理不尽な癇癪、スーパーでの白い目、虐待疑いで通報…「わが子の癇癪」リアルなエピソード【発達ナビ大賞結果発表】

ライター:発達ナビ編集部
理不尽な癇癪、スーパーでの白い目、虐待疑いで通報…「わが子の癇癪」リアルなエピソード【発達ナビ大賞結果発表】のタイトル画像

発達ナビ大賞「発達ナビ・困った!癇癪!」エピソードに、たくさんのご応募ありがとうございました!発達ナビユーザーのみなさんからお寄せいただいた中から、印象的だった5つのエピソードを発達ナビ編集部が選びました。

発達ナビ大賞へのご応募ありがとうございました!

発達が気になるお子さんを日々育てている中、「子どもの癇癪に困ってしまった…」そんな経験はないでしょうか?発達ナビ会員のみなさんをはじめ、多くの方からお寄せいただいたエピソードの中から、印象的だった5つのエピソードを発達ナビ編集部が選びました。
また、あわせてお読みいただきたいコラムもご紹介します!
※LITALICO発達ナビ「みんなのアンケート」にてご応募をいただいたエピソードについては上記より遷移し、ご覧いただけます

息子の癇癪、理不尽に思えることにも理由があるから

癇癪と暴言・問題行動と長年向き合っています。

困った事だらけで…。
大変だったエピソードが多すぎ…(笑)

雪が降ったからイライラする。
雨が降ったからイライラする。
TVを付けたからイライラする。
ご飯のタイミングが遅いからイライラする。
こどもの声が嫌だからイライラする等々…。

こちらからしたら理不尽に思える事も息子からしたらちゃんと理由があるんですよね…。

言葉で上手く伝えられないもどかしさ。
ストレスが溜まってもうまくガス抜きができない。
感情のコントロールを上手くできない。
折り合いの付け方が難しい。
上手くクールダウンできない。

本人が一番きつい。
でも、対応する周りもきつい。

癇癪が出る前に上手くコントロールできるようになれば理想的です。
でもそれが難しい。

そしてそれが息子の特性。

(HARUKAさん)

編集部より

息子さんの癇癪やイライラなどに長年向き合っているというHARUKAさん。一見理不尽に思えることでも、本人には本人なりの理由がある…。理解できても、日々対応しなければならないのは大変ですね。一人で悩まずに、医療機関、療育機関など、第3者へ相談することも選択肢の一つかもしれません。発達ナビには、癇癪にまつわる疑問を小児科医の藤井先生にお答えいただいたコラムもありますので、ぜひご覧になってみてください。
癇癪(かんしゃく)を起こす原因は?ASD(自閉スペクトラム症)やADHD(注意欠如多動症)など発達障害がある場合の対応は?薬を飲ませる?みんなの癇癪の疑問【小児科医回答】のタイトル画像

癇癪(かんしゃく)を起こす原因は?ASD(自閉スペクトラム症)やADHD(注意欠如多動症)など発達障害がある場合の対応は?薬を飲ませる?みんなの癇癪の疑問【小児科医回答】

スーパーでの買い物中に癇癪!レジで後ろに並んでいた人の言葉が胸に刺さり…

3歳の自閉スペクトラム娘は、視覚的な記憶が強く、いつもと違う状況にひどく戸惑います。

例えば、スーパーでの買い物。
一度行くとスーパーの売場の地図のようなものが頭に入り、棚に並んでいるものの位置も覚えてしまうようです。そのため、次に行ったときに陳列が変化しているとたちまちパニックに。元のとおりに戻そうと勝手に品物を動かし始めます。本人は正しいことをしていると言わんばかりのドヤ顔で…

先日もスーパーのレジ前のお菓子が引き金に。
いつもと違っていたようで、せっせと動かし始め、ほかのお客さんにもお店にも迷惑だからやめさせようとするも、おさまらない。そしてレジの順番がきて強制終了となり、床に転がりバタバタしながら泣き騒ぎ始めました。

後ろのおばさんの
「お菓子買ってあげたらいいのに」
という一言が私に刺さる刺さる…

「買っておさまるならいくらでも買うよ」
とぼやきたいのを我慢しながらレジ通過。

棚の並べ方が気に入らずパニックになっているのであって、何か1つ買ったところでおさまらない。そしてそもそも娘は偏食でお菓子は一切食べない…。なかなか一般の方々には伝わらないよなぁ。欲しいお菓子買ってもらえてないって映るんだなぁ。
そして会計を終えても癇癪は続き、袋詰めのところでカゴの中身を投げ始め、床にヨーグルトをぶちまけ、ポテトサラダは容器から飛び出し…ほかのお客さんに当たらなかったのが不幸中の幸い。

本人も生きづらくつらいんだろうと思うけれど、日常の買い物も癇癪の種にあふれ、いつも緊張状態でいなきゃいけないのは正直つらい!

(プラムさん)

編集部より

「いつもと違うといや」で並べ替えたい――お子さん本人がつらいのはもちろんですが、日々の買い物にも神経を使う状況のプラムさん、おつらいですね…。買い物など外出中での癇癪・パニックは、たまたま居合わせた事情を知らない方には、一見「ただのわがまま」に思われてしまうということも、保護者のみなさんが困ってしまう原因の一つだと思います。発達ナビライターのSAKURAさんも、お子さんが小さいころ、外出時の癇癪に悩んでいたそうです。しかし、子どもが癇癪を起こしたときの自分の中の「ルール」を作ったことで、少し気持ちが楽になったとのこと!ぜひ参考にしてみてください。
娘の癇癪が心配で外出が恐怖!ママ友の誘いも断っていた幼少期。疲れ果てた私が決めたルールとは?のタイトル画像

娘の癇癪が心配で外出が恐怖!ママ友の誘いも断っていた幼少期。疲れ果てた私が決めたルールとは?

次ページ「癇癪中に虐待だと思われて児童相談所に通報」

追加する

バナー画像 バナー画像

年齢別でコラムを探す


同じキーワードでコラムを探す



放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

コラムに対する投稿内容については、株式会社LITALICOがその内容を保証し、また特定の施設、商品及びサービスの利用を推奨するものではありません。投稿された情報の利用により生じた損害について株式会社LITALICOは一切責任を負いません。コラムに対する投稿内容は、投稿者の主観によるもので、株式会社LITALICOの見解を示すものではありません。あくまで参考情報として利用してください。また、虚偽・誇張を用いたいわゆる「やらせ」投稿を固く禁じます。「やらせ」は発見次第厳重に対処します。