あわや失明…知的障害のある息子が学校で他害!?親の注意にも逆切れ・癇癪の嵐で、ついに夫がブチ切れて…?【小児科医アドバイスも】
ライター:星きのこ
こんにちは。漫画家の星きのこです。
なんと!わが家の7歳になるダウン症のある息子、きいちゃんも、この春で小学2年生になりましたー!
ついこの間、入学式を終えたばかりの感覚なのにときの経つ早さに圧倒されています…!(私も年取るわけだわ…トホホ…)
さて、今回はきいちゃんのこだわり、癇癪問題について書いていきたいと思います。
癇癪問題は以前にも書かせていただきましたが、あれからどうなったかというと…!?
監修: 鈴木直光
筑波こどものこころクリニック院長
1959年東京都生まれ。1985年秋田大学医学部卒。在学中YMCAキャンプリーダーで初めて自閉症児に出会う。同年東京医科歯科大学小児科入局。
1987〜88年、瀬川小児神経学クリニックで自閉症と神経学を学び、栃木県県南健康福祉センターの発達相談で数々の発達障がい児と出会う。2011年、茨城県つくば市に筑波こどものこころクリニック開院。
小学生になっても、あいかわらずの癇癪っぷり!ダウン症のある息子きいちゃん。
以前、保育園時代のきいちゃんの癇癪について書かせていただきました。
あれからどうなったかというと・・・
相変わらずの癇癪っぷりです…!!(泣)こだわりもすごい…!!
思えばきいちゃんは0歳の授乳期から怒りっぽかったんですよね…。「これは怒りっぽい子に育つのではないか」と、あのころから心配していたのですが、見事的中。
あれからどうなったかというと・・・
相変わらずの癇癪っぷりです…!!(泣)こだわりもすごい…!!
思えばきいちゃんは0歳の授乳期から怒りっぽかったんですよね…。「これは怒りっぽい子に育つのではないか」と、あのころから心配していたのですが、見事的中。
ダウン症6歳息子の癇癪、もっと激しくなるの?先輩ママの体験談に胃が痛くなり…友達に謝り倒す?無我の境地に?小児科医のアドバイスも
特別支援学級のクラスメイトに他害!一歩間違えれば失明に…
自分が気に入らないことがあれば怒る、注意されたら怒る、上手く靴が履けなかったら怒る…って、1日に何回癇癪をおこしてるんじゃい!!という感じです。しかも、前回のコラムのときと状況が大きく違うのは、保育園児から小学生になり、加配の先生もいなくなったことで、きいちゃん自身がより「クラスの中の一員」という立ち位置になったことです。
現在、きいちゃんは地域の小学校の特別支援学級に通っているのですが、1年~6年生まで、学年も障害の種類も程度もさまざまな子どもたち8人が、2つのクラスに分かれて学んでいます。授業によっては2つのクラスが合同で学ぶこともありますが、幸い、クラスの子どもたちはすごく仲が良くてありがたいなと思っています。
しかし、そこにある日事件が…。
私が家で仕事しているときに1本の電話がかかってきました。表示を見ると、きいちゃんが通う学校から。「ん?なんかあったかな?」と思い、電話に出てみると、担任の先生からでした。
なんと、きいちゃんが同じ特別支援学級の5年生の男の子の顔を鉛筆でついてしまったとのこと。しかも、左目の近くを…!!
本人に悪気はなかったらしいのですが(今回は癇癪ではなくふざけていたようです)、一歩間違えたら目を失明させてしまったかもしれない事態に。
聞いたとき、血のけがひきました…。
現在、きいちゃんは地域の小学校の特別支援学級に通っているのですが、1年~6年生まで、学年も障害の種類も程度もさまざまな子どもたち8人が、2つのクラスに分かれて学んでいます。授業によっては2つのクラスが合同で学ぶこともありますが、幸い、クラスの子どもたちはすごく仲が良くてありがたいなと思っています。
しかし、そこにある日事件が…。
私が家で仕事しているときに1本の電話がかかってきました。表示を見ると、きいちゃんが通う学校から。「ん?なんかあったかな?」と思い、電話に出てみると、担任の先生からでした。
なんと、きいちゃんが同じ特別支援学級の5年生の男の子の顔を鉛筆でついてしまったとのこと。しかも、左目の近くを…!!
本人に悪気はなかったらしいのですが(今回は癇癪ではなくふざけていたようです)、一歩間違えたら目を失明させてしまったかもしれない事態に。
聞いたとき、血のけがひきました…。
ふざける息子を叱ったら、まさかの逆切れ!そしてパパがブチ切れた!!
幸い左目の近くをかすっただけで大きな怪我にはならなかったそうなのですが、場所が場所だけに、相手の保護者の方にもどうお詫びをしたらいいのか悩みました。
さっそく、相手の男の子のお母さんにお詫びの電話をすると、「怪我もしてないし、元気なんで大丈夫です。こういうのはお互い様なので…」と寛大にも仰って下さいましたが、やはり一歩間違えたら大変なことになっていた事実は間違いありません。
「もう少し、家でも厳しくしつけないといけない」と、大反省しました。
余談ですが学級で誰かを傷つけた、というのはきいちゃんだけではなく、きいちゃんもクラスメイトから殴られたり、叩かれたり、いろいろあります。
そのたびにそれぞれの親はヒヤヒヤです。私もきいちゃんを叩いた子どもの親御さんから謝罪を受けたこともあります。なので、私たち親は、わが子が叩かれたとしても、お互い様だから許さなければと思う気持ちがあります。もちろん、私もです。逆に自分の子どもが誰かを傷つけたらどうしようという思いや心配の方が私自身は強いです。ほかのママさんたちもそうかもしれませんね…。
パパにも今日学校であったことを伝えると、パパも深刻に受け止めてくれました。
その日の夕食のとき。
きいちゃんがふざけながら食べていたので、私が叱りました。そうしたら気が強いきいちゃん、逆切れしてご飯に手を突っ込んでパンチしたのです。
さっそく、相手の男の子のお母さんにお詫びの電話をすると、「怪我もしてないし、元気なんで大丈夫です。こういうのはお互い様なので…」と寛大にも仰って下さいましたが、やはり一歩間違えたら大変なことになっていた事実は間違いありません。
「もう少し、家でも厳しくしつけないといけない」と、大反省しました。
余談ですが学級で誰かを傷つけた、というのはきいちゃんだけではなく、きいちゃんもクラスメイトから殴られたり、叩かれたり、いろいろあります。
そのたびにそれぞれの親はヒヤヒヤです。私もきいちゃんを叩いた子どもの親御さんから謝罪を受けたこともあります。なので、私たち親は、わが子が叩かれたとしても、お互い様だから許さなければと思う気持ちがあります。もちろん、私もです。逆に自分の子どもが誰かを傷つけたらどうしようという思いや心配の方が私自身は強いです。ほかのママさんたちもそうかもしれませんね…。
パパにも今日学校であったことを伝えると、パパも深刻に受け止めてくれました。
その日の夕食のとき。
きいちゃんがふざけながら食べていたので、私が叱りました。そうしたら気が強いきいちゃん、逆切れしてご飯に手を突っ込んでパンチしたのです。
私がビックリして「また叱らなきゃ」と思った矢先、なんとパパがきいちゃんの頭をバーン!!とはたいたのです。
私は、思わず固まってしまいました。パパとは、「何があっても体罰はやめよう」と普段から言っていたのに…。
すると、きいちゃんの目から大粒の涙がポロポロと…。
すると、きいちゃんの目から大粒の涙がポロポロと…。