかせ!』
こども六法ノベル その事件、こども弁護士におまかせ!
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「法律は、難しくてどこか冷たいイメージがある」「法律でなんでも解決できる」…法律に対してどのような印象を持っているでしょうか。法律は、決して万能ではありませんが、正しく学ぶことでさまざまな理不尽な問題に対抗するための武器になります。
この本は、中学1年生の主人公・久家祐樹(くげ ゆうき)と「こども弁護士」である高校2年生の姉・智紘(ちひろ)が「くげ法律事務所」に訪れるさまざまな相談者と関わり、法律の知識や思考力を駆使し、事件解決に向けて奮闘するという話です。いじめ、ブラックバイト、デートDVなど、10代の子どもたちが知っておきたい大事なテーマが盛り込まれています。
10代の子どもたちが理不尽な問題に巻き込まれてしまう機会が増えている近年、自分や友達の身を守るためにも、法律に関する正しい知識を身に着け、ときには「法律家を頼る」という選択肢を持つことも大切です。夏休みにお子さんと一緒に、「もしこういう問題が起きたときはどう対処しよう」と考えてみるのもいいかもしれません。
この本は、中学1年生の主人公・久家祐樹(くげ ゆうき)と「こども弁護士」である高校2年生の姉・智紘(ちひろ)が「くげ法律事務所」に訪れるさまざまな相談者と関わり、法律の知識や思考力を駆使し、事件解決に向けて奮闘するという話です。いじめ、ブラックバイト、デートDVなど、10代の子どもたちが知っておきたい大事なテーマが盛り込まれています。
10代の子どもたちが理不尽な問題に巻き込まれてしまう機会が増えている近年、自分や友達の身を守るためにも、法律に関する正しい知識を身に着け、ときには「法律家を頼る」という選択肢を持つことも大切です。夏休みにお子さんと一緒に、「もしこういう問題が起きたときはどう対処しよう」と考えてみるのもいいかもしれません。
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いじめ、ブラックバイト、デートDV…子どもが巻き込まれたら?法律で解決できる?10代の子どもたちに読んでほしい『こども六法ノベル』ーー著者インタビューも
当事者の視点から「なぜできないのか」を知るーー『発達障害 「できないこと」には理由がある!』
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「集団行動ができない」「危険な遊びがやめられない」「運動や細かい作業ができない…」発達障害のある人は、得意なこともたくさんある反面、その特性から「苦手なこと、できないこと」がいくつかあります。
この本の著者は、発達ナビで連載を持つ、かなしろにゃんこさん。かなしろさんの息子さんのリュウ太くんにはADHDがあります。20代になったリュウ太くんが、小学生のころのことを思い出して「なぜできなかったのか」「できないためにどう感じたのか」を語ってくれた内容がこの本にまとめられています。
この本を通して、当事者の視点を少しでも知ることができれば、お子さんの行動や言動への理解がより深まるかもしれません。保護者の方だけでなく、発達障害に関わるさまざまな職業の方におすすめの一冊です。
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この本を通して、当事者の視点を少しでも知ることができれば、お子さんの行動や言動への理解がより深まるかもしれません。保護者の方だけでなく、発達障害に関わるさまざまな職業の方におすすめの一冊です。
発達障害息子と飛行機で帰省!止まらないおしゃべり、迷子の不安で母パニック。乗り切るため息子に与えたミッションとは…!?
悩んでいるのは自分だけじゃないーー『マンガで読む 学校に行きたくない君へ: 不登校・いじめを経験した先輩たちが語る生き方のヒント』
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夏休み明けは不登校になりやすい時期であるといわれています。勉強や友人関係など何らかの問題でつまづいてしまったり、環境に適応できなくなったりしてしまうことで、突然学校に行けなくなってしまうこともあるかと思います。
この本の著者は、自身も不登校の経験がある漫画家の棚園正一さん。数々の著名人に不登校当事者がインタビューを行った前作に引き続き、今作ではキンタロー。さん、宮本亞門さん、サヘル・ローズさんなど、実際に不登校やいじめを経験した著名人の体験談が紹介されています。
テレビで明るい姿を見せてくれるあの方々にも過去にはさまざまな葛藤や悩みがあったことが分かります。「こんな悩みを抱えているのは、学校に行きたくないと思うのは、自分だけじゃない」と知ることで少しでも気持ちが楽になったり、これからの人生を生きる上でのヒントを得られるかもしれません。この時期におすすめの一冊です。
この本の著者は、自身も不登校の経験がある漫画家の棚園正一さん。数々の著名人に不登校当事者がインタビューを行った前作に引き続き、今作ではキンタロー。さん、宮本亞門さん、サヘル・ローズさんなど、実際に不登校やいじめを経験した著名人の体験談が紹介されています。
テレビで明るい姿を見せてくれるあの方々にも過去にはさまざまな葛藤や悩みがあったことが分かります。「こんな悩みを抱えているのは、学校に行きたくないと思うのは、自分だけじゃない」と知ることで少しでも気持ちが楽になったり、これからの人生を生きる上でのヒントを得られるかもしれません。この時期におすすめの一冊です。