「支援級卒業後の進路が分からない」発達障害があるわが子に合った進路を見つけるための秘訣とは?

ライター:LITALICOライフ
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発達障害がある子どもの特別支援学級卒業後の進路について、特別支援学校や私立高校など、さまざまな選択肢を前に迷う方は少なくないようです。将来のお子さまの自立に向けてどのような進路を選べばいいのか、考えるためには情報収集が大切です。
現在、LITALICOライフでは無料で参加できる勉強会も開催しています。

特別支援学級卒業後の進路はどうする?

LITALICOライフの勉強会について、ある中学2年生のお子さんのお母さまの体験ストーリー仕立てでご紹介します。

わが子は、中学2年生。現在は特別支援学級に通っています。周りに合わせて行動をするのが苦手なこともあり、中学卒業後の進路は自分のペースで学べる学校にしようと考えています。

そこで実際に、発達障害に配慮がある進路の選択肢についていろいろ調べていると、特別支援学校以外にも、全日制の高校や通信制高校、高等専修学校などさまざまな選択肢が出てきて混乱してしまいました。
特別支援学校以外にも、全日制の高校や通信制高校、高等専修学校などさまざまな選択肢が出てきて混乱してしまいました。
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また、特性がある子どもへの配慮が充実しているかどうか以外にも、高校によって卒業後の進路や働き方が大きく異なることも進路を選ぶ上で難しいポイントです。

「進学先で充実した学校生活を送ってほしいのはもちろんだけど、どんな学校を選ぶかが息子の将来にも大きく影響するから、大人になってからのこともセットで考えないと...」

そんな思いからネットで情報を集めていたある日、「支援級卒業後の進路」という勉強会を目にしました。特別支援学級卒業後の進路の選択肢をその後の働き方とセットで教えてもらえる勉強会らしく、ちょうど興味がある内容です。

無料で、オンラインで気軽に参加できる点も魅力的で、実際にLITALICOライフの勉強会に参加することにしました。

わが子に合った進路の選択肢を整理できる!

まず勉強会では、通信制高校や高等専修学校の特徴、サポート校の役割など、発達に特性がある子どもに配慮がある進路について、実際の事例も交えながら詳しく紹介してもらいました。

また、各進路について、その後の働き方や住まいの選択肢もセットで解説してもらえたことで、高校卒業後の自立の選択肢についての理解も深めることができました。

勉強会が終わった後、わが子の特性も踏まえて改めて高校の進路について整理したところ、専門的なスキルを身につけるために高等専修学校も候補に入れるとよさそうだと思うように。

勉強会に参加したことで、息子の将来をより具体的にイメージできるようになり、将来への不安がかなり少なくなったのも良い変化です。
発達障害があるわが子の将来の働き方について理解を深められている様子
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これまで高校選びにあまり興味を示していなかった息子も高等専修学校には興味を示してくれているので、今後は息子とも話し合いながら進路を決めていきたいと思います。

発達障害がある子どもの特別支援学級卒業後の進路に特化して分かる!

LITALICOライフの保護者さま向け勉強会「支援級卒業後の進路」は、発達障害のあるお子さまの特別支援学級卒業後の進路について、具体的な選択肢を知ることのできる勉強会です。
チャットで気になることを専門家に直接質問できたり、勉強会の参加者は無料の個別面談を受けることもでき、お子さま一人ひとりに合った情報を手に入れることができます。

【こんな情報が分かる!】
・特別支援学級卒業後の高校の選択肢
・将来の自立に向けて親が準備すべきこと
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コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。

※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。

知的発達症
知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。

ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。

ADHD(注意欠如・多動症)
注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。
ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。

SLD(限局性学習症)
LD、学習障害、などの名称で呼ばれていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。

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