現実…希望通りの環境づくりは難しい
入学したときは、年度の途中で特別支援学級の人数が増えて、環境が変わることがあるとは思ってもいませんでした。仮に人数が増えた場合は、「年度途中でもクラスが2つに分かれるのかな?」と思っていましたが、そうはならず、大人数のまま。
けんとも含め、変化が苦手な子どももいますし、先生方も慣れるまでには時間がかかっていたようです。
住む地域によって、システムが違うようですが、希望しているピッタリの環境をつくり出すというのは、現実では難しいのだと感じました。
けんとも含め、変化が苦手な子どももいますし、先生方も慣れるまでには時間がかかっていたようです。
住む地域によって、システムが違うようですが、希望しているピッタリの環境をつくり出すというのは、現実では難しいのだと感じました。
お子さんや親御さんによって、それぞれどのように授業を受けたいのか、何を希望するのかは違うのかもしれませんが、先生方も頑張ってくださっている状況も目の当たりにしています。感謝の気持ちをしっかり胸にだきながら、希望がある場合は伝えていけたらと思っています。
執筆/ゆきみ
(監修:新美先生)
公立小中学校の特別支援学級は、定員が8名となっています。年度の途中に入級するお子さんがいたり、正式な入級でなくても必要に応じて特別支援学級を利用するお子さんがいたりして、特別支援学級にいるお子さんが徐々に増えていくというのはよくありますね。
特別支援学級を利用されるお子さんの、合理的配慮ニーズは一人ひとり異なっているので、定員いっぱいやそれ以上のお子さんがいると、十分な支援が行き届かないと感じることもあるかもしれません。お子さんに余裕があればその中で折り合いをつけたり、割り切ったりできるとよいですが、お子さんにとって明らかな不都合が生じているようでしたら、学校側と話し合っていくことも必要でしょう。
その際、人員配置などは学校全体で考えてもらうことも必要なので、状況によっては担任、支援担任以外にも、特別支援コーディネーターの先生、教頭先生、校長先生などに相談してみるのもよいかもしれません。
ゆきみさんが記事の最後におっしゃっていることはとても共感しました。ありがとうございました。
(監修:新美先生)
公立小中学校の特別支援学級は、定員が8名となっています。年度の途中に入級するお子さんがいたり、正式な入級でなくても必要に応じて特別支援学級を利用するお子さんがいたりして、特別支援学級にいるお子さんが徐々に増えていくというのはよくありますね。
特別支援学級を利用されるお子さんの、合理的配慮ニーズは一人ひとり異なっているので、定員いっぱいやそれ以上のお子さんがいると、十分な支援が行き届かないと感じることもあるかもしれません。お子さんに余裕があればその中で折り合いをつけたり、割り切ったりできるとよいですが、お子さんにとって明らかな不都合が生じているようでしたら、学校側と話し合っていくことも必要でしょう。
その際、人員配置などは学校全体で考えてもらうことも必要なので、状況によっては担任、支援担任以外にも、特別支援コーディネーターの先生、教頭先生、校長先生などに相談してみるのもよいかもしれません。
ゆきみさんが記事の最後におっしゃっていることはとても共感しました。ありがとうございました。
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
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