米粉ピザがきっかけて、泥遊び、小麦粉をこねるなどができるようになっていきました!

初回は失敗しましたが、ピザをつくる全体像を見せたことで娘が理解できたのか、最後まで一生懸命につくってくれました。できあがったものもおいしかったようで(自分の好きなものしかのせていないからというのもあります)、完食! 以後、米粉ピザはわが家の定番になりました。
娘がはじめてつくったピザ。形は悪いけれど本人は大満足でした
娘がはじめてつくったピザ。形は悪いけれど本人は大満足でした
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ピザがつくれるようになってしばらくしたタイミングで、練り切りづくりをやってみました。白玉粉の原料はもち米だからです。この練り切りは本当に上手にできたと親戚中に褒められて、娘はとても自慢げで満足そうな顔をしていました。
練り切りをつくる白玉粉の原料はもち粉です
練り切りをつくる白玉粉の原料はもち粉です
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上手にできたと褒められて、娘はとても自慢げでした
上手にできたと褒められて、娘はとても自慢げでした
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この練り切りがものすごく褒められたことをきっかけに、また、子どものお料理本をいろいろと借りてきて、パンやナンなどの小麦粉の世界を写真で見て「こういうのもやってみたい!」と思うようになったことも大きいと思います。この後、米粉だけでなく、小麦粉も触れるようになっていき、パンやナンも家でつくって焼くようになりました。
米粉ピザから1年、小麦粉も触れるようになっていきました
米粉ピザから1年、小麦粉も触れるようになっていきました
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それだけでなく、泥遊びなど以前ならば嫌がっていたこともどんどんできるようになっていきました。さらに、できるだけでなく、とっても楽しめるようになっていったので、小麦粉粘土で挫折しなくてよかった! と思っています。
この成功体験から、新しい物事に取り組むときには、全体像を娘も親も納得する形で共有することを心がけています。

また、できないことでもやり方を工夫することでできるようになっていくというのが娘も私も分かったので、「違う方法を考えてみない?」と相談しながら、試行錯誤ができるようになったのがこの米粉ピザづくりのメリットだったと思います。

何かひとつでも皆さまのご参考になれば幸いです!
執筆/秋山ゆかり

(監修:井上先生より)
料理に限らず、好きな遊びをしている時は気になる音や感触があっても大丈夫など、「好みの活動」に注意が集中することで感覚過敏性が緩和する場合があるようです。今回はべたつきの少ない米粉を選び、調理という好きな活動の中で苦手な作業である「手でこねること」を練習することができました。さらにトッピングを自分で選ばせたり全体像を説明したりといった工夫もうまくはまったと思います。また、計量スプーンを使うというのもお子さんにとって分かりやすかったと思います。

私も大学院生の時に発達障害があるお子さんへの調理指導スキルの獲得についての研究をしたことがあります。その時有効だったのは、料理のステップを示したレシピカードとつくり方ビデオでした。当時はピザトーストの入門編としてチーズトーストを導入していたことを思い出しました。
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https://h-navi.jp/column/article/35029809
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。

※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。

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