人数が多い空間は苦手。それでも息子なりのペースで生活に慣れてきたかな
多分息子は人数が多い状況があまり好きではない。今までの少人数の小さい子ばかりのゆったりした環境の保育園から、公立の人数の多い 0〜5歳児のいる保育園に変わったことにまだ慣れなくて居心地が良いとは感じていないのかも、と行き渋りが始まったころに保育園の先生と話した。
転園して最初のころは、大きいホールに園児みんなが集まっている状況だとその場にいられず部屋から出たい素振りをしていたそうだ。加配保育の先生方もリュウをよく見て判断してくれて、そんなときは先生とリュウの2人だけで誰もいない部屋でお絵描きや絵本を読むなどしていてくれたらしい。よくお迎えに行ったときにホールに息子がおらず、あれ?と思っていると別の部屋から先生と出てくるなんてこともよくあった。
ここ最近、行き渋りが少し減りホールでみんなと一緒に待てる日が増えてきている気がしている。まだお友達と遊ぶということはできないので基本的に先生にべったりしているが、先生からも「しっかりお部屋で待てるようになってきた」と連絡を受けた。それでも気分じゃないときはあるようで「(外に)デルー」など言葉で訴えるらしく先生もそれをくんで対応してくれているようだ。
最近コロナに罹患してしまい2週間ほど保育園をお休みした。久々の登園は行き渋るかなと思ったが、すんなり登園してくれたので徐々に環境に慣れていっているのかなと思っている。
執筆/まる
転園して最初のころは、大きいホールに園児みんなが集まっている状況だとその場にいられず部屋から出たい素振りをしていたそうだ。加配保育の先生方もリュウをよく見て判断してくれて、そんなときは先生とリュウの2人だけで誰もいない部屋でお絵描きや絵本を読むなどしていてくれたらしい。よくお迎えに行ったときにホールに息子がおらず、あれ?と思っていると別の部屋から先生と出てくるなんてこともよくあった。
ここ最近、行き渋りが少し減りホールでみんなと一緒に待てる日が増えてきている気がしている。まだお友達と遊ぶということはできないので基本的に先生にべったりしているが、先生からも「しっかりお部屋で待てるようになってきた」と連絡を受けた。それでも気分じゃないときはあるようで「(外に)デルー」など言葉で訴えるらしく先生もそれをくんで対応してくれているようだ。
最近コロナに罹患してしまい2週間ほど保育園をお休みした。久々の登園は行き渋るかなと思ったが、すんなり登園してくれたので徐々に環境に慣れていっているのかなと思っている。
執筆/まる
(監修:初川先生より)
転園きっかけの行き渋りエピソードをありがとうございます。乳児期から保育園に通っていたけれど、3歳から転園する方だと結構渋りを呈するお子さんもいるのではないでしょうか。環境の違いをうまく言葉にはできずとも、なんかしっくりこない!という体験レベルで感じ取り、渋りをしているという意味では、成長しているからこそそういう展開になっているともいえますね。お子さんなりに、体当たりで出してくる「渋り」を、ご家庭と園とで共有し、今回の場合には「人が多い場面が苦手」ということ、その苦手さの度合いが逃げ出したくなるほどであることが分かったので、園の先生方はそこに手立て(静かな環境に一時的に移る、そして、おそらく徐々に慣らしてゆくなど)を取ることができました。
新しい環境に慣れることは誰しも多かれ少なかれ大変で、特に子どもの場合には、環境の変化自体も数えるほどしかない状態だと一つひとつの環境の変化(転園や就学など)の持つインパクトが大きいです。大人が引越しや職場の異動などでストレスを感じてもそれなりに何とかやれるのは、最初はしんどいけれど、慣れれば何とかなるという経験則や見通しがあるからとも考えられます。それのない子どもたちはかなり大変なことに見舞われているのです。そういう意味で、環境調整や園の先生方との密なやりとりがとても大事です。また、環境の変化のある時期には、ほっとできる場である家庭での穏やかな時間や楽しい時間もとても大切です。家でぐずぐずすることが増える場合もあるかと思いますが、大変な局面に立ち向かっているからこそという面もあります。そういうことに大人が気がつくだけで、大人の言葉かけや心持ちも変化し、お子さんに伝わることと思います。
転園きっかけの行き渋りエピソードをありがとうございます。乳児期から保育園に通っていたけれど、3歳から転園する方だと結構渋りを呈するお子さんもいるのではないでしょうか。環境の違いをうまく言葉にはできずとも、なんかしっくりこない!という体験レベルで感じ取り、渋りをしているという意味では、成長しているからこそそういう展開になっているともいえますね。お子さんなりに、体当たりで出してくる「渋り」を、ご家庭と園とで共有し、今回の場合には「人が多い場面が苦手」ということ、その苦手さの度合いが逃げ出したくなるほどであることが分かったので、園の先生方はそこに手立て(静かな環境に一時的に移る、そして、おそらく徐々に慣らしてゆくなど)を取ることができました。
新しい環境に慣れることは誰しも多かれ少なかれ大変で、特に子どもの場合には、環境の変化自体も数えるほどしかない状態だと一つひとつの環境の変化(転園や就学など)の持つインパクトが大きいです。大人が引越しや職場の異動などでストレスを感じてもそれなりに何とかやれるのは、最初はしんどいけれど、慣れれば何とかなるという経験則や見通しがあるからとも考えられます。それのない子どもたちはかなり大変なことに見舞われているのです。そういう意味で、環境調整や園の先生方との密なやりとりがとても大事です。また、環境の変化のある時期には、ほっとできる場である家庭での穏やかな時間や楽しい時間もとても大切です。家でぐずぐずすることが増える場合もあるかと思いますが、大変な局面に立ち向かっているからこそという面もあります。そういうことに大人が気がつくだけで、大人の言葉かけや心持ちも変化し、お子さんに伝わることと思います。
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