「教室に居場所がない」「友達と雑談ができない」発達グレーゾーン中学生の友達トラブル、3つのアドバイスーー臨床心理士の視点から【マンガ専門家体験談】
ライター:専門家体験談
専門家の先生がみてきたお子さんのエピソードをもとに、分かりやすくマンガ化してお届けする新企画。今回は、ASDとADHDの傾向がある中学生のお子さんの「友達トラブル」に関するエピソードをお届けします。
監修: 井上雅彦
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授
LITALICO研究所 スペシャルアドバイザー
ABA(応用行動分析学)をベースにエビデンスに基づく臨床心理学を目指し活動。対象は主に自閉スペクトラム症や発達障害のある人たちとその家族で、支援のためのさまざまなプログラムを開発している。
LITALICO研究所 スペシャルアドバイザー
「休み時間に居場所がない」ASD・ADHD傾向のある子ども
発達障害の専門家が出会った子どもたちの抱えていたリアルな「困った!」を取材。子どもたちの状況を変えた対応策とは?ドキュメントタッチで解説します。
マンガ/NEGI
解説
今回は、ASDとADHDの傾向がある中学生のお子さんの「友達トラブル」に関するエピソードをもとにマンガ化してお届けしました。
中学校に進学し、友達づきあいが難しくなるお子さんは決して少なくありません。今回のように、悪口を言われるようになってしまって休み時間を教室で過ごすことが難しくなってしまった場合、次のような対応が考えられます。
1.悪口を言ってくるグループとは距離をとる。もし何か相手に言いたいけれど不安なときは、直接言う前に担任の先生やスクールカウンセラーの先生などに相談して一緒に考えてもらう
2.休み時間も無理をして教室で過ごさずに、図書館など学校内で教室以外の安心できる場所を見つける
3.友達はほかのクラスや学校の子でもいいので、共通の趣味をきっかけにつながりを持ってみる
保護者の方はお子さんの様子を気にかけながら、心配な場合は早めに学校の先生や専門家に相談することも大切です。
中学校に進学し、友達づきあいが難しくなるお子さんは決して少なくありません。今回のように、悪口を言われるようになってしまって休み時間を教室で過ごすことが難しくなってしまった場合、次のような対応が考えられます。
1.悪口を言ってくるグループとは距離をとる。もし何か相手に言いたいけれど不安なときは、直接言う前に担任の先生やスクールカウンセラーの先生などに相談して一緒に考えてもらう
2.休み時間も無理をして教室で過ごさずに、図書館など学校内で教室以外の安心できる場所を見つける
3.友達はほかのクラスや学校の子でもいいので、共通の趣味をきっかけにつながりを持ってみる
保護者の方はお子さんの様子を気にかけながら、心配な場合は早めに学校の先生や専門家に相談することも大切です。
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