Q:診断書の費用は大体どのくらいですか?

A:各病院、診断書の種類によって違いますが大体3,000円〜10,000円前後です。

同じ病名の診断書でも、費用は各病院によって違います。また、医療保険対象外になりますので、費用は全額自己負担となりますのでご注意ください。
どんぐり発達クリニック院長 /小児科専門医 /小児神経専門医/てんかん専門医・藤井 明子先生
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Q:診断書にはどのような情報が記載されていますか?

A: 診断書には、病名や患者の情報(氏名、年齢、生年月日、住所、性別)や症状が出た日時、病院を受診した日時、問診の結果、検査結果、診断名、治療内容、病状の経過などが記載されます。

どこに使う診断書かによって必要な情報が追加されたり、逆に不要な情報は省略されることもあります。診断書作成依頼の際に医師と相談しながら必要な情報をすり合わせられると良いですね。

・園へ加配申請をする場合の記載例
診断名に続き、集団生活において個別的な声掛けなどの支援を要するため、加配職員の配置が望まれる、などの所見を記載します。
(ただし、診断書を出しても、加配職員が手配できない園もあるので、提出の前に園や主治医と相談しましょう)

・学校へ現在通院中であることを伝える場合の記載例
診断名に続き、現在の薬などの治療内容、通院頻度を記載します。
どんぐり発達クリニック院長/小児科専門医 /小児神経専門医/てんかん専門医・藤井 明子先生
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Q:子どもに発達障害があり合理的配慮を受けるために詳しく書いてほしい部分があります。医師に希望を伝えても大丈夫でしょうか?

A:医師に希望を伝えることは大丈夫です。ですが、希望に沿えない場合もあります。園や学校での合理的配慮を受けるためには、親御さん、学校・園、主治医との連携が大切です。診断書ではなく、主治医から園・学校などへの診療情報提供書に詳細を記載し、連携されると良いと思います。

診断書は医師が問診内容や検査の結果を元にして書きます。問診外や検査外のことは書くことができないので、保護者の希望に沿えない場合もあります。

発達障害の併存疾患には知的障害・てんかん・睡眠障害などがありますが、これらの合併症についての対処法などは、診断書ではなく、診療情報提供書などで情報提供を行うことが多いです。
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