3歳児健診で指摘なしだった息子に知的障害が!?幼稚園で床に寝そべり、脱走する姿に衝撃!「療育に通って」と言われるまで【新連載】
ライター:プクティ
はじめまして!プクティと申します。
わが家は私と夫、そして5歳の長男に2歳の次男の4人家族です。
長男は4歳のとき、知的発達症(知的障害)と診断されました。
わが家の場合、長男が幼稚園に入園し、幼稚園の先生から指摘されるまで、発達に遅れがあるとは全く気づきませんでした。
監修: 室伏佑香
東京女子医科大学八千代医療センター 神経小児科
名古屋市立大学大学院 医学研究科 生殖・遺伝医学講座 新生児・小児医学 博士課程
筑波大学医学部卒。国立成育医療研究センターで小児科研修終了後、東京女子医科大学八千代医療センター、国立成育医療研究センター、島田療育センターはちおうじで小児神経診療、発達障害診療の研鑽を積む。
現在は、名古屋市立大学大学院で小児神経分野の研究を行っている。
名古屋市立大学大学院 医学研究科 生殖・遺伝医学講座 新生児・小児医学 博士課程
発達に遅れがあるとは思ってもいなかった0~3歳までの長男
長男は生後1ヶ月で首が座ったり、5ヶ月でハイハイを始めたりと、体重も大きめ成長も早めな健康児でした。
言葉も1歳になってから単語が次々と出てきて、気づけば2語文を話すようになり、2歳になると3語文をすらすらとしゃべっていたので、このときは特に発達に遅れがあるとは夫も私も全く思いませんでした。
それに1歳半健診や3歳児健診のときも、何か発達について指摘されることもありませんでした。
言葉も1歳になってから単語が次々と出てきて、気づけば2語文を話すようになり、2歳になると3語文をすらすらとしゃべっていたので、このときは特に発達に遅れがあるとは夫も私も全く思いませんでした。
それに1歳半健診や3歳児健診のときも、何か発達について指摘されることもありませんでした。
3歳で幼稚園入園、初めての集団生活。ところが…
生まれてからずっと自宅保育で育てていた長男も3歳になり、いよいよ幼稚園へ通うことになりました。
このままスムーズに幼稚園生活が送れる、そう思っていたのですが…。
このままスムーズに幼稚園生活が送れる、そう思っていたのですが…。
入園当初は登園を渋ったり、制服を嫌がったりしていた長男でしたが、徐々に慣れてくれて問題なく登園できるようになりました。幼稚園ではどのように生活しているのか気になっていましたが、入園から1ヶ月たったころに保育参観があり、幼稚園での長男の様子を見られることになりました。当日はとても楽しみに園へ向かったのですが、そこには目を疑う光景がありました。
入園して最初の保育参観で目にした光景は…
そこには椅子に座らず、上履きも履かず、床に寝そべる長男の姿がありました。ほかの子どもはきちんと先生の言うことを聞いて歌ったり踊ったり、製作したり。長男はどれにも参加することはなく、ときには教室を出て行ってしまう場面もありました。
その姿を見てショックではありましたが、このときはまだ入園してすぐでしたし、保育園へ行っていない長男には初めての集団行動、さらには早生まれということもあるので、これから徐々に慣れていってくれるだろうとあまり重く考えてはいませんでした。
その姿を見てショックではありましたが、このときはまだ入園してすぐでしたし、保育園へ行っていない長男には初めての集団行動、さらには早生まれということもあるので、これから徐々に慣れていってくれるだろうとあまり重く考えてはいませんでした。