「小学校は通級?特別支援学級?うちの子に合うのは?」納得できる就学先選びのために、準備はいつ何から始めたらいい?

ライター:LITALICOライフ
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「小学校は通級?特別支援学級?うちの子に合うのは?」納得できる就学先選びのために、準備はいつ何から始めたらいい?のタイトル画像

「特別支援学級か通常学級、どちらがいいの?」「小学校入学前に準備すべきことは?」「就学相談に向けて何を準備したらいいの?」発達障害があるお子さまを持つご家庭において、このようなお声をよく耳にします。
そこで、発達障害のあるお子さまの入学準備に関する勉強会をご用意しました。オンラインで講師にチャットで質問もできるので、お気軽にご参加ください。

「小学校入学に向けて、何から始める?」

発達障害やグレーゾーンのお子さまの特性はさまざまです。
また、自治体によっても、受けられる支援サービスや学級の選択肢などは変わってきます。

わが子に合った学校や学級を選ぶために、「小学校入学に向けて何から始めればいいのか」については早い段階から整理しておきたいところだと思います。
わが子に合った学校や学級を選ぶために、「小学校入学に向けて何から始めればいいのか」について考えている保護者のイメージ
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例えば、「就学相談」のこと。
そもそも就学相談って? 必ずしなきゃいけないの?
いつごろから動き出せば間に合うの?
どこに申し込めば良いんだろう?

さらには、「学校見学」のこと。
学校見学をしたい場合はいつまでに申し込む?
入学以降に学級を変えられるのかも確認したい……。
そもそも公立ではなく私立の小学校はどうだろう?

また、「就学相談」や「学校見学」以外にも、そもそもの通常学級や特別支援学級における「支援」の違いや、進路や進級にまつわる「教育費」のことについても気になるところだと思います。
実際のところ、どうなのでしょうか。

就学先が決定するまでの流れをご紹介!

発達が気になるお子さまの就学先が決定するまでの流れについて、少しだけ例をご紹介します。

大阪市の例

・4月~:相談申込開始
・4月~10月:学校見学・就学相談実施
・10月末:希望調査票の提出
・11月ごろ:就学先の決定
参考:大阪市の就学相談
出典:https://www.city.osaka.lg.jp/kyoiku/cmsfiles/contents/0000545/545291/1-.pdf

福岡市の例(令和5年)

・5月~7月:相談申込開始
・7月~10月:就学相談会
・11月:幼稚園や保育所などから就学先の結果を聞く  
※通級指導教室候補者の場合、別途相談会に参加(3月ごろ:保護者へ結果通知)
参考:福岡市の就学相談
出典:http://www.fuku-c.ed.jp/schoolhp/hattatuc/siryo/syuso2023/rifuretto_r05.pdf
ここでは「大阪市」と「福岡市」を例にご紹介しましたが、「お住まいの地域の場合を調べる際のポイント」や、そもそもの就学相談をうまく活用するために「どんな準備をしておけばよいのか」についても気になるところです。

通常学級や特別支援学級での「支援」の違い

子どもの障害や困りごとによって、学級の選択肢も異なります。

公立小学校には、通常学級に在籍しながらその子に合わせた指導を別の場所で受けられる「通級指導教室」、学習面や生活面の支援を受けられる「特別支援学級」、将来の自立を目標とした小中高一貫校の「特別支援学校」があります。

※東京都など一部の自治体では通級による指導の場として「特別支援教室」が設置されています

それぞれ特徴やメリット・デメリットがあるため、子どもの特性に合っているかを慎重に検討する必要があります。

小学校入学に向けて必要な準備が、勉強会で分かる!

小学校入学に向けて必要な準備が、勉強会で分かる!勉強会に参加した保護者のイメージ
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LITALICOライフの保護者さま向け勉強会「グレーゾーン・発達障害のある子の小学校入学」は、発達障害のあるお子さまの学習環境の選択肢や就学相談・就学先決定までの流れを知ることのできる勉強会です。
納得できる就学に向けて余裕をもって準備するために必要な情報を手に入れることができるだけでなく、希望者には無料で、子ども一人ひとりの特性を踏まえた個別相談もすることができます。

【こんな情報が分かる!】
・就学先が決まるまでのスケジュール
・通常学級・通級指導教室・特別支援学級の特徴
・進路や進級にまつわる教育費用

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2023年1月16日に公開したコラムに最新情報を加え編集しています
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。

※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。

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